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自分を育て直す旅16日目

この島での時間がそろそろ終わろうとしている

前半戦はのんびり観光して過ごし(とはいえ仕事はしていたが)
後半戦も仕事してたな…

でもやっぱり音楽で繋がる人がたくさんいたのは心地よかった。
DJイベントも初めて聞いて、楽しい世界にふれた。


本気で移住考えたので、市役所にも行ってきた。
行けば仕事も家もある。
それはなんとかなる、どこに行っても生きていける 自信はある。


この島に行きたいのは、縁があって自己紹介しやすいからだし
島特有の閉鎖的な感じから
ある意味遠いところが居場所だからっていうのもある。だからとても気楽。

居心地いいのは間違いない。
だけどだからこそ本当にいいの?って思う。

誰も自分の人生に責任負ってくれない
誰のせいにもしたくない
一人で全部決め切るのはこわい


こっちにきてから描き進めてた絵がそろそろなんとかいい感じになってきている。
島出るまでには完成させたいところ。
水彩は楽しくて難しい。

それでも描きたいものは描けてる。



そんでお土産屋さんに行ったら、夫との結婚式のプチギフトに選んだお菓子が置いてあって、もう また うわーってなったし、うわーって言った。

お土産の前でちょっと泣いた。

うわーってなったからそのお菓子買って、供養だーってひとりで食べ尽くした。

美味しかった。食べ物に罪はない。こんな美味しいお土産物を生産してくれたお店に感謝だ。


渡り鳥みたいな人にも会ったし
めちゃくちゃ好みだぁ!って人にも会った。(見た目と立ち振る舞いが)

だからって夫との思い出が消せるかっていったらそうじゃないんだよな。


さっきの、お土産見た時の「うわー」

何の「うわー」
なのか、よくわからずにいる。


膨大で圧倒的な悲しさと寂しさに
ここにいたらずっと触れ続けるのかもしれない
それが少し辛い
でもみんな同じ土地で生きていく ことができているんだし

縁遠い場所に住んでも、どうせ思い出すし
どうせ思い出すなら、思い出しても辛くなっても立っていたい場所に居た方が
私にとっては 幸せなんじゃないか


私にとっての幸せって何だ
愛し愛されて生きていたい



悲しみが噴出しかけてるので噴出させるが
本当は、夫と一緒にいたかった。
知り合って好きになって15年
泣いても喚いてもどれだけ悔やんでもそれは変わらない
クソなこと言われたけど、彼の好きなところはずっと好きだし、それは変えられない気がする

SNSにもカメラロールにも夫との思い出ばかりだ
音楽に触れても、綺麗な景色を見ても、夫のことを思い出す。

島で一番高い山から見た景色も、初めて行った島の海の青さも、夫に伝えたい。共有したい。

それができないのが辛い。


自分のことを知ってほしいって思ってる。
理解してほしい。
あなたに興味ないなんて言わないでほしかった。付き合った当初から言われてて、ずっと辛かったけど
好きだったし依存してたからそういうのやめろって言えなかった。

言ってたら何か変わったんだろうか
私はどこで間違えたんだ?って、考え始めると、自分の人生全てが間違いだったんじゃないかって思っちゃう。


よくないなー
よくない


それでも婚姻関係の解消ってところで区切りをつけようと
今そう思うし、そうしたい。
その方が自分にも夫にも最善だってわかってる。
それでもやっぱり寂しいは寂しい
辛いは辛い
まじほんとみんなどーやって乗り越えてんの?


依存だけじゃない、保護して欲しかっただけじゃない、ちゃんと私は夫のこと愛してた。

それが報われなかったのがただ辛い。

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