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通常ゼミから世界の誰かへ。

5月13日。目白大学。勝野ゼミ。

多くの生徒は帰路に着く頃であろう。毎度のことながら「大変だね〜」と声をかけるのは私の友人だ。金曜日の5限の時間。それがなにを意味するか。そう、勝野ゼミの時間である。今回は5月13日の活動を記録する。

雑談

授業の終わる鐘とともに生徒の足取りは軽くなる。私たちの向かう場所は地下二階の演習室だ。本日のゼミで行うことを一通り聞いた後、我らが勝野大先生が話を振る。例のごとく。
「前回の飯はいかがでしたか?」
それは毎回恒例のゼミご飯ついて。ゼミご飯とは生徒が毎回2人ずつ先生との夕食を交わすものだ。将来やらゼミのことやら、あれやこれや色々なことを話す時間だ。このように個人個人が先生と会話を弾ませることで自ずとキャッチボールを交わし、悩みや不安など相談しやすくなるというわけだ。前回は焼き鳥に行ったらしい。焼き鳥が美味しかった、特に塩!という意見が飛ぶ中、就職に関する話が聞けてよかった!という声もあった。何かを得ることは各々で差が生じるかもしれない。もしかしたらなにも得られないと感じる人だっているだろう。しかしそれでも、勝野ゼミの一つの特色として毎回のゼミご飯は貴重な時間ではないか。オンライン授業の沼に捕まっていた私たちはなおさら、直接顔を合わせて話す機会はそう多くなかった。そのきっかけを作ってくださっている。大事にしたい。

ゼミメディア

ここからは真面目な時間。ゼミ生で運営しているTwitterとnoteについて考える。目標という目標はないが自分達がメディア学科の生徒として、メディアを利用するのだ。得られることや自分たちが普通とは違う運営の仕方。そしてその考え方を整理していかなければいけない。どうすれば閲覧者を増やせるか。閲覧者の興味を惹けるか。またTwitterから私たちを知った方々をnoteに誘導した際にいかにnoteを魅力的な記事にするか。こういったことが毎回のゼミ冒頭30分ほど討論される。一筋縄ではいかない。

Twitter

さてまずはTwitterだが投稿内容の確認をする。文章の作成とハッシュタグの配置を各々が行い、それらを投票という形で採用する。採用されたものが正式にツイートとして発信されるわけだ。こちらは恒例化したためすんなりと済んだ。だがしかし、問題点が一つ。議題の壇上に上がる。それは過去のツイートに「いいね」がないことだ。それはゼミ生も含めて。メディアというもの全てに言える。本、漫画、映画、音楽、ラジオ。全て誰かのリアクションがあってこそのメディアである。制作者は誰かのために作っているわけではない。しかし誰かが反応することで救われているのだ。だからこそこの議題はごもっとも。Twitterの垢を持っている人はなるべく「いいね」すべきだ。という意見で一致した。その後、ツイートには僅かではあるが反応が増えてきている。

note

noteを作る。つまり、自分たちで自分たちの記事を作ること。それは非常に難しい。個人的な意見だが、他人のゴシップだの恋愛だの成功失敗。それらを記事化、文章化するということは割と容易なことなのではないかと考えている。しかし自分たちのことを他人に評価されるために指標としてそして案内として記事にすることは慣れてないことであり、むしろ未経験である。だからこそおろおろしている。全体として。とにかくやってみるしかないと鶴の一声。アカウント運営者を中心に投稿スケジュールを組み上げ、ぼんやりしていたものを見える化した。それで今は十分だろう。兎に角やってみるしかない。

REDフィールドワーク説明

我がゼミ、大きな行事(?)の内の一つ。フィールドワークがついに間近に迫ってきている。REDというものをご存知だろうか。兎に角すごいので調べてみてほしい。RED 東京タワー検索。東京タワーで気づいた方も多いのではないか。何度かテレビでも特集が組まれていた。次世代の遊びが詰まっている。VRやそんな感じの次世代!を詰め込んだアミューズメントテーマパークである。HPを見ただけでは笑いが止まらない。鼓動が高鳴る。楽しみという文字がわちゃわちゃと頭に浮かぶ。今回はそんなフィールドワークの導入をスライドと共に説明した。行く時間。そもそもなぜここを選んだのか。若干細かい部分まで説明することで疑問を無くし、より楽しんでもらう。またただ楽しむのではフィールドワークとして行く意味がない。社会や文化。産業や消費。表現や技術。これら3つの観点を強く持ち、楽しむことでメディア学生としての新たな発見があるのではないか。そういった期待や狙いがある。こちらはまだこの記事で語れることは少ないが、かなり内容の濃いワークになるだろう。記事として投稿されるのを乞うご期待願いたい。

さて、ここまで勝野ゼミの通常回をざっくり話してきた。
この記事を読んでいる他の大学の方や大人の方が少しでも参考に、またあるいは反面教師として利用していただければ幸いである。

(担当:3年 涼)


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