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Project ManagementのM、”マネジメント”が問われる時代

はじめに

プロジェクトマネジメントは、プロジェクトを成功に導くための総合的な管理手法で、目標設定やスケジュール、人員計画、資金、物的資源などの管理を含みます。

しかし「マネジメント」の範囲は非常に広く、また個々のマネジメント領域の関係性について本当は何を意味し、どのような役割を果たすべきかについては非常に曖昧なのではないか?

つまり、マネジメント領域の1つ1つはスタッフにタスクや細かいKPIが設定されるので、何となくマネジメントが成立しているような錯覚になりますが、全体を俯瞰してみると、それぞれの関係性は曖昧なことが多いのではないか?

例えば、「プロジェクトのスケジュールと人員計画のバランスが正しいのか?」「目標設定と資金は正しいのか?」この問いに答えられる人は少ないです。

Project ManagementのM、”マネジメント”が問われる時代

一般的な組織におけるマネジメントは、トップダウン型と一方的な指示に重きを置いてきました。しかし、多様性と柔軟性が求められる現代のビジネス環境においては、そのアプローチには限界があります。例えばステークホルダーが増えることによる情報共有や意思決定の遅延、様々な人の思惑や忖度による創造性の抑制などです。

”マネジメント”が問われる時代、プロジェクトを管理から共創への変革

私のこの問題に対するアプローチは、プロジェクトを管理から共創への変革です。その手段および思考の整理のためこれまで沢山のプロジェクトデザイナーnoteを書いてきました。

プロジェクトデザイナーは、プロジェクトにおける設計(DESIGN)と意匠(design)の2つのデザイン側面を同時に用いることで、様々な情報や必要な要件、構成要素を整理し、経営などのステークホルダーや現場など多様な関係者間の“様々な認識のズレ”を無くします。

認識のズレとは、見ている景色が違う、視座・視点・方向が違う、解像度が違う、時間軸が違う、これまでの仕事の在り方が違う、組織文化が違う、それぞれの価値観、個人の価値観が違うといった概念を指します。これらの“ズレ”がなくなると、プロジェクトに対する“腹落ち”が促進され、プロジェクトの推進力と成功確率が向上します。

プロジェクトデザイナーの講座をUdemyでつくりました

プロジェクトデザイナーは、デザインの力を活用してプロジェクトを「管理から共創へ」と導く役割であり、プロジェクトに対する“腹落ち”を促進し、推進力と成功確率を上げることを目指します。

このプロジェクトデザイナーの一連のプロセス、思考、そして道具箱をまとめた講座をUdemyでつくりました。

デザインの力が導くAI時代のプロジェクトマネジメント:プロジェクトは管理から共創へ、プロジェクトデザイナーの仕事術

これは、プロジェクトの推進力と成功確率を上げるための10個以上の道具箱。ケーススタディとして組織の強み/優位性、アイデンティティーの追求から始めた「組織変革プロジェクト」のプロセスを紹介。そして新しいプロジェクトに関するキャリアの考察を行っています。

以下の方をイメージしてコンテンツを制作

  • プロジェクトの成功確率を上げたい、プロジェクトの推進に不安のある、プロジェクトの失敗が続いている組織や個人

  • プロジェクトに関わる全ての職種、現場スタッフからマネジメント層まで

  • 経験者から初心者まで、プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャー、ファシリテーターの方

  • アジャイル開発やウォーホールなど従来のプロジェクトマネジメントの手法が上手く機能していないと悩んでいる組織や個人

  • AI時代のプロジェクトマネジメントに興味がある方

  • プロジェクトデザイナーという職種に興味のある方

そしてnoteで連載開始します

過去のnoteをひっくり返し、かなり時間をかけてudemyに一度統合させたので、次はここ「プロジェクトデザイナーのnote」で1パート1noteを基本に連載を始めようと思います。

それでは次回以降、よろしくお願いします。



アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。