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三歳児神話は神話ではない。

今日は「三歳児神話」について
私なりに考えていこうと思います!

※私はまだ自分の子を産んで育てたことはありません。
ここに書かれていることが正解ではないです。
保育士をする中で勉強し、何十人もの子とふれあい、
保護者さんと話をするなかで得た知識と考えをもとに
書いています。参考程度に見てください。


三歳児神話とは

三歳児神話とは、Wikipediaによると

子供が3歳になるまでは母親は子育てに専念すべきであり、
そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方。

とのこと。
この説を信じている人、いまだに一定数いますよね😂
私がモヤっとするのが「母親は」と限定していること。
そもそもなぜ「三歳神話」が生まれたのでしょうか?

調べてみたところ、きっかけは
1951年にイギリスのボウルビィという精神医学者の報告書だそうです。
その中で、孤児院などで乳児の心身の発達の遅れが多い要因を検討し、
母性的な養育が欠けていることがその原因』と指摘したようです。

当時の日本の子育て状況から、この指摘が「母親が子育てに専念すべき」との考えにつながったのではないかと思われます。

詳しくはこちらのページを見てみてください!

この記事にもありますが、子どもの心身の発達に
母親の就労は関係ありません。



母性的な養育≠母親の子育て 

こちらの記事によると

母性的養育とは何かといいますと、乳幼児と母親(あるいは生涯母親の役割を果たす人物)との人間関係が、親密で継続的で、しかも両者が満足と幸福感に満たされている状態。これが基本的な精神衛生だというわけです。

と書かれています。母親とありますが、
私はここを「」もしくは「親の役割を果たす人物」と考えます。

理由としては、シングル家庭や同性の両親をもつ家庭など、家庭の形は様々であり、加えて母親に限定する表現はその背景に合わないと感じるからです。

あくまで私の考えです。

そして重要なのが両者が満足と幸福感に満たされている状態であること。

ボウルビィが言いたかったことは、
就労の有無ではなく、この部分でしょう。

就労しててもしてなくても、共働きでも専業主ふでも、
子どもも親も、満たされていることで
子どもの精神面の安定や心身の発達があるのですね。

夫婦仲がいいこと、愛情を感じること、
保育所や幼稚園などの質
それらが子どもにとっては大きな影響をもたらします。

なぜ「三歳」?

三歳児神話はなぜ「三歳」なのか。
実は脳のは三歳まで約80〜90%も完成するそうです。
そして脳は成長する中で極度のストレスを感じると、
その苦しみになんとか適応しようと変形していまうそう。

脳が著しく成長をする三歳までに経験することや受ける愛情、
認めてもらうこと、自己肯定感などが
その後の人生に大きく関わることのです。

子どもの脳の成長については次の記事で書こうと思います!
「三つ子の魂百まで」の言葉を取り上げ、
深堀りしていこうと思います😊




ここまで読んでくださり、ありがとうございました🙇‍♀️!

今日も1日おつかれ様でした!
明日がまたステキな1日になりますように!

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