もはや恒例の、絵画読解記事。今回もCasieで借りた作品、あきこ屋《The Story of the Monkey King》を題材として、さまざま思いを巡らせてみたい。
西遊記を題材にしているらしい動きのある作品を一瞥して、立ちどころに浮かびあがるイメージがある。それは、中国奥地に屹立する山々の原風景である。千年以上の歴史が脈打つ水墨山水画が描いてきた雄大な自然である。
なによりもまず、この絵は山水画を強烈にイメージして描かれたものと推測される。まずはこのあたりを確認し
やっと年が明けた。なぜといえば、おととい本屋に行って、今年のカレンダーを買ったからだ。そして、つい今しがたデスクの大掃除が済んだからだ。
思えば、年越しそばを元日の0時半に食べたのがまずかった気がする。その辺りから今日に至るまでの記憶がおぼろげである。傑作PS4ゲーム『Red Dead Redemption 2』の20世紀アメリカ西部でカウボーイとして動物の皮を剥いだり駅馬車を襲ったりして過ごしていた時間も長かったので、身体の半分ぐらいが無法者になってしまった感覚もある。