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run run run

好きな移動手段は何ですか?

普段の生活において、色々な移動手段を使っている。自転車、バイク、自動車、バス、電車、飛行機、などなど。Google mapで検索すれば、一番早く目的地に辿り着く方法がすぐに分かる時代。もしくは一番ラクな方法か、一番安い方法もすぐに分かる。どうしてか、いつもなるべく早いルートを選んでしまう。きっと、時間に追われているんだろうなあ。

一番好きな移動方法は"徒歩"だったりする。
次に、"自転車"
移動するスピードが速まるほど、それに反比例するように感覚が鈍くなる、ような気がしている。だからゆっくり歩いている時の自分の感覚が一番研ぎ澄まされているように感じる。それは外界に対してだけではなく、自分の内面に対しても。あとは、シンプルに外の空気を浴びたい。もはや速度は関係ない。

だから、今も通勤は自転車だし、
20分までの距離なら歩く。

旅行先に着いた初日はひたすらに街を歩きまわりたい。飛行機で失った感覚を取り戻すべく、2-3時間かけて、ブラブラと歩き回る。もはや歩くことが目的になるくらいに歩く。異文化を全身で感じるべく歩く。

旅で何を履く?

そうなると旅行では、長距離を歩くことが前提になる。『世界一周 靴 おすすめ』とか『旅 サンダル 履きやすい』とか、色々と検索してみた。トレッキングシューズ、トレランシューズ推しが多く、お洒落に行きたければニューバランス、コンバースCT70という意見もあった。たしかに見た目も大切にしたい。

自分の中では、防水で(Gore-Tex)、ヨーロッパの街歩きでもオシャレに履けて、砂利道でもガツガツ歩ける靴が欲しかった。散々迷ったあげく、サロモンの"XA PRO 3D V9 GORE-TEX"というモデルに決めた。

でも、結局大事なのはしっかりと履きこんで慣らすこと。

トレイルマラソン

という訳で、このサロモンのシューズを履いてトレイルマラソンに出てみた。『第12回ダイヤモンドトレイルチャンピオンシップ』という、奈良-大阪-和歌山にまたがる山々の稜線を33km走る大会だ。

コースマップNo.1
コースマップNo.2

初めてのトレイルラン、今まで経験したことのあるマラソン大会の最長距離は10km、11月とは思えない最高気温25℃、激しいアップダウンと急傾斜の丸太階段。とにかく、めっちゃめちゃキツかった。山からの眺めや山林のマイナスイオンに助けられながら命からがらゴール。6時間53分45秒で完走、ランニングアプリ上は7000kcal近くも消費していた。

この靴を履いていれば、どんな山道でさえ走り抜けられることを証明した。

ハーフマラソン

ホステルやバックパッカー宿に泊まる限り、シャワー用のサンダルは必携である。サンダルにも、履きやすさや歩きやすさを求めたい。ただ、機能性を求めすぎるとゴツくなり重くなる。じゃあシンプルかつ走れるサンダルを買ってみようということで購入したのが、LUNA SANDALS Venado 2.0というモデルだ。

何度も言うが、大事なのはしっかり履きこんで慣らすこと。

というわけで、サンダルでハーフマラソンに出た。(本当は、フルマラソンに応募したけれど、落選したので他の大会で。)


ルナサンダル×5本指ソックス
(マラソン当日の装備)

トレイルとは打って変わって気持ちいいペースで終始走ることができ、2時間ちょうどでゴール。ルナサンダルは裸足のように、一歩ずつ足の指で地面を掴み切れる感覚がある。厚底シューズで膝を痛めやすい人にはおすすめの矯正シューズかもしれない。

run baby run

サロモンの靴と、ルナサンダルを履いていけば、どの街のどのエリアでも歩くこと・走ることには困らないだろう。『Run Baby Run』という曲のMVの冒頭のシーンのように各都市を颯爽とランニングするのが夢だ。脚は今後も鍛え続けようと思う。


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