見出し画像

【感想】体を温めると髪が生えた!温活育毛本: 理髪師・育毛ブロガーが辿り着いた育毛術(亀井 貴史)


もう、どうにもならないかもしれないけれど、薄毛が気になり、暇があると薄毛対策kindle本を読んでいる。これは面白い!と思えるものから、眉唾ものまで、様々だが、せっかくなので感想を書き込んでおきたい。

今日、ご紹介するのは「温活育毛法」、著者は理髪師30年で、自らの薄毛を克復した経験のある方だ。現在も育毛ブロガー(ライター)として活躍しており、まともで説得力のある本だ。

著者のブログ「育毛・薄毛の自然派ヘアケア」

薄毛は身体の冷えが原因

著者の勧める育毛法はシンプルで、身体を温めること、血流をよくすることだ。体温を上げて代謝を良くして頭皮の血流を良くすること。遠回りに見えて、これが一番効果があるとのこと。

お風呂に入ること

著者は、これまであまりお風呂に入らないタイプだったようだ。しかし、冷えが薄毛に直結することを理解してからは、積極的にお風呂に入るようになったらしい。特に40~42℃のお湯にしっかり浸かるHSP入浴法が良い。

私も万年シャワータイプで、これまでの人生で、1年のうち8割はシャワーだった。お風呂は月に1~2度って感じ。しかも、カラスの行水だった。しかし、男性更年期障害?を自覚するようになってから、お風呂の重要性を今まで以上に感じている。

改めて、しっかり体を温めていこうと決意できた。なんと言っても薄毛が関わっているわけだから、これは必死だ。

頭皮マッサージより足をもむこと

著者は理髪師だが、頭皮マッサージの効果には否定的だ。頭皮マッサージで髪が生えた人を見たことがないと言い切る。理髪師30年の経験値から出る言葉は重い。

頭をもむよりも、足をもんだほうが効果的だとのこと。特に、足ツボの「湧泉」が良いとのこと、ここは反射区療法では「腎臓」付近に当たる。足もみで全身の血流が良くなるのは間違いないわけだから、簡単にできることからやってみようと思う。

また、足の筋肉(ふくらはぎ)をつけることも大事だ。下半身の筋肉が全身の血流を良くする。

とにかく身体を温めること

男性は内臓型の冷え性が多いとのこと。無自覚で身体が冷えて、代謝が下がっているので、頭皮まで血流が回ってこない。そこで、とにかく身体を温めること(冷やさないこと)が大事だ。

著者のたどり着いた方法は、結局のところ「冷え取り健康法」と同じだったという。靴下を重ね履きすることや、身体を冷える食べ物を食べないこと。シンプルだが、徹底して身体を温める。元SMAPの草なぎ君の髪が増えた?のは、靴下の重ね履き~冷え取り~の成果だとする意見も面白い。

冷え取り健康法が髪に効くのは、それが身体全体を確実に元気にする方法だからだ。身体が元気になれば髪も生えるのは当然なのかもしれない。AGA治療で、ホルモンだけにアプローチしても体質が変わらなければ意味がない。

まとめ

・薄毛の原因は身体が冷えていること。体温が下がると血流が悪くなり、代謝が悪くなり、髪の毛まで栄養が行かなくなる。

・身体を温めるには40~42度のお湯にしっかり入るHSP入浴法が良い。

・頭皮マッサージで髪が生える人はいない。むしろ、足をもんだり、足の筋力をつけることが効果的。

・薄毛を克復する方法を突き詰めると「冷え取り健康法」になる。

身体を温めて、代謝を良くすると自然に髪が生える(かもしれない)という、至極全うな本だった。著者自身が、薄毛の悩みを克復しているとのことで、地道にコツコツやっていけば、髪が元気になり、再び活力が湧いてくるのかもしれないと思うと希望が持てたかもしれない。

ということで、温活に取り組み始めた。男性更年期障害(LOH症候群)もどきで、かなり弱っていたが、方向性としては正しい気がする。コツコツ身体を温めていこう。

#薄毛 #AGA #書評 #読書感想文

この記事が参加している募集

読書感想文

大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq