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【早起き】早朝に時間割を見直して一日の予定をたてる習慣!マインドマップ型時間割がおすすめ。

早起きして、仕事前に余裕ができた。在宅ワークなので出勤時間がないから、仕事は9時開始と決めている。朝5時半に起きて、朝食前の時間、朝食後の時間を1時間半ずつ持っている。仕事前に3時間の余裕が持てるのは大きい。
朝の3時間は、日誌を書いたり、読書をしたり、ウォーキングしたり、朝掃除したり、色々忙しい(正直、あっという間に過ぎ去ってしまう。時間が足りないので、もっと早く起きようかと思うくらいだ)。

しかし、何があっても欠かすことができないのが「朝に時間割を確認し、予定を組みなおす習慣」だ。この習慣を確立したことで、仕事をこなすスピードが驚異的にアップした(気がする)。

毎朝、時間割を組みなおす

私は、一週間の予定を週末(日曜日)にたてることにしている。30分~1時間をかけて、一週間の振り返りを行うと共に、約束・アポ・締め切りなどを予定表に書き込んでいく。そして、日ごとに一番大事な仕事を行う時間をゴールデンタイム(だいたい午前中の2コマ)に割り振っていく。

だから、週中の朝の時点では、その日の時間割は完成している。それでも、もう一度、時間割をチェックして組みなおすことが必要なのだ。

「『ものは二度作られる。一度目は人の頭の中で、二度目は実際の物として』と言われます。家を建てるときには設計図を作ってから実際に家を建て始めます。
1日もこれと同じです。まずは、頭の中で1日の仕事の流れを想像します。それから行動するため、途中でつまずくことが少なくなり、安定して前に進むことができるようになります。あたかも一度やったことがあるかのようにスタートできるので、本番の作業がうまくできるのです。」(P126)

時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」 (アスカビジネス) 谷口 和信

朝毎に、一日をシュミレーションして、うまく回らないところ、スキマ時間ができそうなところ、エネルギーが切れそうなところを予想して予定を組み替える。その日にならなければ、具体的なタスクが形になっていないことも多い。また、その日の疲労回復度も日ごとに異なる。

それで、朝に時間割を完成させるためには、15分~30分が必要だ。朝食前の時間は、あらゆる仕事がはかどる特別な時間なんだけれど、私はあえて、この時間の一部を時間割を見直す枠に充てている。それだけ大事なのだ。

マインドマップで時間割を組み替える

色々試行錯誤したが、今のところ、マインドマップ(マインドマイスター)を使って、週ごとのタスクを管理し、時間割を作る方法で落ち着いている。一か月以上の中・長期のタスクはグーグルカレンダーに予定・タスクの形で記載しておき、一週間前になると、予定やタスクを、マインドマップ上に落とし込む。

時間割のテンプレートを作り、それぞれのタスクをコマ(時間割)に落とし込む。

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マインドマップの良いところは、何度でもタスクを入れ替えることができるところだ。これが、朝毎の時間割の見直しに向いている。あちらに動かし、こちらに動かし、もっともしっくり来る場所にタスクを移動させる。

また、折りたたんでいる枝を開いて、一週間分のタスクを見通せば、空いている時間や、前倒しで行えるタスクも見つけられる。結果、仕事時間中は無駄なく動くことができる。

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この作業を行いながら、一日のスケジュールを、考えているのだ。まさに「手を動かしながら考える」という表現がしっくりくる。

私が、絶賛おすすめ中のマインドマイスター(無料)を使えば、オンライン上にマップが保管されるので、PCでもスマホでも、在宅でも外出先でもスケジュールを確認できるので、とても便利だ。

一日の予定を俯瞰することでストレスが減る

朝の時点で、一日の予定を確認しておくと、予定外(と、思えること)が少なくなる。もちろん、飛び込みタスクもあるけれど、どの部分が外せない大事な仕事で、どの部分が繰り越しても良い仕事なのか目を通してあるので、仕事の入れ替えも瞬時にできるようになる。

正確に一日の流れを予想できるようになると、脳への負荷が軽減される。

「疲労医学」の梶本修身さんによると、全体を俯瞰できる能力(トップダウン処理能力)を上げると脳疲労が大幅に軽減する。

全体をつかんだ後に、細部を理解していく処理方法のことを「トップダウン」と呼ぶ。これに対して、個々、細部から全体を描こうとする処理方法が「ボトムアップ」だ。赤ちゃんの時は、とにかく情報が少ないので、何でもボトムアップ処理するしかない。顔の各部を見て、だんだんパーツが組み合わさって、その顔がお母さんだと分かる。

しかし、大人になれば、情報の蓄積が大きくなっているので、パッと見て全体の雰囲気を把握してから、各パーツに注意を向けることができるようになる。トップダウン処理のほうが瞬時に判断できるので、その分、脳も疲れない。脳は、できるだけ処理を少なくすることで疲労しにくくなる。

1日のスケジュールを俯瞰して、いわば上から見ているかのように理解するのはトップダウン処理だ。タスクリストをもとに、ひたすら仕事をするのは、ボトムアップ処理だ。
トップダウン処理で、一日のタスク、一週間のタスクを上から眺めていれば、各タスクをこなしている最中に、余分な情報処理をしなくて良いのだ。自然に次の動きが予想でき、その瞬間、その瞬間の判断の負荷がかからなくなると、脳は本来のパフォーマンスを発揮できるようになる。

まとめ

・毎朝、時間割を組みなおすことで、その日一日のシュミレーションを行うことができて仕事がスムーズに運ぶ。
・マインドマップで時間割を作ると、一日、一週間の予定を俯瞰しながら、あちらこちらとタスクを組みなおすのに便利。
・1日の予定を時間割にして、大きな視野で見ておくと脳疲労を防ぐことができ、日中のパフォーマンスが高まる。

早起きすることは、スタートが上手な陸上選手みたいなもんで、スタート時点から他者を引き離している。それで、仕事開始した時には、集中力を極限まで高めて臨みたい。
そのためには、いつ、何をやるかをできるだけ細部まで決めることだ。ここが少しでも曖昧な状態だと、その場、その場で迷いが出るので、午前中の時間を無為に過ごしてしまうリスクがある。仕事開始の前の、朝の時間割見直しがカギだ。

勝負は始まる前に終わっているのだ。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq