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プロジェクトの心得、知識、そして作法

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プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、プロジェクトファシリテーター向けに書いたnote。考え方やノウハウなどを整理しまとめていきます。
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#COMEMO

会議について質問、ところで会議参加者の「期待値」を考えています?

プロジェクトを進めるために重要な事の1つは「会議」だ。特に他社・他部門とプロジェクトを始める時はなおさらだ。適当にやってはいけない。 理由は、二人以上でプロジェクトを始める時「会議」で以下の3つを行うからだ。 1. 背景、課題を一致、つまりは認識を合わせる。 2. 目指すゴール、成果を確認する。 3. それぞれの役割を決め、具体的な作業に落とし込む。 ところで会議参加者の「期待値」を考えています? 自分ではなく他社・他者の期待値ですよ。 何が言いたいかというと。 1.

チームやコミュニティの「当たり前」に注意せよ

チームやコミュニティにとっての「当たり前」が、後から来た人に共有されていないことは無数にある。だから最初のコミュニケーションにつまずく。ちゃん共有しないと、コミュニケーションコストが大きくなる。 チームやコミュニティの「当たり前」に注意しよう。本日はそういう話。 【当たり前その1】言葉の定義をしっかりせよリスクとか課題とか問題とかISSUEとかTODOとかの言葉がプロジェクトには飛び交います。 特に初めてチームを組んだ場合、それぞれ捉えている言葉がバラバラな時があります

プロジェクトの「良い問い」を考える。その3は、ちょっと分解してみませんか?

ディスカッション中、私がファシリテーターの役割になっているときに意識してつかう「問い」のパターン。 できる限り、参加メンバーに自ら答えを出せるように導くときの方法です。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズさんがやっている「ノーミング・セッション」のテクニックでもあります。 以下のnoteの続きです。 プロジェクトの「良い問い」を考える。その1は役割と期待値を全員で合わせるための「問い」 プロジェクトの「良い問い」を考える。その2は、ご都合主義の「問い」 or 徹底

プロダクトマネージャー(PdM)の職責の考察

このnoteを書いてから2年半の間、意識してプロダクトマネージャー(PdM)が担うべき職責を実行してきました。そこでの経験・知見を整理したものが、2021年7月28日に公開した「プロダクトマネージャー(PdM)とは何か?、最も大事な職責とスキルの考察」となります。 私自身”プロダクトマネージャー(PdM)”と名乗っていた時期があります。もちろんプロダクトを担当していました。個人的に最もそれっぽいな。と思うのはこちら。「CARTSTAR」のPM。※サービスは既に終了。 ※プ