毎度の自分語りをしていこうと思う。幸いにして？人の目にそれほど触れていないので、思いついたあれやこれやをツラツラと書き連ねていけるのだ。

何故か僕の周りには、転職希望の人がたくさんいる。まあ、業界全体の年収が低いから仕方がないっちゃ仕方がないところなんだけれど……。

そんな彼らの話を聞いていていつも不思議に思っていたことがある。皆一様に「やりたいことがない」と言うのだ。その言葉を聞くたび僕はいつも「本当かな？」と思ってしまう。

少なくとも僕は、転職活動時に「やりたいことがない」という理由で悩んだときがなかった。まあ、僕がちょっと短絡的すぎるからなのかもしれないけれどさ。

でもさ、考え方ってシンプルでいいんじゃないかな？たとえば、「サッカーが好きだからサッカー場の運営スタッフになる」とか「釣りが好きだから釣具店の店員になる」とか。

僕は実際に「釣りが好きだから、アウトドア専門のネットショップのバイヤーになった」クチだ。薄給が原因で辞めたんだけれど、専門的な知識を身につけられたし、今の仕事に大いに役立っているから後悔はしていない。

確かに、年を重ねて家庭をもっている人が衝動のままに転職するのは避けたほうがいいかなと思う。でもさ、失うものが何一つなく、1回や2回の失敗くらいリカバリーできる20代の若者だったらいいんじゃないかな。

「好き！」とか「やりたい！」っていう気持ちに正直になって、勢いのままに転職するのもさ。

もがき苦しんで転職したその先に天職が待っていることだってあるんだから。迷わず突き進め、若人よ！