時間の旅をしてるみたいに

一瞬空白になった頭の中
冷たいアスファルトの感触は
私を不幸に縛りつけた
他人事のように
耳に響くサイレンの音
まるで時間の旅をしてるみたいに
何処へ流れてゆくのか
分からなかった
一度砕けたガラスのように
もう二度ともとには戻れない
とりかえしのつかない夜の中で
バラ色の未来は闇に
塗り潰されてゆく

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