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東京嫌いの人間の、一時帰国ご報告。


たった5日間ほどですが
休暇を利用して東京に帰ってみました。

私は生まれてこの方ずっと東京に暮らしてきた人間です。
親戚もみんな東京で、帰る場所がない…帰省に憧れてました。
何度か東京以外に住もうとしましたが、
大学やら、仕事やら、結局ずっと東京。

働き方はひどい、仕事でやりとりも細かい、
気遣いに疲れ、丁寧すぎるアレコレに疲れ、

Xで何でもかんでも文句を言う国民性、
(まさにいま自分が文句を言ってますがw)
インスタでマウント取り合うストーリーだらけで疲弊。。


あまりに長いこと東京にいるので
住みたい都市ももうないし
どの都市にも(悪めの)思い出が詰まってしまっていて、
毎日めちゃくちゃ疲れていました。

だからオーストラリアに来てすぐ
「あー…たぶんわたし、海外移住があってる人間だわ…」
と思ったほど。

一時帰国も短めに設定し、5日間。
やりたいことも特別なく、
とにかく友だちに会えればよし!というスケジュール。


よく海外留学生が帰ってきていう、
「日本最高ー!」
というのがありますが、
いやいや大袈裟な…ツライやろ日本。
と思っていました。が。


日本最高ーーー!!!


な一時帰国でした。

なんなら、
うっかりホロリと涙するかもというほどに
感動したこともありました。


、、、なぜか?

まず、ほぼ確実においしいという奇跡。


私メルボルンに来てからかなり痩せたんです。

ごはんに知らず知らずに
ストレスを抱えていたみたいです。

値段が高いのに(2,3000円)
80%くらいの確率で、何かが気になる

最近でいえば
全体的に脂っこい
野菜がカタイ
ソースがどっぷりすぎる


こんな感じなので
腹ペコのときも「おいしいといいな…」と祈る始末。
思いきりかぶりつけない。

さらには量が多くて食べるのがつらい…

頼みの綱、お寿司は見た目が完璧でも
食べるとごはんが硬い、パサついてる
酢飯なのか、アルコールのような不思議な香りがする、
なんかしっとりしてる…

つまり毎回、何かがちがう…

絶対おいしい、っていう安心感が
意外と大事だったみたいです。
ちなみに5日間だけなのに
帰国で2キロ太りました。

あと他にあげると

店員さんが親切。
オーストラリアは呼んでもまずすぐに来ない…

ごはんがすぐ来る
こちらは
待つのがデフォルト、たまに忘れられる。。笑

道がキレイ
道にゴミを捨てる人がいない…ゲロはあるけど

友だちが優しい
こっちの人もやさしいけど、友人関係はやや流動的な印象。 
移住、移民が多いから…?
日本でずっと一緒に遊んでくれる友達がいるありがたさを痛感

商品陳列、商品そのものが美しい
品揃え、商品ひとつずつの作り込みがすごい。
こちらでは壊れてたり、傷がついてたり、それも愛らしいけど
完璧なものをしばらくみてなくて感動…笑

温泉!銭湯!ちゃんとでるシャワー!
海外駐在なのでそれなりの場所に住まわせてもらってますが、
シャワーの出はめちゃくちゃ悪いし、温度調整できなくて辛いです。
あたたかい水がちゃんとした水圧で出ること、贅沢です。

お辞儀文化
こちらのSORRY!も好きですが、
ぶつかったり、何かあったときにぺこりと挨拶されるのは
なんだか心に来るものがあります。。


という感じで日本を好きになって帰れた一時帰国でした。

ただ、金曜日の夜に帰ったのもあり
地下鉄に乗ってるサラリーマンの顔はめちゃくちゃ疲れていたし、
なんだか派手な服を着たらすぐにX(Twitter)に呟かれそうなほど
みんな暗い服装、暗い髪型してるなというのはありました。

もう少し、自由さや適当さがあるといいんだけどなあ…なんて。はい。

ないものねだりですね。

こちらでの生活ももう折り返しですが、
このタイミングで来てよかったー
めちゃ回復しました。

一時帰国、いいですね。

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