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花言葉は勇気

承認欲求、という言葉がいつからか日常会話に出てくるようになった。人から認められたい欲、の総称とされるその言葉は誰もが持ってるはずのものなのに、蔑みの言葉として使われることが多いように感じる。

「承認欲求強めだよね」

と言われるだけで、人から評価されることに必死な人、頑張ってるアピールを周囲に伝わるようにしてる人、そういうレッテルを貼られることになる。誰だって多かれ少なかれ、「なんで頑張ってるのに認められないんだ」「あの人が評価されて私が評価されないのはおかしい」という想いを抱えているにもかかわらず、そう揶揄されるのはただ単に嫌われ者なだけなのか。

そしてこの承認欲求、どうしてすぐセックスに結びつくんだろうと思ってしまう。別にフェミニストでもなんでもないけど、「抱かれてる私!!」となっている(ように見えているだけ?)なことが多い気がする。男が「モテてる俺!」となるのとは少し違う。「俺のちん○欲しがってくれてる!!」となるのも少し違う、気がしているだけなのかもしれないから実例があったら教えて欲しい。

最近聞いた話とこの芝居の内容が妙にリンクしてしまった。内容はそれぞれ違うし、脚本家、演出家からしたら、全く意図しない受け取り方だと思うけど。そもそも論で言ってしまえば、別に他人に認められなくても生きていけるから、そういう勇気を持っていきましょうってことだと思う。

3月2日、ブス会✳︎「エーデルワイス」東京芸術劇場シアターイーストにて

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