自分の見ている現実と他人の見ている現実が違うんだと、改めて気づかされた出来事
2か月半前に義弟の結婚式があって、そのときに義弟のお嫁さんのご両親がこんなことを言っていました。
「〇〇(義弟の母、つまり私の義母に当たる人)は、本当にいい人だった。」
「素敵な女性だったね。」
正直、「はぁ???」と思いました。
「ちょっと待って。そのお嫁さんのお母さんのこと、陰でいつもひどいこと言ってたよ?」
そのお嫁さんのお母さんの口から
「〇〇は素敵な女性だった。いい人だった。」
と出てきたことには本当に驚きました。
それから、私の中ではすでに過去のこととして手放していたはずのことが、時々私の頭の中をちらつくようになりました。
そういえば、こんなこともあったなー。
義母は7年ほど前に亡くなったんですが、そのあとに義弟のお嫁さんの大親友のひとりでカウンセラーをしている人と義母について少し話したことがあって、私はこう切り出したんです。
「お義母さん。長年、精神状態が不安定で大変そうだったよね。。夫にも何度かお義母さんにカウンセリング受けさせたほうがいいよ。って話していたんだけど。。」
と言ったら、
「え?」
と言われて、
「え?!お義母さん。鬱だったでしょう?」
と言うと、
「いや、違うよ。。」
と言われて、ビックリしたことがありました。
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それから、義姉の娘からの言葉にも驚かされました。
「おばあちゃんは、本当に勇敢な人だった。私のヒーロー。」
初め、そのことを聞いたときに「誰の話?」と思いました。「おばあちゃん」って言ってたのを聞き間違えたのかと思いました。
同一人物なのに、私が見ていた義母と、身近な人が見ていた義母の姿が、あまりにもかけ離れていたことに驚かされた出来事でした。
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周りで起こる出来事は、自分の内側が反映されている
というけど、私のどの部分が反映されてあんなことを見せられていたのか、私のどの部分が義母が私に見せていた部分を引き出していたのか、今でもよくわかりません。
負の部分が強くて、波長があまりにも合わなさすぎで、もし他人ならもうとっくのむかしに、距離を置いていた人。
でも、夫のお母さんだったので、そうするわけにはいかず、しかも家族での集まりがひんぱんにあったので、どうにかして慣れるしかありませんでした。
もし、みなさんが私と同じ立場にいたら、みなさんだったらうまく付き合っていけたのでしょうか。
私が繊細過ぎだから?
どうにかして、お義母さんとのこと、いいように考えようと頑張ったけど、綺麗ごとでは片づけられない部分も正直あって、私はどこかで無理していた部分があったと思います。
もちろん、学ばせてもらったこともたくさんあって、私の肥やしになっていて、そのことはとても感謝しています。
義母を通して人間の醜い部分も見せてもらったし、引き寄せの法則が目に見えてわかったし。。
***
先日、私の身近にいる女神様のような存在のアンジュちゃんと、このことについて話していたんですが、
「あのときのことを、本心で書いてみたらいいよ。
絵を描くように、忠実に。
あのときの自分の姿を思い出して、書いてあげたらいいよ。
美化しようとしなくていいんだよ。
そのままの気持ちを。本心で書いてみたらいい。」
と言われたんです。
それで、A4のノートに、あのときのことを思い出して、書きはじめました。
そしたら、12ページにもなりました。
義母が亡くなって7年ほどにもなるし、うろ覚えの部分もあって、何とか記憶をたどって書いているエピソードもありますが、この際、義母とのことで、感じたこと、気持ち、全てを、自分に寄り添って書いてあげようと思います。
自分の気持ちを大切にしてあげようと思います。
とりあえず、今のところ12ページ書いたけど、まだ書き終えてないです。私の内側から出てきたら、そのつど書き出してみようと思います。
まだわかりませんが、義母とのエピソードを、こちらでもシェアするかもしれません。
似たような経験をされている方や、こういう経験をされていない方にも、何かしら気づきがあると思うし、もしかしたら
「私、このままではいけない。」
と、負のサイクルから抜け出すきっかけになるかもしれないと思うからです。
私は、みなさんに幸せになって欲しいのです。
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