韓国料理を我が家の家庭料理にアレンジして
知人のさそいで「韓国料理を家庭料理へ」に参加してきました。
「温かい家庭のような雰囲気」をモットーとする料理教室です。
★今日のメニュー
今回は、韓国料理を参考に日本の家庭料理にアレンジしました。
① トッポギと各種材料の辛み炒め
② オイキムチ
③ 韓国風豚汁
④ トマトのナムル
⑤ 五穀米
⑥ 切り干し大根の煮つけ
料理の中から①~④までの4品、韓国風家庭料理のレシピをご紹介します。
〇トッポギと各種材料の辛み炒め
<材料と分量:4人分>
トッポギ(米粉の餅) 400g
今回は3㎝くらいの長さに加工したものを使いました
卵(茹で卵用) 4個(200g)
ウインナー 4本(100g)
さつま揚げ小 4枚(120g)
にんじん 1/2本(100g)
玉ねぎ 1/2個(120g)
〔調味液〕
コチュジャン 大さじ2 (42g)
砂糖 大さじ2(18g)
しょう油 大さじ1(18g)
にんにく 少々
牛肉だし粉末調味料 小さじ1(3g)
水 250g
<作り方>
① 卵を水から入れて14分茹で、殻を剥いておく
② トッポギは熱湯にくぐらしておく
③ ウインナーは斜め4等分、さつま揚げは5等分のそぎ切り、にんじんは4㎝の短冊切り、玉ねぎはくし切りにしておく
④ フライパンにごま油を熱し③の野菜を2分ほど炒め、トッポギを加えて1分ほど炒める
⑤ 全体がなじんできたら調味液を入れる。中火で煮て煮汁が1/3くらいになるまで炒めるとよい
⑥ 器に盛り付け2等分に切った茹で卵を盛る
〇オイキムチ
<材料と分量:4人分>
きゅうり 2本(200g)
塩 小さじ1/4 (1.5g)
大根 100g
にんじん 1/2本(100g)
〔調味液〕
りんごすりおろし 大さじ1(20g)
にんにく 少々
生姜 少々
塩 小さじ1/3(2g)
砂糖 小さじ1/2 (1.5g)
ナンプラー 小さじ1 (6g)
ごま油 小さじ1 (4g)
粗挽き唐辛子 小さじ1~大さじ2(お好みで変える)
<作り方>
① きゅうりは乱切りにしてポリ袋に入れ、塩をまぶして軽くもみ込む。15分程置いたら水分を捨てておく
② 大根とにんじんを千切りにしておく
③ ボウルに調味液を混ぜ合わせたら②を入れ混ぜ合わせる
④ さらにきゅうりを加えて軽くもみ、1時間ほどおいてできあがり
〇韓国風豚汁
<材料と分量:4人分>
豚肉 200g
ごま油 小さじ2(8g)
コチュジャン 大さじ1~2(21~42g)お好みで変える
白菜 2 枚(200g)
しめじ 1パック(150g)
煮干しの出し汁 1000g
みそ 大さじ4 (72g)
小ねぎ葉 少々
<作り方>
① 豚肉は、ごま油とコチュジャンをもみ込み下味を付けておく
② 白菜は3㎝くらいのざく切りにし、しめじは石づきを切り取って食べやすい長さに切っておく
③ 鍋に出し汁を入れ、煮立ったら豚肉、白菜、しめじを入れ4~5分煮る
(出し汁は煮干しでとったほうが、削り節の出し汁よりも合う)
④ 次にみそを入れてよく溶かす
⑤ お碗に盛ったら小ねぎ葉を散らしてできあがり
〇トマトのナムル
<材料と分量:4人分>
トマト 大1個 (250g)
玉ねぎ 1/2個 (120g)
〔調味液〕
にんにく 少々
塩 小さじ1/3 (2g)
ごま油 小さじ1 (4g)
すりごま白 小さじ1 (2g)
<作り方>
① トマトは皮を湯剥きして、一口大の乱切りにしておく
② 玉ねぎは薄切りにして水にさらし、しばらくして水気を絞っておく
③ ボウルに調味液を混ぜたら、湯剥きトマトを入れてさっと和える
④ 器に盛って、さらし玉ねぎをのせたらできあがり
★全体の盛り付け
①器は、大きさ・深さ・彩を考えて各々準備しておく
②今回の4品には、主菜・副菜のイメージが無いので、それぞれ盛り付けて彩よくトレーにセットする
③日本の家庭料理に合わせて、主食は五穀米のご飯、おかずが辛いので切り干し大根(今回はレシピ省略)を少々添える
★今日のデザート(バレンタインの日を意識して・・・)
ココア入りシフォンケーキのチョコレートかけ
シフォンケーキに切れ目を入れ、間に生クリームとハート型のチョコレートとミントを添える。
旬の季節に冷凍しておいたブドウ各種も添えました。
甘みの少ないふんわりしたシフォンケーキは、口当たりの軽いデザートです。
コーヒーでゆっくりといただきました。
市販のシフォンケーキを用意して、好みにデコレーションするのも手軽ですね。
★講師の家庭料理への思い
毎回ご紹介していますが、かつてcaféを運営していた60代の女性が、気軽に料理作りができるようにと、ご自宅の一部を提供してくださっています。
受講生は3~4人の少人数制なので、家庭的な雰囲気です。
今回は、講師が「昨年末に韓国に出かけて美味しいものを食べてきた」とのことから、お土産話を伺いながら、韓国料理を日本の家庭料理にアレンジして楽しみました。
辛いものやごま油が苦手な私でも、辛みや脂肪分も少ないので、すっかりお気に入りの料理のひとつになりました。
とにかく気軽に簡単に作ることができました!
トッポギのような米粉餅は、韓国料理では辛み炒めによく使われます。
日本でも米粉を形にした「しんこ餅」「きりたんぽ」などがあり、米粉料理をご存知の方もあるのではないでしょうか。
なお、エネルギー調整中の方は、トッポギがうるち米の米粉を加工した物であることから、日本では主食の穀類として考えたいですね。
今回使った国産トッポギの米粉食品は、一人分約350㎉あって、ごはんに換算すると220g(丼飯1杯分)にもなります。
糖尿病などの食事療法中の方をはじめ、病気療養中の方はトッポギがごはん替わりになりますので、両方を食べると炭水化物が多くなりますね。
この場合はご飯を控えることをおすすめします。
また、全般に料理が辛いので、特に消化器官に衰えのある病気療養中の方は、辛みを控える等の工夫をすることが大事です。
今回も、最後までありがとうございました。
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