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想像の共同体5章古い言語、新しいモデル(1)
4章では、アメリカのナショナリズムについて書いていたが、5章ではヨーロッパのナショナリズムが確立した過程を書いていく。
3章では、ルターによって聖書がドイツ語で翻訳された事により、ドイツ語によるナショナリズムが出来つつあり、元々の聖書のラテン語は軽視され始めた。
そして、更にルターの宗教改革(免罪符というお金出せば罪が許されるものがあって、ルターが反発してラテン語
のみの聖書がドイツ語で訳され
4章クレオールの先駆者達(3)クレオールの排訴の原因
前のパートでは、共同体としての巡礼を今までは行っているのに、クレオールは巡礼を行う事が出来なかったので愛国心が生まれなかったという事を書いた。
今回は、何故その様な扱いをクレオールは受ける事になったのか?書いていく。
その要因としては2つあって、一つは、君主論のマキャベリ主義という非人道的でも利益をもたらすものは正しいという考え方と。ヨーロッパ人が世界に進出しはじめて、その現地の人々に汚染されて
4章クレオールの先駆者達 (2)巡礼によるナショナリズム
題名は僕が読んで適当に書いてます。
(1)では、クレオールがスペインに反発してナショナリズムを作り上げた事を書きましたが。
何故愛国心が生まれず反発が起きたのか?を巡礼という視点からも見ていきます。
巡礼によるナショナリズム①宗教的な巡礼
②ヨーロッパの世界帝国による政治的な巡礼の変化
③クレオールの巡礼
①宗教的な巡礼
世界を見てみると、旅や巡礼の重要さが書かれていた。
出版ナショナリ
4章クレオールの先駆者達(1)反発によるナショナリズム
反発によるナショナリズムまず、題名にあるクレオールとは、植民地の生まれた人を指す。ヨーロッパに支配されていたアメリカで生まれた人は全てクレオールになる。
クレオールがナショナリズムを作り出すに当たってとても興味深い事をしていたのを書いている。
この章は、18世紀、ヨーロッパの人達がアメリカに行って、支配した時に見られるナショナリズムと。
3章で書いてあった、本や新聞などで書いた、同じ言語を使っ
想像の共同体2章(4)時間の了解
国民という考え方が宗教と王国から発展したのではなく、その2つが衰退して国民自身が考えていくきっかけになった。
その変化に対してのモチーフとして取り上げられているのが、初期イタリアやフランダースの巨匠たちの絵に表されている。
それは、キリスト誕生の厩舎に農民の格好で行く人が描かれていたり、聖母マリアも商人の姿で描かれていたりと。
神を平民の装いで描くというのは、普通なら、神の冒涜にもなると思うの
想像の共同体 第2章(3)王国
王国は、住民が正統性を持つのではなく、神に由来している。
そして、国境でしっかり区切られているのではなく、中心は強く、周囲に行くほど影響力が弱くなっていた。
なので、国境関係なしに、飛んだ所に支配している場所があったり、王国や帝国から、遠い領土では、どこが支配しているか分からない様な場所があったのかもしれない。
また古典的な君主政治国家が、戦争ばかりでなく、政略結婚的なものによっても、成り立って
想像の共同体2章(2)宗教共同体
イスラム教、キリスト教、仏教の全ての宗教は、共同体の考え方を持っている。
ただしそれは、聖なる言語とかかれた文字があるから、想像できるのだ。
イスラムを例にすると、聖なる書は唯一古典アラビア語においてのみ存在していた。
そしてお互いの言葉が分からなくても記号は分かる。(今でも、数字言語の意味は通じるので。+や√やΣなど)
そうした、聖なる言語があると、それが死語になっていればいる程、その言語
想像の共同体 2章(1)文化的根元
無名戦士の墓と碑
これは近代文化だと筆者は書いている。これは、故意に空っぽなのか、誰が眠っているのか?誰も知らない。
故に公共的、儀礼的敬意が払われる。
この様に、ナショナリズムの想像力が死と不死に関する物で、つよい親和性を持っている。
まずは死について書いていく。
宗教は、人間の色々な苦しみを証明しようとする。
しかし、マルクス主義の様な思想は、これらに対して苛立たしい沈黙しかない。
宗教は
想像の共同体 1章 概念と定義
国民の概念国民性の矛盾について
①客観的な目には近代的に見えるのに、ナショナリストには時代遅れなもの
②国民性というのは、文化的なもので変化していったもの(帰属意識?)だが、実際は独自のものになってしまった。
③国民性は、政治的に影響力あるのに、説明がしにくい。(哲学的に)
そういう矛盾があるのは、思想として考えているからで、親族や宗教の様なものとして考える方がいい。
国民の定義
イメージとし