頭から順番に考える企画書の作り方|企画の構成要素02
2019年4月17日に大幅追記アップデートしました。
過去のものはこちら
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企画書の書き方シリーズ
1章から順番に書いていく書き方です。
WEBのサービスあたりを想定して整理しています。
5つの心構え
・基本は自分の作りたいものの形が相手に伝わるように書ければよい。
・大事なのは自分の言いたいことが、(企画書を通して)「ちゃんと相手に伝わる事」
・企画書とは企画書を通して「ちゃんと相手に伝わる事」
・企画書が自分の手元を離れても相手に伝わること。
・言葉による補足は使えない。(だって、その場に自分は居ない可能性のほうが高いから。)
※言葉を変えて同じこと言ってます。
必要な項目を順番に書いてみよう!
■■ 1章 概要の章 ■■
1-1.背景
企画の背景を書くこと。
どのような視点から、この企画を導入する必要があるのかを簡単に書くこと。
・売り上げ少ないから上げよう!とか
・退会者数を減らさないとアクティブユーザー数が増えないから何とかしよう!
とかそんな感じ。
***
1-2.ターゲット
どのユーザーをターゲットにしているか。子供・大人、男性・女性、小学生・中学生・高校生?ビジネスマン?ゲーム好き?
ターゲット層を想定する事で、企画がイメージしやすくなる。
誰向きの企画かが整理できる。
1-3.目的
具体的な目的がなにか、数行程度で説明すること。
・収益の増大
・サイトロイヤリティの向上
・新しい価値創造
・新規加入者/ユーザーリピート率/ユニークログイン/いずれかの向上
とか。
1-4.目標数値
具体的な目標はなにか、目的とリンクして説明すること。
例)
収益の増大なら、どのくらい上がるのか?何%上がるのか?
何時までにいくつなのか具体的数字を。
2〜4は流れで考えた方が楽かも
例えば
・新規契約数は今月は100人
・ゲーム初心者の継続率を10月末日までに10%向上
とかそんな感じ
***
1-5.企画のアイデア
どんなアイデアなのか、数行程度で説明すること。
数行に収まらないものは複雑なサービスの可能性があり、ターゲットとするユーザー層には受けにくい。 場合によっては言葉でなくてイメージでもよい。
この企画を通して何をしたいのか、またはユーザーにどんな行動してもらいたいのか?を書くこと。
■■ 2章 構成の章 ■■
2-1.ユーザーの動きとサイトマップ
どの流れで、ユーザーが動くのか。
サイトマップとか。
2-2.主要画面イメージ
WEBサービスには必ず、画面があります。
ワイヤーフレームとかそんなの。
デザイナーとのコミュニケーションにも大事。
2-3.製作物一覧
自分が把握しておくためにも、用意しておきましょう。
書いておけば、指摘も受けやすいです。
企画書を書くのに悩んだら。
以下の構成でとりあえず書いてみましょう。
この構成より、もっと分かりやすい企画書ならOK
これ以下なら駄目です。やり直し。
<表紙>
<目次>
1章 概要
1-1.背景
1-2.ターゲット
1-3.目的
1-4.目標数値
1-5.企画のアイデア
2章 構成
2-1.ユーザーの動きとサイトマップ
2-2.主要画面イメージ
2-3.製作物一覧
スケジュールもあると良いけど、スケジュールはデザイナーやエンジニアと相談した後ですね。
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こちらも!「企画書の書き方シリーズ」
アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。