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#映画感想文『TOVE/トーベ』(2020)

ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンを主人公として描いた映画『TOVE/トーベ』を観てきた。

監督はザイダ・バリルート、フィンランドとスウェーデンの合作映画である。

恋と仕事が絡まりあうトーベ・ヤンソンの30代が描かれる。公私混同が甚だしく、すべてが地続きであった。

誰とでも寝てしまう女性を好きになってしまい、嫌いになりきれないトーベは悩みながらも、即断はせず、縁を切ったりはしない。

人間は、やはり合理的ではないのだと改めて思わされた。

ときには、道を外しても、後悔してもいい、というメッセージも感じられた。

そして、この映画を観終わったら、聴きたくなるのが『SING, SING, SING』である。(ジャズについて勉強しようと思っていたことを思い出した)

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