見出し画像

一体、痛みはどこからくるのか

耐えられない痛みで診察を一週間早めてもらって、水曜日に血液検査を含めて診察に行ってきた。

その後、痛み止めを増やしても、どんどん痛みが増して自分でも何故痛みが出てくるのかわからない。

当日、診察室に呼ばれて、血液検査の結果を見て主治医が言うには「血液検査の結果はほぼどこも問題なく、骨髄腫の値も前回より少し上がっているものの基準値内に入っています」とのこと。

では、痛みの原因はどこからきているのか?

私は他にも精神的な持病(双極性障害)を持っていて、骨髄腫の薬の他にもかなりの量の薬を服用している。その薬の量などでかえって痛みの原因を作り出しているのかもしれないと、主治医は考えていたようで、私は私で、前回、急な痛みで受付につながるまで時間がかかったことや、病院までの距離を考えると、急な痛みで対処できない時はやはり近くの病院の方がいいと考えていた。

最近のがんの考え方として、治療と痛みを取る緩和ケア医療は両輪で回していくのが主流となっているのだが、私が通っている病院は緩和科があっても外来はやっておらず、入院のみということを主治医から聞いて目が点になった。(だったら、HPの診療科に緩和ケア科なんて書かないでほしい)

そして、私の一つの提案として主治医に、痛みに関しては父の時にお世話になった緩和ケア病棟を持ち、外来もやっている近くの病院で診てもらってもいいか相談した。

その病院はカウンセリングもやっていて、私は長年、その病院のカウンセリングの先生にお世話になっていて、先生もそこにいるので安心材料のひとつにもなる。

それならば、ということで主治医はさっそく紹介状を書いてくれた。

血液内科の方では骨髄腫の治療はできても、痛みのコントロールはうまくできないので痛みについては近くの緩和ケアで診てもらうこととなり、来週の水曜日に行くことになった。

痛みは相変わらず夜になると痛み始める。

本当にやっかいだ。

そして、その副作用で眠気が強く、朝はぼんやりして何にも手に着かない。

今日はまだPCを開けてnoteを書くことができて上出来。

痛みちゃん、どうかこれ以上、痛み止めが増えませんように。

そして、今日は穏やかに過ごすことができますように…。

二階の窓から見える中学校の木々がいつの間にか、若く柔らかな緑色に変わっているのがふと見えた。

もう、桜の季節は終わってしまったんだね。でも、また桜は来年も再来年も咲く。

だから、今は辛抱の時だね。

命を守るときだね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?