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この世に生まれてくるときに、やると決めていたこと

仕事についての相談で、占い師の方からのアドバイス。

相方自身、生まれて初めて受けるという占いは、気になる石とカードを選んで、それに生年月日を併せてみて頂くものでした。

彼は、しばらく仕事について悩んでいて、それを私自身、上手くアドバイス出来ずにいました。

その占い師の方、笑顔がとっても素敵なチャーミングな女性なのですが、同時にとても強いオーラを感じる方で、彼が占ってもらってアドバイスを受け始めた当初から、なぜか、涙が溢れてきている自分がいました。

イベントがあるから来て、と竹の家の女将さんに言われたとき、占いもあると聞いて、ぜひ占ってもらいたいと云っていたのは彼なのですが、ひょっとしたら、ここに呼ばれたのは、彼の方ではなく、私自身だったのかもしれない、とも感じたぐらいでした。

そして、彼へのアドバイス。

『もしも、私達が、この世に生まれてくる時に、この身体に入って、こういうことをやるんだ、とその人生を自分が選んで生まれてきているとしたら。

そして、それがもし、今出来ていないとしたら?その違和感を、自分自身が一番感じているのではないですか?』

『本来の貴方は、人の上に立って、人をまとめていくのが好きですよね?違いますか?』

自分は(人の上に立って、周りを引っ張っていくような)そういうタイプの人間じゃない、と常日頃から云っていたけど、あ、いや、でも、そうじゃなかったかも、と思い当たるところが、彼にも私にもありました。

仕事の事で悩む彼に、私が時々、云うのだけれど、でもなかなか伝えられなかったこと、うまく云えなかったこと、それをスバリ、云ってくださいました。

彼が今回の占いを受けて、どうそれを受け止めたのかは、正直、よくわかりません。

彼は、私と一緒に、色々やりたいことがある。行きたいところがある。もっともっとたくさん幸せになってほしいから。そう云ってくれるけれど、私自身は、今、彼と共に生きて、暮らしている、それだけで幸せだと感じていて、そんなに多くを望んでいないし、もちろん、欲しいなと思うカメラやレンズや、フィルムがまた使えるぐらいの経済的余裕があったらいいなとも思うし、二人で行きたいところだってもっともっとたくさんある。

だけれど、私の中で、これからは、自給自足とまではいかないにしても、もっと暮らしをコンパクトにして、お金に頼らない生活をしていきたい、その為にあくせく働かなければいけない都会を離れて、地方へ来たのではないの?とも思う。

彼が目指す仕事を探すなら、地方より都会の方が、断然条件がいい仕事があるに決まっている。だから、そのことも彼には云っていて。この場所に、こだわる必要もないんじゃない?と。私は別に、(動くことは)かまわないよ。というのだけれど、相方は、ここで、やっていきたい。俺は、この場所が好きだと。こんないい環境はないからと。でも、せっかくこんなに素敵な環境的にも抜群な所に住んでいるのに、ただ、時間とお金を奪われて、ここに住んでいる意味がないと。

彼が云うことも最も。でも、自分が考えてイメージしていたことと、彼が目指すところ、彼の本当にやりたことは、ちょっと相反しているようにも思える。そのことをどう折り合いをつけていくのか。

私も、占ってもらったらよかったかな(笑)

今回はイベントだったので、一人10分~15分ぐらいのおためし、という感じでやってくださって、通常は30分からやってくださるそうなので、通常の占いでお願いしてみようかな。

占いって、考えてみれば、私も初めてだったけど、未来がどうなるか、ただそれを占ってもらう、ということではなくて、この先の人生、どうしたらいいかわからない、と迷うときの道しるべを示してくれる、アドバイザーみたいな感じなのかな、と。

そういえば、病気も、我々医療者は、病気を治すのではない、ただ、導くだけだ、その(治っていく)道しるべを示して導いていくだけ、それが仕事だ、とある治療家の方が云われていたのを思い出しました。

『夜に迷う、と書いて、やまい』だと。

『例えば、ガンなどの病気でそれが治っていかないとき、というのは、真っ暗闇の中で、光を見失って道に迷っている状態。でも、身体は、本当は治そうと頑張っているんです、ただ、道がわからなくてさまよってしまっているだけ』なんですと。

医者というのは、そういう状態にある患者さんに、どっちへ進んでいったらいいか、道しるべを示して、身体が治っていく方向へ灯りを灯して、導いていく存在なんです。だから、医者が病気を治すのではなく、正しい方へ導いていくだけです。病気を治すのは、あくまでその本人なんです。その方はハッキリそう云っていました。いわゆる、西洋医学的な治療は一切されない方でしたけれどもね。

導く・・・先日お会いした占い師さんは、身体の病気を導くのではなく、心を導いていく、そんな存在なのでしょうか。

なんとも面白い(といったら失礼かもしれませんが)とても不思議な、そしてとっても嬉しい出会いでした。

でも、ところで、私自身が、やると決めて生まれてきた、そのやりたいことって何なのかなー

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写真は、私達がこの周りの環境がとても気に入ってこの地へ移り住んだ、そんな景色のあるところ。全て、移り住んだ一年目に富士フィルムのKlasseWを使ってネガで撮ったものです。そういえば、しばらくクラッセも使っていないなぁ。ネガフィルムがまだ冷蔵庫の中に眠っているんだけれど、大丈夫かな。色が転びそうで使うのがちょっと怖い(;'∀')けど、そろそろまた使ってみようかな。

九十九島とその入り江だったり、一枚目、表紙の写真は、大村湾の入り口にある新西海橋の眺め。奥に、佐世保鎮守府の遺産である針尾の無線塔も見えています。この大村湾の出入り口となっている針尾瀬戸は、日本三大急潮のひとつと云われ、春と秋の大潮のときには、とても大きな渦潮を見ることが出来ます。橋を歩いて渡ることも出来るんですが、ガラス張りの床から渦潮を見下ろすことも出来て、足がすくみます。また、この辺りは、鯛が、好物の海老を追って、ここから大村湾の中に入ってくるので、タイ釣りのメッカでもあって、この間も竹の家さんへ行くときここを通ったら、釣り船がたくさん出ていました。そろそろ鯛も脂が乗って美味しくなってくる頃かなぁ。

読んで頂いてありがとうございます。ご縁に感謝します。頂いたサポートは、フィルム写真を今後も撮り続けていく活力や、美味しくて身体にも良い食を広めていく活動に使わせて頂きます。