Michiyo Mitsumori

アロマセラピーを学んだきっかけは体の不調から。心身のバランスを整え健康寿命を伸ばすこと…

Michiyo Mitsumori

アロマセラピーを学んだきっかけは体の不調から。心身のバランスを整え健康寿命を伸ばすことを意識するように。アロマアドバイザー、薬膳オーガナイザー資格取得。アロマトリートメントサロン開業。某アロマスクールにてトリートメント講師。現在はアロマアドバイザーとして活動中。

最近の記事

精油えらび 柑橘系(その1)

爽やかでフルーティーな香りは多くの人に好まれます。 精油を買う際に、柑橘系を選ぶ人は多いのではないでしょうか。 いくつか柑橘系の精油を紹介したいと思います。 ミカン科の精油について圧搾部位は果皮です。そのため、残留農薬の心配があります。 オーガニックや成分分析表が付いているケモタイプなど、安全な品質の精油を選ぶことをおすすめします。 香りの揮発度はトップノート。2〜3時間程、香りが持続します。 以下に、主な種類、香りの印象や特徴などをまとめてみました。 スイート・オレ

    • 精油で花粉症対策

      アロマセラピーで緩和 植物の天然成分100%の精油を使った自然療法 アロマセラピーは様々な症状の緩和が期待されています。 スギ花粉の飛散は1月下旬から始まります。 2月に入ると、クシャミ、鼻水、咳などの症状が出る人が増え、5月くらいまで辛い時期を過ごすことになります。 ヒノキ花粉は3月から飛び始め、目の痒みや涙目などの症状が6月頃まで続きます。鼻や目の辛さだけでなく、頭がぼーっとしたり、頭痛、不眠に悩まされたり 日常生活や仕事に支障が出てくることもあります。 これらの不

      • アロマで虫よけスプレー作ってみた

        最近の夏は暑すぎて蚊が少ないような、、、 そんな気がしていたところ、久々に行った実家の玄関前には草木が茂り 待ってましたと蚊が寄ってきた 汗 そこで肌の弱い母にも使ってもらえるよう、虫よけアロマスプレーを作った。 スプレー作りの前に、市販の虫よけ剤やその毒性について調べてみると 蚊が人に寄ってくる理由は?  ・人が吐く二酸化炭素を感知  ・体温を感知  ・人の体のニオイを感知 蚊の目はあまりよく見えないが、触覚が非常に発達していて 人間が呼吸して吐き出される二酸化

        • アロマセラピーが欠かせないものとなった日常

          初めは眺めていただけ 何年も前、今はもう無くなってしまいましたが、行きつけの自然派の商品を 扱った薬局がありました。 ハーブティーや漢方薬などに興味があって、体に良いと聞くと試す。というのが趣味でもありました。 ある時、その薬局で小さな緑色の遮光瓶をみつけました。 それは精油でした。 嗅いでみると、どれも良い香りで欲しくなる。 しかし気軽に買える値段でもないし、使い方がよく分からなかったので その時は眺めていただけでした。 きっかけは必然的 その後、子供を授かり出産。

        精油えらび 柑橘系(その1)

          精油には植物の成分がギュッと詰まっている!

          精油をディフューザーに入れようとして瓶を傾けたとき、出が良すぎて 多く垂らしてしまった!という経験があります。 柑橘類は「さらさら」したタイプがほとんどですので、ゆっくりと傾けて滴を垂らしたら、早めに瓶を立てるようにすると正確に滴数を測れます。 反対に粘度の高い精油は、瓶を傾けてもなかなか出てこないタイプもあり、ちょっとイラッとすることもあります。 そのようなときは、瓶を手のひらで温めるように包み込んであげると、しばらくして瓶をゆっくり傾けると出てきますよ。 質感の違いの

          精油には植物の成分がギュッと詰まっている!

          2種類の香水を作る(用途別)

          オードトワレ編 「ストレス緩和」 と 「集中力UP」  好きな香りでオードトワレを作る ※オードトワレとは香りの濃度の違いです。 濃い方から順に パルファム オードパルファム オードトワレ オーデコロン があります。 濃度の違いはありますが、揮発性の高い香り、揮発性の低い香り その中間の香りをバランスよくブレンドされたものです。 香りの持続時間は パルファム5〜7時間 オードパルファム4〜6時間 オードトワレ2〜4時間 オーデコロン1〜2時間 香り選びについて 自

          2種類の香水を作る(用途別)

          香りと脳と自立神経の関係

          においの情報は大脳辺縁系という本能を司っている脳の深い部分で働きます。 そこでは食欲、性欲、睡眠欲、意欲などの本能、喜怒哀楽、情緒、神秘的な感覚、睡眠や夢など、そして記憶や自律神経活動にも関与しています。 自律神経は環境や感情の変化に合わせて血液循環、呼吸、体温調節、ホルモン分泌などをコントロールしています。 快・不快の本能的な情動と密接な関係があります。 自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は激しい活動時やストレスを感じた時に活性化し、リラックスしている

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          アロマテラピーについて

          精油に秘められたパワー 古代より精油は宗教儀式や埋葬、治療薬などに使われてきた。 植物療法研究のパイオニアは古代エジプト人とされている。 聖書にも精油を使用していることがわかる記述がいくつも出てくる。 神様がモーセに「聖なる注ぎの油」のレシピを詳細に告げているところは非常に興味深い。(出エジプト記30:23) 有名なのは、幼子イエスを礼拝するためにやってきた東方の博士たちが贈り物として捧げた乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)。どちらも同じ仲間のカンラン科の植物の樹脂を

          アロマテラピーについて