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大橋龍人の自己紹介(2023年12月)

こんにちは!ご覧いただき誠にありがとうございます!
着物生活をしている医学生こと大橋龍人です。

このnoteでは、僕が着物生活をしている理由や最近の主な活動について、簡単に紹介しています。

ぜひ僕や活動に興味を持ってくださると嬉しいです!
何なら一緒にやりましょう、よろしくお願いします!!



僕が着物を着る理由


突然ですが、あなたは「なぜ服を着るのか」について考えたことはあるでしょうか。

この疑問こそ、僕が着物を着るに至ったきっかけの一つでした。


大学に入る直前、高校生まで制服ばかりの生活だった僕は、私服での生活に戸惑っていました。


高校生までの僕の私服はほぼワンパターン。それに、体型のせいか合う服がほとんどありません。(僕、小さいんです。)

私服のレパートリーはないのに、買おうとしても似合う服が分からない、オシャレ?ナニソレオイシイノ?…そんな状態でした。


そこで、「服選び」について根本から考えてみようと思い至りました。
どこまで「根本から」かと言うと、「なぜ服を着るのか」についてからです、本当です。
服を着る理由を見出せれば、もっと服選びが簡単になるのではと考えたのです。


始めに思い浮かんだのは、これまで毎日のように着ていた制服についてでした。(「類似」と「対比」の「対比」ですね。)

制服は特定の学校の生徒だということを示す服装ですが、遠くから個人を認識することはできません。

日本人ならともかく、日本人の顔に馴染みがない欧米人などは、制服を着ていても誰が誰かわからないこともあるでしょう。
ほら、制服姿の集合写真で見分けがつかなくなる、アレです。


一方、私服を着ているならば、服の形や色で個人の区別ができます。

それに、選ぶ服の雰囲気によってその人の好みが多少なりとも分かるのも事実です。


こういった観点から、僕は「なぜ服を着るのか」という疑問の答えは個人の識別、「アイデンティティ」なのではないかと結論付けました。

そこから私服を「僕のアイデンティティ」としたときに、着るべき服装を考え、たどり着いたのが「着物」だったというわけです。


日本ではフォーマルな場でも用いられる着物ですから、着ていても失礼にあたることはまずありませんし、ポジティブな目線で見てくれる人が多いのも事実。それに着ることで、教養や文化の継承にもなると考えました。


と言うようなメタな理由もあれば、こんな考えもあります。

僕はStar Warsの大ファンなのですが、そのアピールにもなると思ったのです。

実はStar Warsで用いられている衣装は、着物にインスピレーションを受けたと言われています。

着物を着ることこそが、Star Warsファンとしての1つの役割であるとも感じました。

SWのコスプレ枠として取材されたことも(コスプレじゃないけど)


実際に着物をきて生活してみると、まさに「着物」が僕のトレードマークとなりました。

大学内の友達の輪も広がりましたし、多くの教授にも一瞬で覚えていただきました。

まあ、おかげで大学内で悪いことはできませんが…笑


このあと紹介するサークル活動でも、着物を着ていることで声をかけていただく機会も多く、着物のおかげで活動しやすい環境が整えられているようにも感じます。

特に衝撃的だったのは、町おこしサークルの一環でお会いした成田市長が僕の名刺をずっと持っていてくれたことです。

市長が一度しか会ったことのない1人の学生のことを覚えていてくださる…これは着物を着ているからこそ得られた経験だと思っています。

成田市長 小泉氏と


「人は2度死ぬ」という言葉がありますが、着物を着ていることで2度目の死までは人より少し長生きできるような気もしています。

と言うように、着物は僕にただ「服を着る」こと以上のメリットをもたらしているのです。

活動内容


ここからは僕の活動について紹介します。

もし興味を持ってくださる方がいましたら、ぜひメッセージいただけると嬉しいです。

・渋谷ズンチャカ!

渋谷ズンチャカ!2023 フィナーレ後の集合写真

渋谷ズンチャカ!はボランティアが主体で企画や運営を行う音楽祭です。

僕はボランティアの一員として参加し、企画の作り方や運営の仕方、コミュニティの作り方などを学ばせてもらっています。

そのため、僕が主体のサークルの運営方法は、基本的に渋谷ズンチャカ!の運営方法が基盤となっています。


運営方法を真似ている1番の理由は、企画・運営がボランティアということ。

渋谷ズンチャカ!を「部活の顧問」みたいな立場でファシリテートしている榎本善晃さんは、よく「本気の素人はやっつけのプロを起こせる」とおっしゃっているのですが、まさにこれが魅力の1つです。


プロが本気を出したら、本当にいいものが作れる。これは当たり前のことです。

けれど、素人でも本気を出せば、多くの人を感動させられることができる。

それを体現しているのが渋谷ズンチャカ!なのです。


※運営についての詳しい内容については、榎本さんのnote「ローカルプロジェクトのつくりかた」を参考にしてください。


ここでは、僕が1番力を発揮した2022年の渋谷ズンチャカ!での取り組みを紹介します。

2022年は新型コロナウイルスが猛威を振るう中での音楽祭の開催でした。

医学生の僕が主導すると言っても、実際の医療現場で働く医療従事者からしたら多少知識があるだけの素人。そんな素人の僕と、医療知識がほとんどない素人のボランティアによる感染対策を行いました。とはいえ、ものすごい量の文献を読み漁り、精査しましたけども。

実際にどのような感染対策を行ったかについては、ぜひ「感染症を学ぶ医学生が音楽フェスの感染対策について考える」を読んでください。


感染症の専門家が誰一人いない、素人による感染対策は功を奏し、1人の感染者も出さずに2022年の渋谷ズンチャカ!は幕を下ろしました。

そして、その内容を米国内科学会日本支部2023年次総会で事例報告させていただいたところ、医学生特別賞を受賞させていただきました。

まさに「本気の素人はやっつけのプロを起こせる」を体現した音楽祭になったと自負しています。


・医学科リアル脱出ゲーム


僕が主催として学園祭で開催したリアル脱出ゲームです。

渋谷ズンチャカ!の運営方法を最大限に活かせたイベントの1つとして紹介させてください。


「学園祭にリアル脱出ゲームを作って」という友人の一言からこの企画が始まりました。面白そうだったので、二つ返事で承諾して企画を進めていきました。

まず始めにしたのは、参加メンバー全員でのロケハン。実際にリアル脱出ゲームの店舗に足を運び、リアル脱出ゲームを体験してみました。

そこから全員でアイデアを出し、その1つひとつの意見を汲み上げて、企画を立ち上げました。

まさにこの、熱を持ったメンバー全員のアイデアを汲み上げるというところが、「偏愛」を寄せ集める渋谷ズンチャカ!のやり方を踏襲したものです。


全員の意見を取り入れたことで、最高の形でゲームを開催でき、初年度から満員御礼となりました。アンケートでも約9割の方が「満足」と回答くださり、良い企画になったと思います。

2年目となる今年は、運営メンバーを2倍、ゲーム参加者枠を2倍、さらに有料にして開催したのですが、見事完売することができました。68,000円の利益は全て、国境なき医師団に寄付しました。

来年度からは主催を後輩に譲り、リアル脱出ゲームを継承していく予定です。


・成田街歩きサークル


大学の成田市の町おこしサークルです。2年前に僕と友人が主体となり、立ち上げました。

僕の通っている大学の医学部は2017年に成田市に新設されたのですが、入学した当時は新型コロナウイルスの影響もあり、学生が成田市に定着していませんでした。

成田の地域もキャンパスがあることのメリットを気づいておらず、成田と学生が接点を持てずにいる状態でした。

そこで学生が成田市に根付けば、win-winな関係(シナジー)を築けると考え、立ち上げに至りました。


サークルの立ち上げから2年目ですが、伝統のある行事に学生を招待してくれるなど、少しずつ芽は出始めています。

参加させていただいた成田祇園祭では、救急車の次に交通が優先されるほど成田にとって貴重なお神輿を学生に担がせてくれ、歴史の1ページを学生に彩らせていただきました。

成田山新勝寺のお神輿


また、空の窓口である成田空港ともいい関係作りを行っています。

例えば、成田空港株式会社の社員さんに空港を案内していただき、自習スペースを探して空港を生活の一部に取り入れる試みをしました。

更に現在、学生がJALのグランドスタッフさんを含む社員に救命講習を行い、その謝礼として学生を普段公開していない整備工場に招待していただく企画が進行中です。

特にグランドスタッフさんは学生とも年齢が近いので、大学外・仕事外の友人として繋がりを得るキッカケにもなるでしょう。


お陰様で現在では、キャンパス内で3〜4番目に大きなサークルになり、活動者がどんどん増えています。


・下鎌田西小学校 校舎お別れ会

ポスターと校舎の桜

下鎌田西小学校 校舎お別れ会は、僕の母校である江戸川区立 下鎌田西小学校が廃校となるに伴って開催したお別れイベントです。

これこそ、ボランティアメンバーが企画から運営まで行うことでそのメリットを最大限に活かし、同級生のみならず先輩、後輩、その保護者とも協力しつつ、かつて通った学校生活を懐かしむイベントになりました。

イベントの詳細や参加者の声などは「下鎌田西小学校 校舎お別れ会 報告」に詳細を記載しているので、ぜひ覗いてみてください。


・ASMC(アジア医学生国際会議)2024

アジア医学生国際会議(Asian Medical Students’ Conference: AMSC)は、毎年夏季に開催され、アジア各国から300名以上の医療系学生が一堂に会し、テーマに沿った学術知識の共有と異文化交流により、将来の医療従事者としてのネットワークを築き上げる国際会議です。

なんと来年度は16年ぶりに日本で開催、しかも成田でなんです!
歴史、大学病院、大学、空港…etc.が揃ったこんなに親和性が高い場所は他にないでしょう。成田と学生を繋げる役割として、この地と会議を盛り上げるべく、尽力します。


今後の展望

ここまで今までの活動を語ってきましたが、中にはこのように思った人がいることでしょう。

「医学関係ないこと多くない?」

ええ、おっしゃるとおりです。
ただ、僕は全ての物事って医学に通じると思っています。

何故なら、この世のものって人間が知覚して創造しているのですから。「渋谷ズンチャカ!」での感染対策も入り口は医学に関係ないところからでしたが、最終的には繋がっていきました。

また、僕が考える「自分が診て欲しいお医者さん」は医学だけでなく色々な世界を知っていて、その経験から共感してくれるお医者さんです。

だからこそ、できるうちに医学とは一見関係ない外の世界を体験し、なんなら学んだことを医学の領域に還元したい。医学の発展に寄与したいとも思っています。

以上が僕の活動内容となります。
他にも色々あった気がしますが、それは直接聞いてください笑
(第九とか、And Natureとか、船舶免許とか、盆踊りとか、子猫拾ったりとか、留学生との交流会とか、ナリタノヒカリとか、ギターとか、あらすごい出てくる笑)

詳細を聞きたい!一緒に参加したい!という方は、お気軽にメッセージくださると嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう!✋
大橋龍人


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この文章は
Kano@幸せを届けるライターさんのご協力のもと執筆しました。
思考をアウトプットする大変良い機会になりましたので、オススメです。

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