素晴らしき大事業 【NoteパルプマガジンMexico】を褒める
先日、この様なマガジンが発刊された。
拙作も収蔵していただき感謝の極み。
何がスゴイのか
それを説明するには発端の非note公式超規模企画第1回逆噴射小説大賞に遡る。400文字の書き出しでメキシカンスタンドオフする真の漢(魂の性別)のイベントだった。
このイベントは凄まじい数のパルプスリンガーを発掘し……本当にどこに潜んでいたんだこの連中?……実際おれの創作における再生を促してくれた。
この企画は【ほんやくチーム】による、彼らの培ったコミュニティへの恩返し含めた大赤字企画だと思う。そう、上記記事の中にもあるように、この企画は消極的な意味でそれなり以上の収益リソースを削って運営されていた。(彼らはフリーランス専業作家なので全ての時間リソースはお金に繋がる)収益から出るだけで、回収は一切されてないんじゃないか? 一部篤志家がドネートをしたかも知れないが。まあそこはいい。
だが、基礎たる収益は有った。既に。恩返しをするに足るほどに。
翻ってマガジン事業について
だが冒頭二方はどうか。優れたレベルのパルプスリンガー、否、小説家であるが、それはまだ安定収益にはつながってないはずだ(だよね?)。
で、あるのに、コミュニティの発展のために自分の時間を削ってマガジン運営に(時間を)投資するのは誰かが褒めねば割が合わない。いや、この記事一本で広報としても幾許かになるのかなどタカが知れているが。
視点を広げて
さらに言えば、このマガジンに収蔵されているパルプ一本一本にも賛辞を送られるべきである。よく考えろ。創作物なんて作っても作らなくても死なないんだぞ。ケーキみたいなものだ。それなのに彼ら彼女らは頼んでないのに書き続ける。コスパで言えばバーミヤンでバイトしたほうが遥かにマシなのに。
我々はリソースを削って生み出されるサムシングにもっと敬意を表するべきだ。
【おわり】
資料費(書籍購入、映像鑑賞、旅費)に使います。