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Special Thanks !(みんなのフォトギャラリー)

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みんなのフォトギャラリーから、みあんご!が撮影した写真を選んで使ってくださったみなさんのノートをまとめています。ありがとうございます!
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2020年4月の記事一覧

海の底

今、どこにいるの?と言われたら 心の中で 海の底と答えている。 私は別にアリエルでも乙姫様でもないが 今の暮らしはまるで海の底のようだ。 私はかつて結婚していて 茶畑だらけの田舎だけど賑やかな場所で たぶん幸せだと思われながら暮らしていた。 だけど、本当はいつも寂しくて 全然幸せではなくて、いつも世界で一番不幸だと 思っていた。 結婚したことは後悔してない。 私との人生を約束してくれた人も恨んでない。 だけど、長い結婚生活のさまざまな出来事は 私を

25歳は全ての曲がり角

25歳という年齢はお肌の曲がり角と表現されているがまさにその通りでした。 それはもう自動車教習のクランクレベルの曲がり角です。お肌の乾燥なんて言うほど気にしてなかったのですがもうほっとけないくらい乾燥してます。元々肌が白いのですが、赤みも色素沈着もくすみも毛穴も気になって仕方ないです。あと目元は非常に変化を感じていて、疲れていると目元に出ます。25年間、少しも二重になろうとしてくれなかった重い一重まぶたが疲れてる時だけ二重になりますが全くハリが感じられないので疲労が目に見え

毒吐きはその毒によって自滅する

昨日はウトウトしていて投稿するのを忘れてしまった。こんな日があってもいいが、毎回のようには落としたくないものだ。 私はいつからかブラックジョークを好み、アネクドートを好むようになった。多分歴史の教科書の風刺画が強烈に印象に残ったのだろう。ある程度知識を知っていないと伝わらず笑えないネタというのが好きらしい。そんな人であるから、自然と自らも皮肉を含んだエグみのある話をするようになった。むろん誰にでもじゃない。私の脳内は議会制民主主義を採用している。「これは話しても大丈夫だろう

恋とは

 恋とは、いったい何なのでしょうか?   私には、よく分かりません――。      *     *  お客様がいらっしゃる日の朝は、てんてこ舞いの忙しさです。大きなお屋敷の隅々まで箒で掃き、雑巾で拭きます。手を抜くつもりはありませんが、もし抜かりでもあろうものなら、奥様にきつく叱られてしまいます。  季節は、夏の入り口に差し掛かっています。床に跡を残す雫が、絞り切れなかった雑巾の水か、私の汗か、分からなくなっています。 「絵馬、遅いわよ。もっと急がないと、間に合わないわよ

意識の深淵~『タコの心身問題』

副題『頭足類から考える意識の起源』 哲学者である著者が、興味が高じてタコの生態の研究に打ち込み、そこからヒトの意識に迫るという本。 タコの神秘に満ちた生態や、意外と知らなかったカンブリア紀周辺の生物の進化の歴史が知れて面白かったが、肝心の人間の意識の謎に迫る部分はわりとあっさりしてて拍子抜けした。 要点は以下3つ。 ①タコは脊椎動物以外で唯一巨大なニューロン群を持ち、高度な判断能力を有している。社会性や知的好奇心をも持っていそうという研究報告も近年増えてきている。