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日本でも主婦湿疹と格闘している話

(トップ画像は記事と関係ありません。日本で撮影した良い素材がないので、とりあえずサンフランシスコの写真でいいかな、と消去法で選んだ画像です)

こんにちは。3年ほど前、私がアメリカに滞在していた時に、手湿疹(またの名を主婦湿疹)に悩まされている話を書きました。

その1

その2

この記事、意外と好評みたいで、3年前に書いた記事なのに、最も読まれた記事のTOP3にランクインしています。それだけ世の中には主婦湿疹に悩まされている人が多いんでしょうか。ただ、今読み返してみると、民間療法のトライアンドエラーの連続で、恥ずかしい…。自分の身体のことだし、本当に治したくてしょうがなかったので、必死だったんだと思います。

その後、あれだけ悩まされた湿疹が産前産後で消失しました。ホルモンバランスの影響でしょうか。その後、1年位してからぼちぼちと主婦湿疹が復活してきました。また湿疹の手荒れレベルは刻々と変化し、大体1ヶ月単位で良くなったり悪くなったりを繰り返します。ここで、やはりホルモンバランスのせいだと再確認しました。

ただし、お医者さんに相談した訳でもないし、なかなか治らないばかりか徐々に悪化してきている。その後日本に本帰国しましたが、義理の両親の家ではめちゃくちゃ荒れるのに対し、実家ではほとんど荒れたことがありませんでした(ここポイント)。私はこのとき、義理の両親が住む自治体の水があわないんだとばかり思い込んでいました。

さて、ワセリンを付けても、既存のステロイド剤をつけても、一向に治る気配がなく、続けてホルモンバランスと水道水のせいにして放置していました。でも。浸出液が出ている我がお手々は料理をするにも仕事をするにも気になってしょうがない。ついに我慢できなくなって、コロナウイルスが収束した頃を見計らって、皮膚科に行ってみました。

恐る恐る皮膚科の先生に手を見せたところ、一瞬で「ひどい湿疹ですね」の一言。本当に瞬時に湿疹と診断されて、薬を出されてハイ終わり。診察時間1分。ちなみに、最近コロナの影響で、手のアルコール消毒をする機会も多いと思いますが、そういう行為はサボりつつで良いと先生に言われました(これも重要)。いつも苦しみながら手のアルコール消毒をしていたので、私にとっては本当に神の一言でした。

ところが皮膚科に行っても湿疹の原因までは見てくれないんですね。ということで、しばらくは良くなったり悪くなったりの繰り返し(で、本当に少しずつ快方に向かっている)でした。

これまでのところ、

調理をするときにゴム手袋をする。
スポンジをこまめに替える
キッチン洗剤を手にやさしいものに変える(うちは椰子の実洗剤)

ということを徹底して湿疹予防に努めていたのですが、原因はもしかしたらこういうことではないのかもしれないと思い始めました。

そこで出会ったのが、同じ市町村の方が書いたブログ。その方は、「ほとんどの主婦湿疹は、アルカリ性洗濯洗剤の刺激が強すぎることが原因」と言っていました。最初は半信半疑だったのですが、確かに自分の手を観察すると、水仕事の後に手を洗ってタオルで拭く瞬間が一番ピリピリしています。使用している洗剤を確かめると汚れがよく落ちると言われている、安いアルカリ性洗濯洗剤でした。もしかしたら手を拭くタオルにも少し洗剤が残存していたのかもしれません。

これを突き詰めたときには、結構ビビビときてしまいました。すぐに薬局まで行き、買ったのはこの洗剤。

無添加で中性。色は、薄い黄色がかった透明の色をしています。

早速この洗剤で洗濯を始めましたが、今のところはいい感じ。導入後5日が経過しましたが、なんと湿疹が完治しました。タオルで手を拭いたときのピリピリ感ももうありません。

飽くまでも個人的な体験なので、どうぞ話半分に読んでくださいね(笑)

これにて長きに亘り続いた湿疹との戦いが終わろうとしています。ただし、敵はいつまたやってくるかわかりませんので、しばらくは様子見で、また何かあればこちらで報告させていただきます。