沸騰中の地球を平穏無事に生き抜くことは大変難しい。

今回は我が身に起きた、体型の変化について。

1.中年太りよ、こんにちは

下腹のぽっこりが、かたくなってきた。以前は、一時滞在者みたいな顔をしていたのに腹肉がレギュラーメンバーであるかのような顔をし始め、なかなかへこまない。

これまでわたしは食べたとしても、動いていれば、夜増加した体重は、朝になれば減っており、睡眠中に相殺されていた。要するに、太らなかった。今思えば、これが、いわゆる「基礎代謝」というやつだったのだ。

その基礎代謝が低下しつつある。これが中年太りか！ という衝撃。

先週の土曜日は、映画館や美術館を梯子した。猛烈な日差しの中、周辺を散策したら熱中症の大惨事になってしまうので、ちょこちょこ喫茶店に入ったりしてしまった。パンケーキを注文したのも良くなかった。その結果、月曜日にお腹が膨れ上がってしまって、働いている最中に気持ちの悪い状態が続いていた。仕事に集中できないのはストレスにもなる。

そんなわけで、今週は暑かろうと、勤務後にウォーキングするようにして、食べる量を減らした。腹部の膨満感は解消されたが、ぽっこりはレギュラー顔をして居すわっている。

2.ぽっこりの原因と改善点

下腹のぽっこりが解消されない原因はいくつか考えられる。

①運動不足
毎日35℃前後の気温なので、なるべく外出しないようにしている。それと、転職後は電車通勤に時間が取られ、運動する時間が以前より減少している。あと前職ではちょこちょこ動いていたのだが、転職後は朝から晩まで、ほぼずっと座っているのでそれも原因のひとつであると考えられる。

②自炊をサボり気味
やはり外食にすると食べる総量が増えてしまうのだろう。とはいえ、この暑さの中、料理すること自体がつらい。

③冷房で体が冷えている
これも熱中症対策で今年に限っては、あまりエアコンを切らないようにしている。もともと冷え性なので、冷風が身体に与えるダメージはそこそこあると思われる。しかし、熱中症になるコストの方が、ばか高いので、冷房に頼る日々は続くだろう。我が家の場合、冷房が虫対策にもなるのでケチることはできない。

改善点は以下のようなものになる。

①運動する時間を確保する
1時間は必ずウォーキングか、できればランニングをする。自宅では『リングフィットアドベンチャー』を復活させる。実のところ、若干、飽きているので、『Fit Boxing2』がほしい。

②自炊をする
外食は週に1回程度。ただ、この暑さと性能の低い冷蔵庫を使っていることもあり、週末に作り置きをしても傷むスピードが速い。レンチンしたら、酸っぱいにおいが漂ってくるのってホラーかつ労働後の疲労した頭では受け止めきれない。心理的なダメージが大きくて、枕を涙で濡らすことになる（大袈裟）。

③湯舟に浸かる
シャワーでさっと汗を流すだけだと、体は温まらないのだろう。うだるような暑さの中、体自体は冷えている。自律神経も狂っているはず。何とも不健康。

3.基礎代謝に感謝（韻を踏んでいる）

さようなら、基礎代謝。ありがとう、基礎代謝。いつ帰って来てもいいんだよ。待っているよ、ずっと待っているよ。基礎代謝、君がいないと、わたしのクオリティオブライフがだだ下がりするなんて知らなかった。君がいなくなって、そのありがたみがはじめてわかったんだよ。

（戻って来いよ、こんちくしょう。首根っこ引っ張って、元通り働いてもらうぜ）

年を取ることによる痛みをまざまざと感じ、わたしはまたひとつ大人の階段を上ってしまった。

新たな相棒は、ぽっこり。でも、こいつは本気で切ろうと思っている。現状を追認してはいけない。

ただ、自分の体を観察できて、それについて考えられるのは、精神的に余裕があり、生活にゆとりがある、ということなので、「基礎代謝の低下」に気付けている今は、それほど悪くないのだ。気付いたら、巨体になっていたなんてことも、世の中にはあるはずなので。

同い年の芸能人がマッチョではないが、明らかにトレーニングしているふくらはぎ、筋肉が見える脚を披露していて、いいなと思った。うらやましい。

4.目標は筋肉量を増やすこと

このピンチをチャンスに変えて、筋肉を手に入れて、基礎代謝を連れ戻して復縁したいと思っている。