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Dance 『彼岸より』 田中泯|名和晃平

山羊座の新月だった 1月11日(木)、田中泯(ダンサー)さんと名和晃平(彫刻家)さんの初のコラボレーションとなる舞台、『彼岸より』を鑑賞しにYCC県民文化ホールへ。 1945年生まれで、今年79歳を迎える田中泯さん。 泯さんの、微細にコントロールされていて有機的な身体の動き、その動きの後には音の残響のような、動きの余韻、或いは気配のようなものが残り、身体の動きの速さ、配置や形を自在に変え、静寂や間を使いながら、空間や時間を変化させているようで、本当に素晴らしかった。 そ

FESTIVAL de FRUE 2023

【FESTIVAL de FRUE 2023】 Hermeto Pascoal & Grupoがブラジルからやってきて久しぶりに出演するっていうから、「これは絶対行かなきゃ!」って思って、まだ外が暗い早朝に家出発して、山梨の上野原から静岡の掛川に車で向かって、FRUEで21:00くらいまで遊んで(しかも最後まで結構踊ってたし…😅)、そしてまた同じルート運転して家に帰るっていう弾丸スケジュールで、11/4(土)だけ参加してきました😆 着いてすぐ、grass stageのほう

ホンマタカシさんの個展『即興 ホンマタカシ / Revolution 9:Honma Takashi』。

東京都写真美術館で開催されている、ホンマタカシさんの個展『即興 ホンマタカシ / Revolution 9:Honma Takashi』へ。 この個展の出品作品の写真は全て、わたしたちが普段使用している、機器としてのカメラを使用せずに撮影されているそうです。 手法としては、自分がいる空間をほぼ完全な真っ暗闇にして、1箇所にだけ小さい穴(1mmくらい)を開けて、そこから部屋に入ってくる光(外の風景)が部屋の内部の壁に倒立状態で写ってきたら、その壁にフィルムを貼り、その光をフ

Sam Wilkes&Fabiano Do Nascimento FESTIVAL de FRUE 2023 PRE PARTY at Dommune

昨夜のDommuneのSam WilkesとFabiano Do Nascimentoのセッション、めっちゃ感動した〜。 先月each story行って聞いた時も、今日のDommuneのときも、Fabiano Do Nascimentoのソロの演奏のとき、演奏はものすごいうまいんだけど、事前に決めたものをただ弾いてるだけのような、なんか彼のそのときの感情とか、そこで感じていることを即興的には演奏している感覚をあまり感じず…すごくニュートラルなんだけど…なんかそれを出せない何

EACH STORY THE ALE 2023

イベント中は運転もあったから飲めなかったんだけど、EACH STORY オーガナイザーの大形純平さんが、イベントの開催に向けて、山梨県の塩山で今年生産したフレッシュホップをふんだんに使って作ったというEACH STORY2023限定ビール、家に帰ってきてから飲んだら、とっても美味しくてびっくりした〜。 鼻を行き来する香りは爽やか、口当たりは滑らかで、苦味はうっすらと奥から響いてくるんだけど、前に出すぎず、でも存在感があって、味全体コクがあるけど主張しすぎない。 バランスが

EACH STORY 2023

9/30(土)〜10/1(日)に、八ヶ岳の麓、標高1300mに位置する野辺山高原に広がる、五光牧場オートキャンプ場で開催された『EACH STROY 2023』。 大好きなアーティスト、The Vernon Springの初来日ライブを実現させてくれて大感謝していることもあり、最終日の10/1(日)から、翌日10/2(月)に撤収作業のボランティスタッフも兼ねて参加させて頂きました。 The Vernno Springの野外でのライブを聞けた時は感無量だったなぁ。 序盤は

『 Dasha Rush - Stone Techno 2023 - 』とヨガ

「 Dasha Rush 」 ふと、なぜか急に彼女の名前が浮かんだので、昨日YouTubeで「Dasha Rush」と検索して、この動画を見たら、一気に引き込まれました。 フロアの一人一人異なるエネルギーを繋げて、分裂を一つに戻していくDasha RushのDJもとてつもなく格好よく、音そのものになって踊っている人たちや笑顔の多さ、オープンさやエネルギー、その繋がりと連鎖が生み出す集合体のエネルギーは増大し広がり続け、その美しくあたたかいダンスフロアのヴァイブスやエネルギ

Picture 37|September 6th,2023

2023年9月6日。今日見た夢。 自宅の居間で誰かと話しているけど、顔が見えない。それが最初誰かわからなかった。畳の上には茶色のクラフト紙に黒い文字が印刷されているフライヤーが10数枚。 初めは見えていなかった、話している相手の顔が見えてきた、、健太郎さんじゃん! フライヤーもよく見ると、出演するDJの名前が記載されていて、そこにも『Kentaro Iwaki』と書いてた。 今日9/6は、2018年に亡くなった友人、尊敬するアーティストである岩城健太郎さんの誕生日。び

The Labyrinth 2022 - Hiyoshi dj set & Imaginary Softwoods live

ラビリンスで最も好きな時間の一つ。 朝方のまだほとんど人がいないダンスフロア。 向かってきた音がそのまま体内を通過して後ろへ通り抜けていったり、 音が肌を滑らかに撫でていったり、音に触れられるような感じがしたり、 音と一緒に自分が伸び縮みするような感覚があったりする サウンドシステムの音響の中 HiyoshiさんのDJを身体全体で浴びるのが大好き。 昨年はこの日だけ日帰りで弾丸で行って、ちょうど着いた時間がこの音源の時間帯だったんだ。 聞いたら、あの日の光景、あの日会

想像することは創造することでもあるんだね

昨日は七夕だった。 僕は育ってきた環境もあって、 「どうせ 〜 だからできない」っていう 諦めることが前提の考え方が染み付いていた。 そうすると、心(目には見えていない現実)で 「自分が諦めてる未来」 を、想像してしまってる。 この場合、目で見えている現実(身体を伴っている現実)でも、 想像したままのことが起きやすい気がする。 きっと気付かぬうちに、諦めた状態のもと、行動してたから、 そのような未来を自分で創造してたんだと思う。 でも反対に、 「自分がそう

MONZA at CIRCUS Tokyo on 12 March 2022

友人のAOKI takamasa君が koheiさんと一緒に 普段大阪で定期開催していて ずっと行きたいと思っていた 【MONZA】が東京で初開催。 DJ陣によって 延々とキープされる リズム と グルーブ キックやベースライン、ハイハットの出入りで上がる声 スネアやクラップに合わせて手を叩く音 それぞれが踊る身体の動き 笑顔 それらが混じりあっていく瞬間の連続 一期一会の体験 いつの間にか当たり前じゃなくなってしまったこの体験が 家での音楽体験と クラブで

Nu Year Aum / Kokenshow(DJ KENSEI + KND + Shoichi Murakami)

今最も観てみたいライブのひとつ、DJ KENSEIさん、KNDさん、Shoichi Murakamiさんによるユニット、【Kokenshow】。 今年の年明けにYouTubeにアップされた『Nu Year Aum』は、ヨガクラスで多くの方にもおなじみのマントラをKokenshowがアレンジ。 直接製作者の方々に聞いたわけではないのでわからないけれど、#528Hzとタグづけされていたので、恐らく癒しの周波数と言われる528Hzで多分作られてるのかな?528Hzは、過度なスト

ジャズ喫茶 いーぐる

1967年から50年以上営業し続けているという、四谷のジャズ喫茶『いーぐる』。 ジャズ喫茶に入るのは今日初めてだったのだけど、このお店の全部が好きだった。 外に適度な音量で流れている、階段への降り口。 階段を降りて扉を開けた時、身体に染み込んでくる音の感覚。 店内で自由に手に取って読める、ジャズに関わる沢山の本。 物腰柔らかく丁寧でさりげなく気の利く、とても感じの良い接客をしてくれる店員さん。 美味しい料理とコーヒー。 お客さんが音に没頭してもらいやすい環境を作る

お花のはなし

各スタジオのヨガクラス教えに行く時、いつも一輪だけお花を買っていって生けてるんだけど、ここ一年くらいかな、週2でお花屋さん通うようになったら、自然とお花に詳しくなった。 お花屋さんにいつもあるお花、その季節ごとに沢山ある旬のお花とかも。ちょっと前はスイートピー、最近はチューリップが沢山売ってる。以前は全くそんなこと知らなかったんだけど。このお花屋さんのお花は生き生きしてるな〜とか、ここのお花はいつもあまり元気がないな〜とか、そんなことも気付くようになった。 スタジオ行く時