アーティスト心理カウンセラー山口美智代です♪

突然ですがあなたは自分らしくイキイキとした音楽活動ができていますか？
苦しさやつらさを感じていても、仕方なく活動していませんか？
自分のプライベートを犠牲にして活動を続けてしまっていませんか？

わたしも実は3年ほど前まで楽しい活動ができていませんでした。

活動初期はそんなことはなかったのですが、だんだん「周りに置いていかれないように」、「嫌われないように」と必死になって自分を犠牲にして活動を続けていて、毎日自分を責めては苦しい思いをしていました。

そのうちなにもないのに涙が出てくるようになり、生きる希望をなくしてしまいました。
音楽どころか人生も辞めてしまおうと思ったくらいです。

そんなわたしが、流行病をきっかけに心理学やカウンセリングを学び、自分に自信を取り戻し、この状況下でも自分らしく生き生きと音楽活動ができるようになりました。

そして2021年にはアーティスト専門のカウンセラーとして活動をスタートできるようになりました。

「最近活動が思うようにいかなくて生きづらさを感じている」
「また最初の頃のように笑顔でワクワクした活動をしたい」
そんなあなたに、まずやってみてほしいことがあります。

それは…
いまのあなたをしっかり見つめてあげることです！

どういうことか、もう少し詳しくお話ししますね。

あなたがいま見つめているのはなにか？

活動が楽しめていない、それどころかプライベートもなんだかつらい、息苦しい。

そんなふうに感じている人は、実はいまの自分の体調やこころの状態をしっかり見つめてあげられていないのです。

ふと気づいたら過去の出来事に悩まされたり
未来に漠然とした不安を感じていたり
自分どころか他人のことばかり考えてしまっている状態。

特に繊細なアーティストさんは考え方や価値観の軸が「自分」ではなく「他人」になってしまっている可能性があります。

自分にきちんと軸がないと心が不安定になってしまうので、生きづらさを感じやすくなってしまうのです。

アーティストさんこそ軸がしっかりしていないと、いくらいい曲を作っても届くべき人に届きません。

そのためにまずはしっかりといまの自分の状況を見つめてあげましょう。

あなたの現状チェックリスト

とはいえ「どう見つめてあげたらいいのかわからない…」と思うので、チェックリストを作りました。
当てはまるものがないか確かめてみてください。

１、こころの状態編

①共演者・スタッフさんの顔色をいつも気にしている
②リハーサルやレコーディングなどで自分の要望、意見が言いにくい
③演奏後、自分にダメ出しをするのが癖になっている
④なんのために音楽をやっているのかわからなくなっている
⑤ファンやミュージシャン仲間から嫌われないようにどうしたらいいか考えている
⑥ライブやリハーサルなどで不穏な空気になると自分のせいだと思ってしまう
⑦原因はわからないが生きづらさを感じる

２、からだの状態編

①最近なんだか体調が悪い・疲れやすい
②食欲が湧かないor暴飲暴食気味である
③夜眠れない、寝つきが悪い
④ふと涙が出てくることがある

いかがでしょうか？
当てはまるものや近いものはありましたでしょうか？

まずは「良い悪い」を判断したり、「早く解決しなきゃ」と焦らずに
「自分はいまこんな状況だなあ」とありのまま受け入れてみてください。

チェックリストのポイント

こころの状態リストに1つでも該当すると感じた方は、以前わたしが書いたHSPやHSS型HSPの気質を持っている可能性もあります。

この気質の特徴を知っているだけでも気が楽になりますし、具体的な予防対策ができるので、気になる方はぜひ読んでみてください。

今後の記事でこれらの具体的な予防対策なども綴っていく予定です。

また、からだの状態リストに該当した方は生活習慣を見直してみるだけで改善される場合があります。

もしお休みをきちんと取れていないようならしっかりと休み、音楽活動以外の趣味に没頭したり、自然のある場所にふらっと行ってみたり、散歩など軽い運動をしてみてください。

思い悩んでいるときは呼吸が浅くなっていることもあるので、いつもより意識して深呼吸をしてみるのもオススメです。

③や④がひどい場合は医療機関などを受診することも検討してみてください。

まとめ

悩んでいるとき、息苦しさを感じるときはまず、自分のいまの健康状態や思考パターンに気付けることが大事です。
これがわかるだけでも予防と対策を考えやすくなります。

「苦しくてつらい活動」から抜け出すために、まずはこの一歩を踏み出してみませんか？

今日はここまで。

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