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20歳 –大人って実は子どもなんじゃあないか?–

私はもうすぐで21歳になります。
20歳、成人という大きなライフステージの転換点を迎えてから1年🔰という訳ですが、

なんということでしょう!どうしたことやら、まだ私は大人になれていません、、、(O_O)
今回は成人の年齢も変わるということで、「大人」について記事を書きました!!それではどうぞ!

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4歳のとき、まだテレビの裏で芸能人が歌ったり踊ったりしているのではないかと思っていた。その頃の私は、大人と子供の差に愕然としていた。

大人は、わたしには食べられない大きなハンバーガーを軽々と食べる。「なんで私の小さな口とお腹にはあのジューシーで大きなバーガーが入らないのか!!!」と何度思ったことか。

大学生は4年までではなく、3年生までだと思っていたあの小学生の頃、「大人は自分の好きなものを買えていいな、うらやましー」とよく思っていた。

中学、高校生のときも大人になれば自由が手に入るぞ!とか思っていた

大人になれば、大人になれば、大人になれば…

と思いが風船のように膨らんでいた。
しかし、勉強やらバイトやらが思ったより忙しくて、大学生活ではそんなことはとっくに忘れて過ごした。いつの間にか成人を迎えた。

私はもう大人だ。

大きなバーガーを大きなひとくちでかぶりつけるようになったし、転んでも泣かないし、そこまで高価なものでなければ自分のお金で買うことができるようになった。晴れて自由の身だ。もちろん20歳になったので、飲酒という権利も得て、たまにはほろ酔い気分で上機嫌を楽しんだりもする。

しかし、「おや、なんかおかしいゾ」と思う。
大人なのだが、大人にはなっていないのだ。

わりと今でも、私はずっと子供の私を引きずっているような気がする。根幹は、今でも子供のままなのだ。

小さい私が、そのまま大きくなったような感じがする。言い換えると、子供の自分を隠して大人のふりをしているようなのだ。

大人になればなるほど、小さな素振りや言葉の響きで、人の思考(裏の部分とか建て前)がわかるようになる。そうなると、相手のことを考えてしまう。シンプルに自分が思っていることを、外に表しづらくなるのだ。世間の目から自分が被害を受けないように、私たちは敬語で礼儀良くして、世間の目によく見える自分であろうとして自己保身をする。

大人という皮を何枚も重ねて、コーティングしてカッチコチになっているような感じ。大人なんだからそんなの当たり前でしょ、と思われるかもしれないが。

そんな大人でも、残念ながら悲しく苦しいことは振りかかってくる。

ちょっとしたことで泣きたいと思う時、子供の頃がよみがえってくる。小さい頃は、どうでもいいくらい些細ことでよく泣いていたが、まさか小学生の自分が20歳にもなって泣きじゃくるとは思ってもいなかっただろう。だって、大人だから。

だけど、大人が子供の延長線上であり、ただ「大人」という皮で自分を守っているだけなら、そこで無理に大人っぽく泣き止まなくてもいいんじゃないか。もともとこどもなんだから、泣くのはもう経験で培われた本能なんだ!

大人だって昔はこどもで、子どもの大先輩というだけ。もしかしたら大人は今もこどもかもしれない。嫌なやつも昔は子ども。有名人だって、億万長者だって、昔は子ども。

ええ、そうなんです、みんな子どもなんだ!
実はこの世界は、ピーターパンのように、子供だけの世界なのかもしれない。

P.S.
こういう風に思えば気が楽になる!!
まだまだ大人🔰マークが外れない私です。
大人になるって難しい!小さい頃は大人は全ての物事をこなせる存在だと思ってたけど、そんなことなかった…。まだ出来ないことたくさんあるんですけど!40歳ぐらいになったら成熟して大人のどっしり感が出るかしら!




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