希望の光

辛くなると
天井に手を伸ばしたくなる
広げた指の隙間から
見える光を
もうすぐ掴める気がして
私に残されていた
希望の光があるなら
もうすぐ掴めるんじゃないかって
いつか掴めるんじゃないかって
涙で滲んだ光が
流れ星みたいに見えて
私は私の幸せを
そっと願ってみるけど
傷ついたこころを
そっと手に乗せてみるけど
そのままでいい
もうそのままでいい
傷が癒されなくても
救われなくても
消えなくてもいい
そのままの傷ついたこころと一緒に
希望の光を見つめよう
希望の光を掴める日がきますように
願いをこめて見つめよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?