見出し画像

重い仕事は朝一番(午前中)に終わらせる!朝はもっともストレスに強い時間

一日の中には頑張れる時間と頑張れない時間がある。先週末はひどかったな。寝不足もあり、お腹が下る体調不良のなかで、朝から晩まで途切れなく集中しなければならない仕事の予定。仕事中はなんとかなったけれど、夜に反動がグワッとやってきた。

いつものように日記を書いたり、簡単なメールに返信したり、ほんと単純なことも全くできなくなってしまったのだ。時間はあるのに動けない感じ。エネルギーを使い果たした。目には見えないけれど、一日のエネルギーの総量は決まっているらしい。

だから、本当に重要な仕事は朝一番(もしくは午前中)に終わらせておかなければならない。朝一番がストレスに強いと言える科学的な根拠もある。

朝一番はストレスに強い時間

人間の体っていうのは本当に面白くできていて、時間ごとに分泌されるホルモンの種類が異なる。朝方~起床時間にかけて副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、ストレスに対応するための特別なホルモンだ。コルチゾールが体内で一番多くなるのは、起床後20分だという。

「ストレスホルモンのコルチゾールが起床後20分にその濃度が1日の最高値になるということは、あまり一般には知られていません。・・・厄介なことは午前中、なるべく早い時間にすませたほうがうまくいくということを覚えておいてください。」

あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法―脳科学の最高権威がはじめて明かす ダイヤモンド社 (2010/12/10) 久保田 競 (著)

起床後20分を頂点として、どんどんと下がり続けて、夕方~夜には最低ラインまで落ち込む。一日の終わりに重い仕事・ストレスのかかる仕事を持ってくると、身体も心もつぶれちゃうから注意しよう。っていうか、できなくて、先延ばしし続けるかもね。

自分にとってストレスになるような仕事こそ、朝一番、コルチゾールが満タンの時にこなしておかなければならないのだ。

午前中こそMIT(最も重要なタスク)に全力を注ぐ

まあ、でも、起床後20分から気の重い仕事を片付けられるかというと、現実的にはちょっと難しい。起床後20分は、まだ体も心も仕事モードに入っていない。朝一番から仕事に飲み込まれちゃうのもなんか嫌だ。そこで、コルチゾールの濃度が比較的高い時間・・ということで、午前中の時間をフル活用したい。午前中はMIT(最も重要なタスク)に全力を注ぐのだ。

私は、朝・晩のルーティーンなどを除き、一日を5コマ(90分)で計画している。そのうち、午前の1コマ目・2コマ目はMITを持ってくるにふさわしい時間だ。1コマ目、2コマ目でフルスロットルで働ければ、午後の3~4コマ目は流し作業になる。

午前中に一日の8割の仕事を終える。一日を通して安定した働き方ではないので、はた目から見ると不安定に思えるかもしれないが、最も生産力が上がるスタイルだ(と思っている)。

まとめ

朝~午前中に重点を置くスタイルこそ、正しいのだと分かった。これからも午前中にエンジン全開でストレスのかかる仕事をやり遂げよう!というモチベーションが高まった。

しかし、以前の私のように「朝~午前中は全く仕事にならない・頭が起きていないっ」て人が多いのも事実だと思う。私は、学生時代からずっと、朝から午前中いっぱい憂うつだった。本来は朝方から分泌されるコルチゾールが出ないのだ。おそらく「副腎疲労」気味だったのだと思う。

朝から動けない(パワーが出てこない)と言う人は無理しすぎず、まずは生活習慣をコツコツ変えるところからスタートしよう。

でも、副腎疲労を治すカギも、早寝早起きだったり、糖質制限だったり、運動することだったりする。結局、話は、シンプルな睡眠・運動・食事の習慣に戻るんだけど、コツコツやれば、身体は裏切らないのだ。

#朝 #ストレス #MIT #コルチゾール #午前中 #仕事術 #ADHDの仕事術 #副腎疲労  

大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq