わらび あおい

戒めとか記録とか伝えたいこととか

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親に発達障害をカミングアウトしないという選択

制服関連の日雇いから帰ってきた母親。家族で夕食を食べている時のこと。 「今日ねー“首周りがチクチクする”とか、“あーこれ中身この色なのかー”とか言って、こだわりが強いあなた(私)みたいな子がいたんだよねー」 って母親が言い出した。 私には分かる。その子に発達障害(神経発達症)の可能性があることを。制服で首周りがチクチクとか、定型じゃほとんど無いはず。 だって私がそうだから。 中学受験も高校受験もうまくいかず、高三の受験期に精神が限界に達して結局低偏差値の大学に行くことに

    • 生きてて何が偉いのか

      あたしブスだから成人式行きたくない 誰にも会いたくない 大学も辞めちゃった 再受験しようと思ったけど いくつか回ってやっと決めた予備校のガイダンスで涙が止まらなくなっちゃった 整形するために早くお金貯めたいけど バイト4時間行っただけで体調崩した 発達障害なんだって 大学行けなくなった3ヶ月後くらいに知った 小さい頃から私は裏切り者だった "この前あれ買ってあげたのに、次は頑張るって言ったのに、これだけお金かけたのに、そんな人だと思ってなかった" "また裏切られた"

      • 「そんな言葉を教えたつもりはない」って、あなただけが作りあげた私ではないのにね

        • 似ているものが存在しないものってこの世にあるんだろうか

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        親に発達障害をカミングアウトしないという選択

          全ての経験には意味がある、みたいな言葉は、実感しないと理解できないことが多いと思う。実感する前にその格言を掲げて努力するというのは本当に難しいことなんだろうな。

          全ての経験には意味がある、みたいな言葉は、実感しないと理解できないことが多いと思う。実感する前にその格言を掲げて努力するというのは本当に難しいことなんだろうな。

          一度の人生だから頑張ろう、じゃなくて、じゃあ頑張らなくていいよねって思っちゃって、発達とトラウマで苦しむような道を選ばなくなって、でもその苦しみを乗り越えたら、発達って分かる前に夢見てたような自分になって、いつかは生きていたいと思えるようになるのかな、正解なんてないけど

          一度の人生だから頑張ろう、じゃなくて、じゃあ頑張らなくていいよねって思っちゃって、発達とトラウマで苦しむような道を選ばなくなって、でもその苦しみを乗り越えたら、発達って分かる前に夢見てたような自分になって、いつかは生きていたいと思えるようになるのかな、正解なんてないけど

          昔繋がってた人、インスタもLINEも消しちゃって、もう見つからないなあ、ポジティブで温室育ちで、そこが憎くて、好きだったんだけどな

          昔繋がってた人、インスタもLINEも消しちゃって、もう見つからないなあ、ポジティブで温室育ちで、そこが憎くて、好きだったんだけどな

          きみがこの世から居なくなっても世界が何も変わらないことを実感して、ああ、生まれてきたくなかったな、って、思ったよ

          きみがこの世から居なくなっても世界が何も変わらないことを実感して、ああ、生まれてきたくなかったな、って、思ったよ

          友人と撮った写真とかプリクラとか全部消してたし、LINEもインスタもアカウント削除してたけど、今になって少しずつ、色々なものを手放してきたんだなって気付くようになってきた。霧の中にいると全部どけてしまいたくなる。自閉気質に合わせた方が絶対に楽なんだと心のどこかで思っていたような。

          友人と撮った写真とかプリクラとか全部消してたし、LINEもインスタもアカウント削除してたけど、今になって少しずつ、色々なものを手放してきたんだなって気付くようになってきた。霧の中にいると全部どけてしまいたくなる。自閉気質に合わせた方が絶対に楽なんだと心のどこかで思っていたような。

          わるいひとなんていない

          刑事ドラマばっかりみてたら わるいひとなんていないんじゃないかと思う 家族みんなが寝ている間に2階の窓から月に向かって星空を泳いでみたいと思う なんのために頑張っているのか分からなくなると 自分の活動すべてが気持ち悪く思える 当たって砕けた後のことは誰も教えてくれない みんな、インターネットの声の一員であることに変わりない 春の風、夏のセミの音、秋雨 全部騒がしいのに、冬には静かな雪が降る 環境と遺伝子ですべてが決まると考えてしまえば 既に決められた道を辿っている

          わるいひとなんていない

          きみが作ってくれた私を壊せない

          「あなたが苦しむ姿なんて見たくなかった」と言われて、あの人に弱音を吐けなくなったんだ。 手先が器用だね 運動ができるんだね 英語得意だね スピーチが上手いんだね 効率良くこなせるんだね センスがいいね 努力家なんだね よく周りを見ているんだね 真面目だね 非の打ち所がないね あなたなら何でもできるね 何でもできるね 全てを取り繕って隠した クラスで私だけ赤点をとった日 クラス分けのレベルが下がって教室を移動した日 誰でも行けるような大学に行った

          きみが作ってくれた私を壊せない

          スタートラインで座り込んでる 雑記

          おとなになって、おとなって特別で優れた存在というわけでもないと知った、ただの子供の続きだった でも、確かに自分よりも色々な方面に気を遣えて、リスクを考えて行動している人がいると、自分はまだおとなではないんだなと思う おとなではないだけだと思いたいんだ、発達障害のせいだと思いたくないから 感心して嫉妬したそれが、いつまでも手に届かないものだと思いたくないから 私は過去の苦しみを忘れたくない、自分の苦労が自分を肯定する気がする、たとえ頑張れていなくとも 病んだ時に言葉を

          スタートラインで座り込んでる 雑記

          言葉を使いこなすこと

          音楽の歌詞にはたくさんの意味が込められていて、複雑でマイナーな表現を知るたびに感動する。その一方で、自分には知らない言葉がありすぎて、この世の言葉を嗜むには程遠く、美しい言葉に溢れたこの世界に自分は見合わないのではないかと思えてしまう。 私は知らない言葉があることが怖い。それは自分の優等生というレッテルにいつまでも縋っているから。誰かに尋ねられた時に答えられない言葉があることが怖い。知らない言葉があるとすぐに調べてノートにメモをする。すぐには覚えられなくてもノートに書くこと

          言葉を使いこなすこと

          きょうの昼過ぎに、ふと思い立って太宰治の人間失格を読み始めて、たった今読了した。何が罪で、何が罪ではないのか。それは今すぐに答えられてしまうほど軽いものではない、軽いものであって欲しくない。

          きょうの昼過ぎに、ふと思い立って太宰治の人間失格を読み始めて、たった今読了した。何が罪で、何が罪ではないのか。それは今すぐに答えられてしまうほど軽いものではない、軽いものであって欲しくない。

          めちゃくちゃ遠い知識の点と点が線で繋がった時、もっと色々なものを知りたいと思える

          めちゃくちゃ遠い知識の点と点が線で繋がった時、もっと色々なものを知りたいと思える

          憧憬

          いつか降り立った 皮肉に溢れたその世界には 嘘のように綺麗な虹が見上げられた 全て「都合が良い」で廻って行くのね なんとなく それとなく 残ったものに あとから意味だとか 存在価値だとか 付けたって 漬からないわ 響かないわ いつか剥がれてしまうもの 「あなたの特技は何ですか」 仮面の下?作り笑い? 知った気になったままでどうぞ 酔ったなら酔ったままでいなよ 得意なら 自慢して魅せてよ ほら エンターキーが 壊れたのなら 何をしたって 結果は同じよ 大匙投げたって