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口うるさくしないで済む方法

子供の自己肯定感や自己効力感を伸ばすには、手出し口出しをしない方が良い。といいますが、ついアレコレ言ってしまいます。

とある気付きから、口うるさくしないで済む方法ってこれじゃ?!という発見をしたので書き残します。

それ、私のこと?

子供たちに言ってきた事を、自分もしている事がよくあります。
例えば「早くして」と言いながら、自分の準備が遅い。とか 
「とりあえず何か欲しい。じゃなくて本当に欲しいものを買おうよ。」と言いながら、とりあえずの服を買う。とか
「ゴメンは仲直りできる魔法の言葉やで」と言いながら、怒ったあとは自分から子供に謝っていない。とか。

全て私のことです(自爆)。アカーーーーーン!

気になるということ

子供に対して注意している内容は、自分自身が気にしている事では?と思いました。

3歳くらいまでは、本能のまま動くのでシンプルに「危ない」とか「それしないよ」という感じだった気がしますが(記憶がもう薄れてるw)、4歳頃からは、注意の内容に個人的感情が混ざってきているような気がするのです。
自分の価値観で良し悪しを決めつけて、それを注意として伝えているんじゃ?

・◯◯は良い
・△△は悪い
そう感じているのは自分で、それを子供にすりこんでしまってない?と感じたのです。

先日家族で買い物に行ったときのこと。
6歳の息子はあれも欲しいこれも欲しい、一番欲しいのはここにないけど。といった感じ。
4歳の娘は一度決めたら離さない。似たようなものがあっても変えたりしない。といった感じ。

私は息子に似ていて、とりあえずでも手に入れたい気持ちがすごく分かります。
それもあってか娘の初志貫徹の意志力を、羨ましく輝かしくも感じます。

この時、私が息子にかけた言葉は
「本当に好きじゃないものなのに、とりあえず欲しいからって買わないんよ。」
これは、あれもこれもと言っていたらキリがないし、どうせ買うなら本当に欲しがってるものがいいという思いからです。

でもちょっと待って?
自分が気になって注意したくなることって、自分自身が気にしているところ。だから気になるんじゃない?

私の価値観は置いておいて、考え方次第では好奇心旺盛って良い事じゃない?
欲しいもの、やりたい事がたくさんあるって良い事じゃない?

逆に言えば、初志貫徹って頑固だとも言い換えられるし。
・◯◯は良い
・△△は悪い
ものの見方で全然違う。

色々欲しくなる好奇心、いいやん。
これ!と思ったら突き通す意思力、いいやん。

一度自分に投げ掛ける

そんなことがあってから、注意したくなった時に「その言葉って私が気にしてるだけの価値観じゃない?」と考えられるようになりました。

その注意の言葉を自分に向けてみて、反論してみるとよく分かります。

ちょっと暗い所で遊んでいる息子に「電気点けてやー」と言いたくなったけど、その言葉を自分に向けてみると…。
「見えてるしいいやん。今この作業が楽しいの!」
って反論するなーとw

目が悪くなって欲しくないのは私。
電気をつけて欲しいのは私。
・・・と、いう事で自分で点けましたw
これでもう「もー、電気も点けずにー」って気にしないでいいからスッキリ。

子供が教えてくれてる

子供のために注意してるのではなく、そこは自分が直したい所なのかも。

自分がそこを直したいと思っていて、でも出来ていない。
そんな部分を、子供に投影させて注意している…のであれば!
それは自分の事でっせー!と自分に言って、自分のそこを直す。

子供は親の言うことは聞かないけど、言動のマネはする。といった言葉がありますが、まさにコレ。

小さなことをアレコレ注意したって、口うるさいだけ。
もしかしたら、自分がそれを直す事で子供が変わるかもしれない(そこをゴールにするのは、また違うけど)。
自分の伸びしろを、子供が教えてくれてるんだと思えると素敵。

好きの反対は嫌い…じゃない

とは言え、そんな簡単に直せる所なら苦労しませんよね。
伸びしろと考えて前向きに頑張れることもありますが、「受け入れる」という手もあります。

突然ですが、「好き」の反対語は何だと思いますか?
ちなみに「嫌い」ではありあません。

嫌いという事は気になっているという事でもあるので、好きに近い場所にあるんですよね。変な感じですが。
つまり、好きも嫌いも「気になっちゃう」という事。
なので反対語は「気にもならない」ということで、答えは【興味がない】です。

自分が気にしてる事を、いやだいやだと思っていると、ずっと気になります。
でも、ここを受け入れられれば、「ま、いっか。」となって興味がなくなって、口うるさく注意することも減る。
そんな感じの流れです。

サラッと書きましたが、自分の気にしている部分を受け入れるのは簡単な事じゃないので、とりあえずは、「そういう面もあっていいよね」にしちゃうのがオススメです。

私の場合、とりあえずで買い物をしたり、物事を進めてしまったりする。
それは好奇心旺盛で行動力もあるって言葉に変えてしまえば「そういう面もあっていいよね」と思えます。

注意は大事な事だけ

実際に子供たちに対して、注意した方が良い事って少ないなだろうなとも気付きました。

私の定義は「危ない」と「迷惑」のだけ。

それ以外で口うるさく言ってる言葉は、全部自分に向けて伸びしろに変えてしまうのだー!

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