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【顧客つくりに頭を悩ませている事業者さまへ】 〜事業者さまにチカラを注いでほしいコトのお願いです〜


動画を使ったWEBマーケティングコンサルタントの井上 恵です。


作者はこれまで、販売促進の業務に従事してきて「顧客作り」や「ファン作り」のロードマップについて常にどうすべきかと頭を悩ませてきました。

そんな時代・・
正直、結果が出せた気がしないのが本音です。

皆さまのビジネスはいかがでしょうか?顧客作りを

・飲食店
 現場のスタッフの調理スキル・接客スキルに頼っていませんか?
・小売事業
店舗のディスプレイ、販売力に頼っていませんか?
・BtoBビジネス
営業のマンパワーに任せていませんか?サービス開発ばかりにチカラを入れていませんか?


しかし、WEBマーケティングの勉強をしてみたら「そうか!こうしたらしっかり顧客になってくれるのか。現場の効率化が上がるんだ。」と自分がずっと出来ずに苦しんでいた想いに納得感を持てるようになりました。

この記事では事業者さまで「顧客作り」や「ファン作り」に悩まれている方に読んでもらいたいです。

苦しい気持ちを理解している作者が考える「顧客作り」「ファン作り」で強化すべきことをお伝えします。



ー 顧客作りとは ー


顧客の定義

販売された製品に対し、特定の最近の期間内に企業と積極的に関わった人

(事業者さまによって異なると思いますが作者は3回購入してくれたい顧客と考えています)


一定期間内に3回、自社の商品・サービスを購入し喜んでくれるお客様を「顧客さま」と呼びます。
そして、この3回!という回数が、難しくどの事業者さまも頭を悩ませています。

作る必要はあるのか?


YES!です。
なぜなら、こちらの記事でも少し触れていますが

「集客」が一番コストがかかる

です。
たくさんの経費を使って集めたお客様を1度だけの購入で終わりにしてしまうのではビジネスとして生産性が悪いです。


事業者さまが大切な経費を投資して獲得したお客様を大切に育てていく行為
それが「顧客作り」です。


顧客作りの現状


提供している商品・サービスによって取組みや考え方は異なると思いますが、10年以上業務に従事きた作者が見てきた世界では概ね以下のような取組みをしているのが「顧客作り」の考え方と施策の張り方です。

以下は参考ビジネスとしてBtoCの小売事業者様を例に示します。


・新規集客:
時間、コストを大きく投資して一人でも多くのお客様を獲得を目指す。

・リピート客:
新規集客の30%程度のコストを使って新規で獲得したお客様の約3・40%程度のリピートを目標に施策を準備する。

・顧客:
リピート客に対して現場でアプローチ。大きなコストは使わないことが多い。

顧客育成ファネル
※ ★印 = かけるコストが大きくなるものとする

このファネルでどこが問題でしょうか?

どうして3回目来店までお客さまをたどり着かせることができないのでしょうか?

作者もずっとわからずに、販促時代を過ごしてしまいました。
でも今思う気づきは、まさにマーケティング力!これが効いてないんだと考えます。

日本の労働人口は増えない


ここ数年ニュースにもなっているように日本は労働者人口の減少が課題であり、どの業界も労働者の確保に苦戦しています。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/19/dl/19-2-2-1.pdfより引用

こんな記事も出てますね。


現場への要求度は高すぎる


どの業界も現場で働いてくれる人口は減っているにも関わらず、各お客様に対する取組みの表で示した通り、顧客化にステップを進んでいくと「現場」の労力と比重が大きくなっていくんです。

これは作者もずっとメーカーで働いていた時代、問題視していました。

  • せっかく大きな投資をして新規客を集客したのに、現場がフォローしてくれない。

  • 集客してくれるのは嬉しいけど、現場は忙しくて接客に時間取れない。

  • 商品やメーカーの想いまで伝えられるほど時間ないよ。

  • 付帯業務がたくさんあるから難しい。

等々。
これを読んでくれている事業者さまでも「わかる!そこだよ。」と思ってくれている方がいたら嬉しいです。

改善するために各事業者さま「効率化」「時短」「削減」といったワードに関する項目で業務改善に取り組まれていることと思います。

その改善はうまく機能してますか?

作者はKGIの視点で見ると機能している事業者さまが少ないと考えます。
実際に作者もメーカーで働いてきて散々手を尽くしてきました、効率も時短、削減もしてきました。

しかし組織全体の利益改善まで貢献もできなかったし、何より結果として大切な人員を疲弊させてしまったんじゃないかと反省しています。

作者は今、伝えたいのは「効率化」「時短」「削減」への最短ルートの施策

マーケティング力の強化!です



マーケティングで顧客作り?


マーケティングの定義

マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。

マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。

ピーター・ドラッカー.『マネジメント』

有名な言葉です。

この言葉をどう受け止めて行動に移すのか?

作者は会社員時代ずっとこの言葉を聞いて、


商品・サービスまでお客様をたどり着かせることだ!

と受け止めて施策を考えてきました。

しかし、この言葉の受け止め方を


商品・サービス・事業者さまの想いをお客様まで届けて商品・サービスまで辿り着い育成していく

このように捉えるとどうでしょうか?
チカラを入れるべき箇所、取組むべきアクションが変化するのがわかりますか?

こんなイメージです。
商品・サービスに辿り着くまでに使っていたマーケティング

既存:多くの自業者さまの顧客作り動線

商品・サービス、そこにある想いを伝え辿りつかせる。
辿り着いた後にしっかりお客さまの心に寄り添うマーケティング

未来:マーケティングを強化した顧客作り動線


施策は無限にあるのがマーケティング

取組める施策していくつか例をあげます
・WEBコンテンツ
・SNS
・コミュニティ
・LP
・メルマガ
・セールスレター
・動画配信
などなど。

当たり前のコンテンツじゃないか?!と思われる事業者さまもいると思いますが、思い出して欲しいです。

マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。

ピーター・ドラッカー.『マネジメント』

当たり前ではなくこれらのコンテンツをどう戦略的に活用し、お客様からみた時に商品・サービスが自分にとってピッタリと合っている。

この認識をさせる。
これがマーケティングのチカラです。

「生産性効率にマーケティングはもっと使えるんじゃないか」


まとめると


強化すべきは「現場力」ではなく、現場で働く人たちがイキイキと活躍できるようにするための「マーケティング力」です。


マーケティング動線をしっかり整えて、
一緒に働いてくれている現場の方々の素敵な笑顔が見れる経営者さまになってください。


〜 POWER OF MARKTING 〜

マーケティングのチカラを信じて皆様の事業がキラキラ輝きますように






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