見出し画像

プランナー目線で転職について考えてみる

 プランナーという企画の仕事をして早数年になってきた。この企画をするということはもっといろんなことに活かせるのではないかと思い、最近、いろんなかことを思考する機会が増えてきて面白い。

今回は、プランナーの目線から転職について考える。企画をしていていつも思うのが、企画とは実はいかに普通なことを正しく言えるかな気がする。すごくクリエイティブにとか、アイデアに飛んだものを企画ととらわれがちだが企画はすごく当たり前を整理して実現可能なものにすることであると考えている。

転職について、考える。おそらく、転職する際に気になる点は、採用されるか不採用にされるかな気がする。この採用されるポイントというのをわかりやすくいうと企業側を買い手、転職者側を売り手と考えればすごくわかりやすい。売り手は、買い手がいかにしてお買い上げになるのかを考えればいい。要は、プレゼンである。

買い手がもっとも気にすること。それは、お得かどうかである。中途採用は、お金が非常にかかる。損をする人は取りたくない。では、買い手にとってのお得とは何か。
①既存の社員と同等、それ以上のスキルがある。
②もしくは、既存の社員にないスキルがあり、それを補完することができる。
③上記を踏まえて、年収がプロパーより安い。

ということがあげられる。今回に関しては、超有能で買い手から声がかかるほどの人は除外する。それは、市場において例外かつ課題解決の必要性が今回はないため。

①既存の社員と同等、それ以上のスキルがある。に関しては、非常に当たり前であるが、スキルとして買い手の企業にとって、教育のコストがあまりかからないことが大事である。企業としては、使える可能性のない人を雇うのは全くの無駄な経費である。何かしらの可能性がない限り、これは厳しい。ごく稀にポテンシャルとして採用されるケースがあるが、これは、20前半程度までが賞味期限だと思った方がよい。第一転職程度までが、許容範囲である。それ以降になると、教育しても去ることが明確なので、スキルが既存スタッフ同等もしくはそれ以上なくては行けない。

②もしくは、既存の社員にないスキルがあり、それを補完することができる。に関しては、これは転職する際に、年収をあげることができる分野でもある。年収をあまり戦略立てずに、あげたい場合はこれが重要。最近でいうと、制作会社のプログラマーが、広告の代理店に転職するというケースがあるが、これはまさにそれである。今までない分野だが、今後可能性がありそうな分野を買い手は手に入れたい為である。

③上記を踏まえて、年収がプロパーより安い。実は、これは大事だったりする。履歴書などに、年収の提示などをする場合があるが、できれば記載しない方がよい。ここはシビアに見られるケースがある。特に、大手企業ほどここはみるかもしれない。なぜなら、年収のケースモデルが割と明確にでているところがあり、単純に比較計算しやすいからである。まず最初に、履歴書をみるのは、人事である。人事とは比較的、現場的なことは把握していないことがある。これは、かなりの厄介なところであって、第一の関門は人事にわかりやすい判断ができることは避けるということだ。あまり現場仕事をしたことのない人事に判断されて一次面接も突破できないのは非常にもったいない。

といったことがまずは考えられる、第一の難関なのではないかと思う。とても簡単だが、これらを理解していない人は意外と多い。自分を商品と見立てた時に、いかに良いプレゼンができるかが大事である。特に、大手に行きたい人は、自分を野菜に見立てて、相手を大手チェーンスーパーだと思うとわかりやすい気がする。

※ただの個人の意見です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?