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クリエイトに対する値段設定。おススメ本と適正価格の考え方。

記事をお読みいただきありがとうございます(^^♪
なにげない1日をかけがえのない1日へ! 
毎日を爽やかに快適に過ごすために筆者が思い感じる事を書き記していきますので、何かのご参考になれば嬉しいです^^

今回は「適正価格」について。
私、クリエイターのような仕事もやってます。ロゴデザインやポスター、WEBサイトもLPなどなど、依頼主さんと相談しながら、デザインという分類の仕事もやってます。


手軽なかわりに搾取される安請け合いと価格競争

フリーになって気づいたのですが、クラウドワークスさんのようなオンライン上でのPC業務のやり取りなどを見ていて、「やっす!」と思った事がたびたびあります。

誰でも気軽に参入できるかわりに、自分の信用評価や名前が売れないうちはどんなにいいデザインやアイディアでも信じられない安い値段でやり取りされているのを見ていて、なんだかなぁ、とため息をつきました。

自分たちでは思いもつかない素敵なアイディアや提案を出してくれた人に対してのリスペクトが足りないなと思うのです。
また、素人の大量流入によって、経験もあってデキるワーカーと、価格設定もわからない素人半分とが全然わからなくなってしまいました。
(最初は安く設定して数こなして信用得ましょうーなんていう運営側の安易な呼びかけにもイラっとしたw)

私は、顔の見えない同士での仕事は一切お断りなのでそういったオンライン受注はしないのですが、デザインとかクリエイトってなんでそんなに評価が低くなるんだろうと、モヤモヤしてしまいます。

1時間でできても10日かかっても成果にかわりはない。

アイディアとかデザインって、何もない無から何かが生まれてくるわけではありません。
それを生み出す人のそれまで積み上げてきた技術、知識、経験、もっと言えば性格や人生、色んな人との出会いによる繋がりをもって、「こんなのいいんじゃないかな♪」という思考が生まれてくるんです。

センスは生まれながらのものではない

腕のいいクリエイターさんやデザイナーさんが、ポンポン面白いアイディアを出してくるのは、最初からスポンスポンできたわけではなく、何度も何度も試行錯誤を繰り返し、経験を積み、アイディアを生み出す思考回路を鍛えていったかであって、それ相当な時間と労力を消費してきた結果です。

10年、20年という時間の積み上げによって、短時間でアイディアをまとめる事ができるようになった人も多いと思います。
また、若さという貴重な期間をそのために使い、古参にはない斬新なアイディアや考え方も同等に貴重なものだと私は思います。

そういう、素敵で価値のある発想力や創造されたモノを、もっと評価していってほしいなぁと思うのです。

デザイナーやクリエイターは価格競争をしてはいけない

で、思うのは、買い手側は当然安くて良い物を思考でいて当たり前というのが日本なので、せめて売り手側が適正価格をちゃんと学び、苦労に合う対価を提示していくべきだなと思います。
本当は、買い手側も、安ければ安いほどいいだなんて価格崩壊的な思考はしないで、きちんと妥当な価格提示をしていくべきとも思います。

高いと頼まれない、安いと稼げない

思考をアウトプットして稼ぐデザイナーさんやクリエイターさんは、出てきたアイディアに原価というものを示すのが難しいので、なかなか価格設定に悩む場面も多いですよね。

価格は感情で決めてもいいんじゃない? という視点が持てる本

そんな事を考えて悶々としている時に、この本に出会いました。

私は、この本を読んで、
「そうだよねぇ、そうだよねぇ~!」と、悩みの一つを解決できるくらいの感銘を受けました。
損か得かでいけば、ビジネスにおいてどちらかが損でどちらかが得、という事はあってはならない事です。等価交換のためにお金という共通信用通貨があるんですもの。

高いなぁ、、、安いなぁ、、、というのは、売り手が思う価値を相手に伝えきれていないか、価値がある事をわかっているけど買い叩いているのか、どちらかがよほど欲深いのか。気持ちいいものではないですね。
なんとなく日本は、「お客様は神様論」の信者がまだまだ多く、上下関係のある商売が多いと思います。

そして、若者や自らが動く仕事であるほどに安く見積もられているようにも思います。お仕事って、役割の違いがあるだけで、等しくどれも大事なものなんですけどね。だって、必要があるから仕事になっているんだし。

だから、これって本来はこれくらいの価格が適正なはずだよね、という自分なりの価格設定感覚ってすごい大事だなぁと思います。

もっともっと詳しく丁寧にこの本では説明してくれます。
よかったら読んでみてください。

自分の、仕事の価値をもっともっとアウトプットしていこう!

奥ゆかしさと遠慮、相手を気遣う心遣いは日本人の美しい美徳です。でも、それはより強い立場の人間こそが持つべき精神であり、弱い立場の人間に暗に強要するものではないかなーと思います。
とは言え、やっぱり自分の事、自分の仕事の事、しっかり価値や重要性を世に訴えていき、理解者を増やすのも大事ですね。
自分の仕事に自信を持って、その存在価値を胸をはって主張していく。
そして相手の仕事の価値にもきちんとリスペクトを持って理解する。
職種価値だけが独り歩きして、世の中の事全然知らないでアホみたいな事言うだけでもお金がもらえるような仕事に負けてはいけませんね。
(どの職種とは言いませんがw)
私も頑張るぞー♪

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