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企画者の思考法

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企画者の心得、企画の作法、企画者のマネジメントなどの記事を整理
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#企画書の書き方

企画書の書き方

「企画書」とは何かを行うときや作るときに、自分の考えた内容を、実行に移すための具体的な計画を記載した書類のことを言います。1つのプロジェクトを行うには、たくさん準備をしなければなりません。 身近な例を挙げて「飲み会」を開くとしましょう。そのためには参加者、開催場所、開催時間、予算、会費、所要時間などを決めなければなりません。これらの具体的な内容を決めることを「企画」と言い、それを書面にしたものが「企画書」となります。 5つの心構え・基本は自分の作りたいものの形が相手に伝わ

企画に必要な資料は何か?

企画に必要な資料を「理解と判断と決断」の軸で考えるのが本日のnote 企画書、相手に「理解」して欲しい場合は、あれもこれも付け加えたくなる。アイデア、事例、とにかく沢山。 「判断」は複数のなかから間違えないように「正解」を選ぶこと。「判断」してもらうための鉄板は比較資料。 「決断」は一長一短の中から選ぶこと。「決断」してもらうための鉄板は、メリット / デメリットの記載。

良い企画書の条件とは何か?

私のnoteの中でPVが多いものの1つ「企画書の書き方」 この中で企画書を書くときに、注意することを1つあげるとすれば、つまり企画書の原理原則とは何か? 「実現したいモノのイメージが、相手に伝わるように書く」 と書いている。 では、良い企画書の条件とは何か?私が一番大事にしていることは何か? それは、 企画書を見せることで、「良い対話」が始まる。 これにつきると思う。 「良い対話」とは、新しいアイデアが誘発されたり、深い議論がはじまったりとかそんなイメージだ。

「企画」は、「アイデア」と「制約条件」の間にしかない。

1年前に書いた「結果と課題と「問い」と企画についての図解」についてのnote。改めて多くの方に読んで欲しいと思い、タイトルや一部文章を調整して再掲載します。文字数としては800文字程度ですが、企画をつくる時に非常に大事な点を整理しました。 企画を考える<例題> 目標ユーザー数が100万/月なのに、現状のユーザー数が1万/月の場合。どう企画を考えるか? <図解> <企画を考える時の鉄則> 「結果」は「課題」ではない。 ユーザー数が少ないは「結果」でしかない。 ユーザー

企画に必要な鳥観力、そして3つの大事な要素

4月28日に「エンジニアのための企画入門」というオンラインイベントに参加した。告知文章に興味を持ったからだ。 AI技術の進化により、定型的な仕事は自動化されていきます。 そのような時代における、人の中心的な仕事は何でしょうか。 それは、あるべき未来を描き、描いた未来を実際の行動でカタチにし価値を創り出すことです。 この「あるべき未来を描く力」が「企画力」です。 「企画力」を身につけたエンジニアはこれからの時代の中心的存在になれます。 なぜなら、企画〜開発〜価値創造のプロセス

企画書の着手は極力早くする!その最大のメリット!そして何を早くするか?についての話

2019年1月に書いた「プレゼン資料や企画書を作る場合はスタートを極力早くする!その最大メリットは?」に編集・加筆を加えたのが本日のnoteとなります。 1月も気がつけばあと少しで終わる。 再び様々な事が動き出します。アレとかコレとかソレとか。 適時対応、ぼーーとしているとすぐ埋もれる。 まだまだ余裕はあるー。 でも油断すると危ない・・・。 例えば、1ヶ月先のプレゼン資料の作成。 まだまだ時間はある。 話す時間も短いから沢山作る必要もない。 でも読みたい本も沢山あるし