高校1年生の時
狂ったように英語を勉強しました

当時の勉強方法は
下の投稿で書いています

そんなわたしを見ていた担任の先生が
「交換留学でイギリスに行ったら？」と
留学を勧めてくれました

その場で「行きたい！」と言い、
イギリスの高校の新学期に合わせて、
渡英しました

その頃は勢いで生きていたので、
1人で現地で生活することに
あまり不安を感じていませんでした

とりあえず英語を勉強したいわたしは
「英語」の授業を選択しました

ちゃんと考えれば分かるのですが、

英語を話すイギリス人が
勉強する「英語」は、
日本語を話す日本人が学ぶ
「国語」の授業と一緒です

国語の授業でいう、
現代文や詩を学びました

1年間熱心に英語を勉強したとはいえ、
17歳のネイティブ達には
英語力はかないません

ここでラッキーだったのは
その時の現代文の課題図書が
カズオ・イシグロさんの
「わたしを離さないで」でした

日本語の本でちゃんと理解して、
授業に臨めたので良かったです

この1冊はなんだか
わたしの中で思い出の本になっています

読むと懐かしいイギリスの生活が
蘇ってきます

「詩」の授業は本当に分からなかったです

この「that」は作者のどんな気持ちを
表していると思う？とか

日本語でも難しい内容で、クラスメイトも
みんな「？」だったので
助かった思い出があります

もう8年も前になって、
イギリスで受けた英語の授業も
だいぶ前のような気がします

他にも「化学」や「数学」の授業を
みんなと一緒に受けました

かなり英語力が乏しいところから
スタートだったけれど、
容赦なく授業中に当てられました

みんなと同じようにわたしのことを
扱ってくれた先生達には
感謝しかないなと思います

最後はどの先生も
1番良いAの評価をくれました

これは平等な評価じゃなくて
頑張ったねの加点があったと思います

わたしの成績表をみて
クラスメイトは
「すごいね！」と言ってくれました

本当にみんな温かったなあ
その先生方のA評価のおかげで
帰国後もダブることなく、進級できました

本当に良い経験でした
すごく大変だったけれど、
あの頃に一瞬だけ戻りたいです