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1091/1096【質問回答】婚約相手の浮気が心配、愛が信じられない…

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1091日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。点線以下が本日の話題です

1091日目。今日でいよいよ残5日。われ愛する煉獄杏寿郎は「君が足を止めて うずくまっても 時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない」と言った。

ほんとうに時間の流れというのはひたすらに止まらない。これは残酷なことにも見えるし、ありがたいこととして見ることもできる。

毎日書くとなると、その日のネタを思いついて一生懸命書いて、良かった、書けた、終わった~!と思ってヨロヨロと寝ると、次の朝にはまたまっさらに白紙のページが待っているということだった。そしてその日もなんとかやり遂げる。集中して書いてフラフラになって寝る。しかしハッと起きればまた真っ白のページが待っているのだ。ちょっと待ってくれと思った。なんてことだ!!こんなことを三年も続けられるものか!!と思った。

でも時間の流れは待ってはくれない。同情も手助けもしない。そしてただ淡々と、次の瞬間を、次の一分を、次の一時間を、次の日を、新しい時間を与え続けてくれた。雨の日も風の日も雪の日も”時間”があった。疲れている自分にも怒っている自分にも、どんな自分にも平等に。永遠にわたしを信じ続けてくれているかのように。

君が足を止めてうずくまっていても、時間は流れてくれる。
新しい瞬間を常に与え続けてくれる。
共に寄り添って止まったりはしない。

今も今も今も今も、わたしたちは常に新しい時間をもらい続けている。
わたしたちは誰も、置いてけぼりなんかじゃないんだね。

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本日はこちらのご質問に回答いたしますよ。

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他人のことであれば、すぐに答えが出るのだと思うのです。誰かに「ねえどう思う?わたしの友達、わたしを傷つけたことがあるの。今後も傷つけるかも知れないという疑いが晴れないの。先のことを考えると不安で押しつぶされるほどに怖いのだけど、どうしたらいい?」と訊かれたら、「だったらとにかく離れなよ!」と言うでしょう。

するとその相手は言うのです。「でもわたしは離れたくないの。もう自分を傷つけないかも知れないから。だから不安でも親友だと決めたいの」と。そこであなたは思うことでしょう。「そこまで心が決まっているのなら、傷つけられるかも知れないと覚悟して親友づきあいをするしかないよね」と。

あなたが結婚するのは、なんのためなのでしょうか。
そこを考えてみるのが良いのだと思います。

幸せになろうと思って結婚するのですか。
それとも彼を縛るためなのですか。
一体、なんのためなのでしょう。

それを考えてみることで、見えてくるものがあるのだと思いますよ。今少し一緒に考えてみましょう。

結婚する理由を考えてみたときに、たとえば「彼と一緒にいたいから」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。それならば、「浮気されようが、愛が冷めたと言われようが、一緒にいられればよい」ということになります。でもあなたはそうではないはずです。だから「一緒にいたいから」ではないということですよね。

となるときっと「彼に愛されたいから」と思うかもしれませんが、あなたを愛するも愛さないも彼次第なので、これはもう彼の自由に任せるしかありません。どこにも保証はありませんよね。あなたの結婚の目的が、彼にしかやれないことに依存している、というのはおかしなことだと思うのです。あなたにはどうやっても起こせないことを、目的にしているのですからね。

となったらあとは「彼を愛しているから」と思うかもしれませんが、信頼できずにいて、浮気をさせたくないという束縛で不安で押しつぶされそうな状態で、彼という人を愛していると言えるのでしょうか。それは、愛ではなくて独占欲なのです。

今のあなたはきっと「彼を信頼する」という決断ができないでいるのですよね。となると今選べるのは、「浮気をするかもしれないし自分に冷めてしまうかも知れないと思える相手を人生の伴侶として愛していく」と決めるか、それができなければ「できないと認めて結婚を一旦見合わせる」か、現実的には2つに1つだと思うのです。

ここできっとあなたは「そんなのどちらも幸せじゃない」と思うことでしょう。そしてそれのどちらをも選ばず「疑ったまま結婚する」を選んだとします。でも、今のままの気持ちでいるかぎりは、彼がこの先何年浮気をせずにいてくれたとしても、帰りが遅い、コソコソ携帯を使っている、なんか受け答えが冷たい、そのたびにあなたは疑ってしまいます。

そうなんです。今の状態でなにをどう選んでも幸せじゃないのです。なぜなら、あなた自身の心が幸せでないからです。どうしてあなたの心が幸せでないのかと言うと、「あなたの幸せを彼に預けてしまっているから」です。

彼が浮気をしないでいつづけてくれたら幸せ。
彼が愛してくれつづけてくれたら幸せ。

とこのように、自分の幸せを彼次第にしてしまっているから、おっかなくてたまらないのです。わたしにもその気持がよくわかります。わたしもそうだったからです。

あなたはこれから結婚しようという相手を「彼は自分を幸せにしてくれるか疑わしい」「そんな人に自分の幸せを任せておくのは怖い」と思っているということ。つまりはそこをひっくり返せばいいのです。「彼ではなく自分で自分を幸せにする」「自分に幸せを任せられれば怖くない」ということですね。

このご相談は、「束縛を破った経歴のある人を、どうすれば今後ずっとこちらの束縛に従うことを選び続けるようにできますか」ということなのです。でも、このようなことを目的に結婚するのが良いのかどうかはさておき、そのように自分の都合の良いように相手を動かすことは、残念ながら不可能なのです。

本来は自分の幸せって、自分で握っているものなのです。あなたの幸せはあなたが握っているのです。だからあなたは今すぐあなたの幸せを選べばよいということ。

今見える範疇で、無理なく選べるいちばんの幸せを、自分の意志で選ぶことが第一歩です。自分で「いちばんいいのを選んだ」と自覚をもてる道に行くのが、あなたにとっての正解なのです。

そう考えて今の現実を見渡してみて。いろんな選択肢がありますよね。

◯このまま疑いを持ったままであることに納得して結婚し、彼をどこまで束縛できるのかにチャレンジしてみる
◯浮気の前科がある彼を信じようと決めて結婚し、もしもダメだったら自分の責任だと腹を決める
◯一旦結婚は待って、信頼できるまで恋人のまま待つ
◯彼に「他の選択肢も見たい」と宣言して公認で別の人とも付き合ってみる
◯自分も浮気してみましたドッキリを仕掛け、それで彼が許してくれるのか見てみる
◯彼と別れて心機一転新たな恋人との出会いを待つ
etc...


さあさあどれが一番あなたが楽しそうですか。どれが一番納得がいきますか、安心できますか、幸せですか、覚悟がつきますか、興味がわきますか。

どれを選んでも良いのです。それを自分の責任で自分で選ぶことで、あなたは自分の幸せを自分の手に取り戻していくのです。自分を幸せにする人は、いつもどんな選択も、こうして自分で決めていく人。自分の人生の総監督指揮を、自分で取るということです。

さてここからはわたしの個人的なアドバイスですけれども、結婚って、この世で最も「苦手」で「葛藤する」こととなる相手とするものなのです。つまり、

こちらの執着を見事に刺激してくれる最高の修行の相棒が、伴侶としてご縁のある人なのです。

浮気が心配な人は、浮気しそうな人と結婚します。
死別の悲しみへの執着のある人は、死んでほしくないと心から思うであろうほど愛しい人と結婚します。
お金の不安への執着がある人は、お金の問題を持った人と結婚します。
病の心配に執着のある人は、病気や怪我をする運命をもつ人と結婚します。

ですから、初めから幸せだけを期待してそれだけを目的にすると、結婚ってとても辛いものになりやすいのです。それよりも、このとんでもなく愛憎渦巻く苦しみそうな相手、あるいは気になって気になってどうしようもない相手を、愛していこう、それでも共に進もう、一緒に成長しよう、と考えてみるほうがいい。「この人と一緒になったらなによりの葛藤を味わうかもしれないけど、互いに最高の修行相手としてご縁があったんだな、この人となら大変でも構わないぞ」と腹を決めて結婚するほうがいいです。

そういう意味で、彼はあなたにとって、最高のソウルメイトで、いちばんのご縁のある相手なのかもしれませんね。そう考えてもう一度この結婚についての展望を見直してみて。葛藤が浮き出てきてこそ、良い経験。われわれに人間関係の修行があるから結婚する羽目になるのですよ❤

夫婦になることを通して、それぞれが最たる葛藤を越えて愛を体現し合った男女の間柄は、この世で最も美しいもののひとつだと思います。

あなたの問題を彼に任せず、あなたの幸せを彼に任せず、あなたが選んであなたが決めるということを、一歩ずつ進めていきましょう。あなたは必ずだいじょうぶよー!

さて、今日はここまで。

それではまた、明日ね。


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)