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ロックの歴史を紐解いていく

日本史、世界史、美術史、文学史、服飾史、etc..
歴史と名のつくものは総じて好きだ。
体系的に整理された変化の歴史は、
個々の事象を全体の流れの中で捉える事ができるようになる。

というわけで、全ロック史なるものを見かけてしまったら、
読まざるを得ないじゃないか。

あくまでも歴史を語るスタンスではなかったけれど、
歴史を追いかけながらその年の代表作を紹介していく
ディスクガイドを中高の図書館で借りて読み漁っていた、
というか聴き漁っていたことを思い出した。

改めて調べてみたら、この本だよ!

1年ごとにその年の代表作を紹介していく作りで、
とにかく載ってるやつを聞きまくれば無意識のうちにロック史を
辿っているという作り。
どうやらその後改訂版が出ているらしいから今買うならこっちかな?

という懐かしい記憶を呼び覚ましつつ、『全ロック史』である。
これは今現在、最新のロック史であり、
全ロック史の名の通り、メタルやら、シューゲイザーやら、
ブリットポップやら、派生して現れているものも
全て包括して紹介してくれる。

メタルとか全く聞かないからわけわからんのだけど、
このガイドがきっかけでちょっと聞いてみても
いいかなとは思うようになった。

ネットの普及でディスクガイド的なものも随分減ったよね。
Spotifyでいくらでも聴ける時代だからこそ、
プレイリスト付きのディスクガイドがあると便利なんだけどね。

もういわゆる定番はだいたい押さえているんだけど、
まだみぬ1枚を求めて、ディスクガイドを見かけると
欲しくなってしまう。

まぁ今時はかなりジャンルが細分化されて、
それぞれでコアなガイドが出ているみたいだけど、
いまいちとっつきにくいんだよなぁ。

ただのディスクガイドではなく、
歴史として語る存在が足りないんじゃなかろうか。

なんてことを考えながら読んでたけど、
聞きたい音楽増えまくりでとても面白かった。


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