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「できない」と「しらない」

すぐに「できない」とか言う人いるよね?

ちょっとでもやってみて言うならいいんだけど
全然やったこともないのに

「それはできないな」

とか言う人いるやないですか。

今日はその人のことについて語りたいと思う。

私はよく「その言葉はどこから来た?」という
質問をしたりするんだけど、
この質問に照らし合わせると

「できないという言葉はどこから来た?」

ということになるね。
するとだ。こういう推測が生まれる。

「できないというのは、
 できたイメージがないと
 生まれてこない言葉である」

そうなんだ。できないを言うためは
できた状態のイメージが必要なのだ。

「ダイエットできない」というのは
ダイエットをしている自分のイメージがある。
例えば食事制限とか運動とか。
「それは無理だなー」って思うから
「できない」になる。

「禁酒できない」というのは
禁酒しているイメージがあるし、
「独立できない」というのも
独立のためにやることのイメージがある。

そう!イメージがあるの。
そしてそれができないと言ってるわけ。

もしね、イメージがまったくないなら。

「わからない」「知らない」

という風になるわけだよ。

例えば私があなたに

「うちの近所のMさんみたいに
 すてきな人になった方がいいよ」

と言ってもだね
まず「誰それ?」になるでしょ?

誰それ?レベルだから当然
「わからない」「知らない」
になるはずじゃん。

そう。できないは「できるイメージ」がある。
それを拒否しているということになるわけね。

コーチングしててもこういうことはある。
そのとき私はクライアントにどういうか?

「じゃあ、そのできるイメージの中で
 何やったら実現できそうかね?」

できるイメージがあるなら
100%じゃなくてもいいので
できることはあるはず。

ダイエットなら

「とりあえずラジオ体操します」

とか

「3日に1回は米やめます」

とかね。
ゼロじゃないわけ。

これをずーっと続けていけば
できるイメージに近づく。

それはごく当たり前のことで
まだ足し算習ったばかりの子どもに

「因数分解やって」

と言ってもできないのと同じで
積み重ねがあって初めてゴールする。

でも「できない」と言った瞬間に
ゴールを目指さなくていいみたいになる。

だから「できない」とは言わせない。
常に「何ならできる?」と問いかける。
これがうまく行くコツ。

そして「できない」という言葉にh
もう1個意味がある。
それは

「本当はやりたくない」

という意味。
もしこっちが真意なら
「できない」と言うよりも
「やりたくない」と言った方が
精神的には健康を保てるけどね。

あーそしてもうひとつ忘れてた。

「しらない」という場合。

これも簡単だ。
そのことを知ってたら教えてあげればいいし、
こっちも知らなかったら
一緒に調べればいい。

いまどきインターネットという
超便利アイテムがあるからね。
もう「しらない」は通用しないかもね。
あ。こっちも「知りたくない」があるよねwww