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不妊のメンタル 妊活以上不妊治療未満

妊活や不妊治療しているみんな〜メンタルいわしていますか。


満月(今回強くない?)のせいもあり。妊活から不妊治療へ病院を変えたのをきっかけにズタボロなメンタルでちょっとだけ吐き出していくよ。
メンタル引きずられたくない人は見ないでね。
インスタとかの妊活アカウント持ってたら心強そうだけど
何だか自分には合わなさそうなので作る予定なし。

ちょっと自己紹介


結婚(海外)
↓ 5年 子ナシの共働き
離婚(帰国)
↓ 
新しい生活 新しいパートナーとの妊活開始
1年以上経過

不妊治療進めていく予定
今ここ。

初婚は若気の至りで恋愛結婚したけれど、子供が欲しいと思ったこともなかった。多分相手が幼稚だったから。
それはさておきとってもいいパートナーに出会ったことで、初めて安心したのか、自分が子供持つことを考えた遅咲きタイプです。こんなことなら若い時(20代)で妊活しておけばよかったとか思ったことない。ちなみに二人ともバツイチのアラサー。

妊活のスタートライン

そんな遅咲きタイプのバツイチなので、次結婚するときはデキ婚がいいと思っていた。が、今のパートナーは当時そこまで真剣に考えていなかった。そりゃそうだ。
当時私はとにかくトライしてみたかった。
婦人科の検診で、もしかしたらちょっと子供が出来にくいかもと言われていたのが引っかかっていた。結婚してすぐ妊活開始できる人が羨ましかった。欲しい気持ちをわかってくれない!と私が泣いたり。笑 結婚もしていないのに私たちはよく話し合った。
時は流れて、一年ちょっと前。私にしたらようやくスタート地点に立てた。

ヒキタさん!ご懐妊ですよ

一緒に暮らしだして生活も落ち着いてきた。せっかくスタート地点に立てたけれどトライ空しくちっとも結果は見えなかった。最初に行った病院ではホルモン検査とちょっとしたアドバイスが欲しかったのに、検査は事実婚のカップルには出来ない。アドバイスも外国人のパートナーは認知してくれないから危険だ。とクソ医者に当たり、泣きながら帰った。今思えばその場でぶっ飛ばせばよかった。
妊活や不妊治療ってすっごくセンシティブな話題だからこそ、治療内容と同じくメンタルにフォーカスしてケアすることも大事だと思う。
北川景子さん主演の『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』は、賛否両論あるが、
私は世の中に溢れる、あれ?なんか妊娠してたみたい!どうしよう!となる映画ドラマ演出よりよっぽどリアルだと思う。いい大人がやることやっていて、どうしようじゃないよ。
がんばっても頑張ってもできないこっちが一般的じゃない気持ちにさせられるので不妊には、あれ堪えるよ。

女の子は冷やしちゃだめ

女は子供の頃から祖母や母、先生など周りの女に
女の子は冷やしちゃだめ!と言われたはず。
そして気づけばいつか子供を産むために〜が刷り込まれて染み付いている。
少なくとも私はそうだった。
もちろん子供を産むためだけじゃなく、冷えは体に良くないのだけれど
生理が来た時も、いつか子供を産むための準備と習ってきた。
不妊症と言われると、耐えてきた生理の煩わしさも、今まで飲んできたピルも、寒いのに足出して!スカート短い!と言われたことも、全て。何だったんだろうか。
そもそも何故子供が出来ないのにこの体で女として生まれてきたんだろうか。自分の選択で子供を持たない。それもあり。じゃあ欲しいと思ってもできない私は何なんだろうかと落ち込む。(これが不妊メンタル)

不妊様


なんて呼ばれたり。時に腫れ物に触るよう扱われたり、時に根拠のない言葉を投げつけられたり、私たちって本当に我慢している。
友達からの、頑張らなくても私は出来たよ〜とか
先輩からの、ちょっと治療休んだらすーぐできるよとか
家族からの、牡蠣食べたらできるよ〜とか
おばちゃんからの、足上げたらいいらしよ〜とか。
全部うっせーよ。
妊娠にいいと言われたら全部やってみて、それでも毎月生理がきて絶望するこっちの気持ちも察してくれたらなあ。
家でも靴下履いてる?腹巻きしてる?とか、基礎体温つけてる?とか言われる人もいるらしい。まさか私達が知らないとでも?そのレベル通り越してるから不妊治療してるんですけど??
(これが不妊メンタル(2回目))
ちなみに私は公園で知り合いの子供に、誰のお母さんですか?とまっすぐな目で聞かれた時が結構やられた。そうだよなあ。子供からしたら公園にいるこの年齢の大人は誰かのお母さんだよなあ。

病院選び

なーんて不妊の人が日々さらされているストレスを書き出したらキリがないんだけど、そこは北川景子にお任せして。(ヒキタさん)
離婚を乗り越えてきた私も思うのが、人生の中でも相当ストレス度高いぞ、不妊治療。終わりが見えないトンネル。ちょっとやられてきた。
だからこそ、協力し合えるパートナーと、助けてくれる病院に救われるはず。不妊治療の病院選び、大切。
体を整えることが大切なのは割愛する。

私は、最初から不妊治療の病院に行くのが怖かった。不妊症という言葉がドーンと私の人生に入ってくる感じが怖かった。それにたくさん待つって聞くし、専門用語多そうだし、先生が何となく忙しくて怖そうだから。
なので最初はレディースクリニックに行っていた。基本的な男女の検査や、卵管造影、卵胞チェックなどのタイミングを一年ぐらい。
それでだめだったのでそろそろ本腰入れてステップアップをと思って、
地域で有名な不妊治療の病院を予約し、一緒に行くことになった。

彼はレディースクリニックに一緒に行っていたので抵抗なく、何なら血液の検査の為に血を抜かれた(保険効かず1万円以上)
レディースクリニックでの先生はとても優しく説明もしっかりしてくれる先生だった。
新しい病院の担当の先生は、説明が下手で。話の順序がバラバラで、それだけでストレスだった。この説明のためにここまで待たされたのか…と悔しくなった。

私たちが甘かった

プライバシーのため、診察券の番号で呼ばれるんだけど。12345さーんとか。その診察券を首から下げて2時間以上待つのも、みんなが呼ばれるの待って画面の番号見つめているのも、ここにいる人全員不妊症なのかと思うとみんなの悲しみまで流れ込んでくるようだった。
病院が悪いわけじゃない。私達の本気度が足りなかった。病院でもそれに気付いたけれど、HSPの私、帰ってからも数日メンタルやられた。
何が嫌だったかというと、集団行動が大の苦手で皆と一緒に、皆と同じが大の苦手な私。首からカード下げて、ロビーで待って、皆同じような診察しやすいスカートを履いて、まるで就活のような気持ちになった。終わった人から抜けられるシステムも似ている。今から始める私のような人も。やり尽くして手探りな人も。みんなみんなどこか迷子のような気持ち。

最後に

妊活と不妊治療。ここには大きな壁がある。自分が甘かったので、ここからはもう少し計画的にそして心のケアをしながら進めていきたい。
ステップアップといって治療法やアプローチを変えたりするけれど、それだけじゃなくて、その都度ちゃんと自分の心に向き合うの大切。
本当にそこまでして欲しいかな。このまま彼と仲良く暮らすのも悪くないかもよ。妊活でメンタルが限界になる。この感覚は不妊の人しか分かり合えないけど、人に話してその人が先に妊娠したら、私が先に妊娠したら、と考えると周りに話すのは難しい。つら。
治療についてはいろんな人が情報共有してくれているので、今後たくさんお世話になると思う。初めての不妊治療の病院〜メンタルやられた気持ちは、今しか残せないのでここに残す。今後私が治療するのか、どこまでいつまでがんばって見るのか、諦めて人生の方向転換するのか。神のみぞ知る。








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