くじら

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    2024/10スタートを目標に世界一周準備

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高め合える仲間は居るかい?~世界一周ゼミ17期を終えて~

#TABIPPO #世界一周ゼミ17期 6/21の最終プレゼンをもって、50日にわたる世界一周ゼミの活動を終えた。ノリと勢いだけで申し込んだ自分を褒めたい。たくさんの気付きや発見があった濃密な活動だった。 ゼミの形式 20人のメンバーと、3人のコミュニティマネージャーの総勢23人で活動をした。3-4人ずつグループ分けがあり、そのグループを活動単位として色々な課題に取り組んだ。全体ミーティングとは別に各グループごとのミーティングも開いた。 年齢も、性別も、職業も、住んで

    • 興味のマジカルバナナ

      3月も本・映画・ドラマと、色々な作品に触れることができた。次はどんな作品を観ようか、どんな本を読もうか。自分の中に明確な基準があるわけではないが、関連するものを辿っていくようにしている。そうしているうちに、「点がどこかで線になる(Connecting the Dots)」感覚に気付く。 今回はそんな3月の思考遍歴を紹介する。 映画:『ゴジラ-1.0』特攻隊の任務につくも死にきれなかった敷島少尉(神木隆之介が演じている)を主軸にして、第二次世界大戦直後の日本が描かれている。

      • #2 世界一周ワクチン接種

        COVID-19が下火になってきたとはいえ、世界一周をする上で感染症は避けては通れないリスクである。A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、麻疹などなど挙げ出したらキリがない。ヘッダーの画像は、CDC(Centers for Disease Control and Prevention: 疾病対策予防センター)が発表しているマラリアの感染リスクマップ(2021年)。感染には気をつけたい、けれども、旅の道中で色々なことに気を遣いすぎるのもちょっと違うなぁ。 ということで、健康と安

        • 最強のイタリア料理店

          No.1イタリアン前回の記事でも書いたように、イタリア料理の良さは家庭的であること、気取らないこと、”いい意味で”適当であることにあると思う。そんなイタリア料理の良さを詰め合わせたような、大好きなお店が茨城県つくば市にある。 その名も、"La Stalla"だ。 初めてこの店を訪れたのは2019年の半ばごろだったように記憶している。カウンターのみ、コースのみ、全席一斉スタートと聞いて、フォーマルなお店をイメージしていた自分の予想は大幅に裏切られることになる。 7-8人

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          2本

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          最強の家庭料理を求めて。

          イタリアが気になってイタリアについての本を3冊読んだ。 きっと、あなたもイタリアが好きになる。 1.『最後はなぜかうまくいくイタリア人』 イタリアという国がどうして魅力的で、惹かれるのか。その理由が少しわかったような気がする。なぜ時間にルーズなのか、なぜフェラーリが生まれたのか、なぜイタリア移民が世界中にいるのか、なぜサッカーが人気なのか。イタリアの国民性にそのヒントが隠されていた。 ダメもとで知り合いになんでも頼む 計画は立てなくても、最後はなんとかする 目標達成では

          最強の家庭料理を求めて。

          #1 手紙~拝啓 三十の君へ~

          大学に入学した18歳に家を出た。 そこから10年ちょいが経った去年。 突然家のポストに手紙が届いた。 実家のじいちゃんからだった。 予定がいろいろあるにせよ、家の者と十分に話し合えないのは残念なことだ。自分の若い時だったら、そんな勤めは「ハイサヨウナラ!」というところ、程度はあるだろうけど仕事は希望を通し自由に選択できて自力が発揮できるのがいち番と思っていた。 本の題名じゃないけれど"我慢して生きるほど人生は長くない"という性癖は幼少の頃から、「あゝ何だって人は生きてゆけ

          #1 手紙~拝啓 三十の君へ~

          身体性のみが人間の強み

          chatGPTの登場2020年11月にOpenAI社が開発したテキスト生成AI GTP-3.5を活用したチャット式のWebサービス chat GPTがリリースされた。2ヶ月で1億人という驚異的な速さでユーザーを獲得、「なんか流行ってるから、やってみるかー」と使い始めたのを覚えている。 LLMとは最近よく聞くLLMとは?LLMはLarge Language Modelsの略であり、日本語では大規模言語モデルと言われている。chat GPTにつながるGPT-3では、3000億語

          身体性のみが人間の強み

          文化の入り口としての食事

          好きな牛丼屋はどこですか?王道の味を求めるなら吉野家、"とろ〜り3種のチーズ牛丼"をはじめとしたトッピング牛丼を食べるならすき家、肉はやや薄めだが味噌汁付きの松屋。牛丼御三家の中で、どこが一番好きかと聞いたら意見は割れるだろう。 大学生時代に一人暮らししていた家から圧倒的に近かったというただそれだけの理由で、私は松屋フリークである。大学時代の酸いも甘いも、すべての思い出が松屋とともにあったといっても過言ではない。少なくとも、体調が悪い時/疲れている時の食事は全て松屋だった。あ

          文化の入り口としての食事

          「誰にも知られない時間」を知っている。

          今までに上野千鶴子さんや宮台真司さんの本は読んだことがあったが、今回初めて岸政彦さんの本、『断片的なものの社会学』を読んだ。社会学も文化人類学も、どちらも好きなテーマだが根本的に方向性が違う学問である。文化人類学が自分のコミュニティから外に出て他文化を理解し、その差異を認識することによって自文化の理解を深める学問だとすると、社会学は自分の所属するコミュニティの内側から研究する学問である。 誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない人生は断片的なものの集まりで出来ている。誰の

          「誰にも知られない時間」を知っている。

          僕はなぜ一生外国語を学ぶのか

          言語学習の楽しさに気付き始めた、 かも、しれない。 初めてのスペイン語2023年の途中から、ラジオの『まいにちスペイン語』で勉強を始めた。旅の中でスペイン語圏の国で少しでも話せたらいいな、聞き取れたらいいなという思いで始めた勉強も、気付いたら半年以上経っていた。 英語以外の言語を学んだことがある人はどれくらいいるのだろうか?日本では当たり前のように中学生になると(今は小学校でも導入されているところがあるのかもしれないが)『英語』が学校のカリキュラムに含まれていた。 ここ

          僕はなぜ一生外国語を学ぶのか

          run run run

          好きな移動手段は何ですか?普段の生活において、色々な移動手段を使っている。自転車、バイク、自動車、バス、電車、飛行機、などなど。Google mapで検索すれば、一番早く目的地に辿り着く方法がすぐに分かる時代。もしくは一番ラクな方法か、一番安い方法もすぐに分かる。どうしてか、いつもなるべく早いルートを選んでしまう。きっと、時間に追われているんだろうなあ。 一番好きな移動方法は"徒歩"だったりする。 次に、"自転車"。 移動するスピードが速まるほど、それに反比例するように感覚

          run run run

          年始に読み直したい本

          2024年、明けましておめでとうございます。 2023年も沢山の本を読みました。映画『PERFECT DAYS』の平山さんの本の読み方がとても魅力的で、文庫本をポケットに忍ばせて少しずつ読み進める贅沢も読書にはあります。どの場面で読むのか、その時の人生の好不調によって、またその時の体調によってさえ、その本がどれだけ自分に刺さってくるのかは変わってくるものです。 年始のタイミングで読み直したい本を5冊選んでみました。2024年も本にはお世話になりそうです。ゆっくり読んで味わ

          年始に読み直したい本

          本屋の魅力は〇〇にある。

          キュレーションとはキュレーション(Curation)とは 大学生の頃に美術館のキュレーターの仕事をしている人と初めて会った。展示会のお題を決めて、その文脈に合った作品を集める。文字にすると簡単そうに見えるけど、ひとつひとつの作品が持つテーマや時代背景など必要な知識は果てしない。すごい仕事だなぁ、と思った記憶がある。 読んだ本でできている今までの人生、読んだ本に影響されやすい人生を送ってきた。その時、無意識に手に取った本がまさに読みたい本であり、まさに読みたい本ほどその時

          本屋の魅力は〇〇にある。

          『リメンバー・ミー』を観て色々考えた

          『死者の日』旅行中にぜひ行きたい祭りがある。毎年11月1日と2日にメキシコで祝われる『死者の日(Día de Muertos)』だ。お墓を派手に彩り、街中で音楽を鳴らし、お酒を飲み、騒ぎ、帰ってくる死者を盛大に祝う。 バチェラー5の死者の日メイクが記憶に新しい。 盆棚や精霊馬を用意して死者の魂を供養する日本のお盆文化に近いが、『死者の日』にはお盆にはない明るさを感じる。 「死」を受け入れて「生」を思いっきり楽しもう! という独自の死生観がメキシコには根付いているのだ

          『リメンバー・ミー』を観て色々考えた

          視聴率を気にしないことの魅力

          世界一周っていくらかかる?世界を旅するために、だいたいどれくらいのお金がかかるだろう。どんな旅をするかによってもだいぶ変わってくる。どんな宿に泊まるのか、何を食べるのか、移動手段はどうするのか、やりたいアクティビティ/ツアーはあるか。ネットで見てみると、200-300万円あれば1年のバックパッカー旅は出来るらしい。 節約するところは節約して、譲れないところには惜しまずお金を使う。自分の譲れないこと、「これだけはどうしても!」ポイントを大切にしたい。 自分は、泊まるところと

          視聴率を気にしないことの魅力

          刹那的に生きる

          向こう見ずな生き方、危なっかしい生き方をしている人に昔から魅力を感じることが多い。彼らは、いい意味で自分の衝動に正直に生きている。音楽活動にハマって授業にこなくなるとか、パチンコで生活費を全部溶かすとか、ざっくり言うと世間でいう”順当なルート”から逸れていく人たちのことだ。 きっと、自分も本当はそうしたい気持ちがどこかあるけれど、出来ないから憧れる気持ちがあるのだと思う。自分はよく言えば計画的な人間、悪く言うと打算的でつまらない人間だ、という自意識がある。 行動に対して、

          刹那的に生きる