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ドイツ留学をすれば日本を好きになる🇯🇵

Point:失って初めて気付くことの多さ

留学というと「日本に帰ってきたときには日本より海外が好きになっている」というイメージが強いのではないでしょうか。
結論から言うと、どちらにも良い点・悪い点がありますが自分には日本の方が合っていると感じます。

最初はこうなると予想しておらず、むしろ留学前は日本に対して愛着を感じることはそこまでありませんでした。
しかしドイツに来て7ヶ月が経ち、今は日本のことが好きになりました。(帰国後どう感じるかはまだ分かりませんが、ドイツに在住している現時点の感情です)
そんな私が日本の良さについて語りたいと思います。
※あくまで私の感想なので、個人差あり

日本を好きになったきっかけ

留学に来て2ヶ月が経った頃、ずっとパンとパスタばかりを食べていた私はさすがにご飯が恋しくなってきました。
私の寮には炊飯器があるので(私のルームメイトの友達がくれたらしい)ご飯を炊こうと決意しました。そこでご飯に合うおかずを作り、ご飯と一緒に食べたときに、「ああ、やっぱり白米って美味しいんだな」と当たり前のことを再確認しました。

もちろん日本米じゃないので完全に日本食ではありませんが、日本食を食べる幸せが他国の料理を食べる幸せの比にならないことに気づき、自分が日本人であることを強く実感しました。
(きっかけはけっこう単純)

日本を好きな理由

1.安くて美味しい外食産業

海外に行ったことがある人なら間違いなく気付くのが、「なぜ日本では安くて美味しいご飯がいつでも食べられるのか?」という点です。
サービス業の方には頭が上がらないです。いつもありがとうございます。
ヨーロッパでは、まず外食は高いです。そして味はそこまで日本と変わらない、もしくは日本の方が好みの味だったりします。

TIP:海外では生物(なまもの)を食べることが少ない

海外でなかなか食べることができないもの:海鮮丼、生卵かけご飯、焼き肉、寿司…
生魚と生卵は海外で食べることができない例で有名なものです。

2.娯楽の種類の多さ

カラオケ、ボウリング、映画、テーマパーク、温泉、大学のサークル活動など日本の遊びは種類が多いと感じます。
ドイツでは、寮で友達とご飯を作る、バー、クラブに行くくらいしか思いつかないのが現実です。(私の住んでいる街が小さいからかもしれません)
そのため娯楽には困らないのが日本の良い点です。

3.お一人様に優しい

お一人様向けの外食、カラオケ店、エンタメ…
一人でも楽しむことができる物が日本にはたくさんあります。

4.人間が穏やかで優しい

これはもちろん個人差有りだと思いますが、基本的に日本の人は穏やかで落ち着いている印象です。そして、感情を表に出す人は少ないと思います。
ですがヨーロッパだと感情表現が豊かな反面、怒りなどを表に出す人も多いので怖いと思ってしまう場面が多いのも事実です…

5.安全

治安の良さは日本の特徴の一つですね。
子どもたちが自分たちだけで登下校できるのも、治安の良さ故だと思います。
夜遅くでも、一人で歩いて帰ることができるのも日本でしかできないと思います…

TIP:友達と遊んだ後、帰宅したときは報告する

ヨーロッパでは友達と遊んだ後に一人で家に帰る場合、「家に着いたら必ず連絡して!」と言われます。これは日本であまり見られないことですが、ヨーロッパでは当たり前の様です。これもヨーロッパだと何が起こるか分からないから、という危機意識の表れだと思います。

6.年間を通して日照時間が一定

夏でも夜でも、日照時間がある程度一定しているのって日本では当たり前ですが、ヨーロッパは違います。
冬だと一日中薄暗いこともあるし、夏だと逆に朝から真夜中まで太陽が昇っていることもあります。
この日照時間の差があると、かなりメンタルブレイクしやすいと私は感じています。太陽大事。

7.冬が短い

ドイツだと11月~4月くらいまで冬のように感じます😭
日本だと長くても3月くらいまでだと思うので、4月になると桜が咲いて春を感じる日本がとても恋しくなります…🌸

8.インフラが整っている

これは本当に日本の良い所だと思います。
ドイツで生活していて、電車は毎回遅れる、シャワーのお湯は夕方からなぜか出ない、配達物は届くかすらも怪しい、暖房費が上がってお金を払っているにも関わらず使えないことが多々ある(しかも寒い夜ほど使えない)など…
一方、日本だと電車は毎回時間通りに来る、いつでも温水が出る、配達物は時間指定もできる、暖房もいつでも使える…
こういう面での生活の質で考えると、日本はかなり贅沢なんだと感じます。書きながら日本に帰りたくなります😢

9.国内でも旅行が十分楽しめる

日本国内でも、各地域で特色が全く異なり飽きることなく楽しむことができる点は、日本の良いところだと思います。
例えば、北海道と沖縄では全く全然違いますよね。一方ドイツで言うとハンブルクとミュンヘンはそこそこの違いがありつつも、日本ほどの大きな差はないように感じます(地理的な問題もあるので仕方ないことですが)

10.便利

日本には100円ショップがあり、便利グッズを開発する会社がたくさんあり、24時間営業のスーパーやコンビニがあり、とにかく何でも揃っていると感じます。

感想

今までどれだけ自分が恵まれていたかを実感する日々です。
やはり生きていく上で「何を持たないかではなく、持っているか」を意識することは大事なんだなと気付きました。

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