ミーコ

三人家族。子どもはセブンティーン * 閲覧ありがとうございます * 一期一会を楽しみます

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おしらせ

1つめ このごろnote町を留守にすることが多くあります、、 お留守番を写真の子、に頼んでいます。 2つめ 記事を整理しました。 スキ、ありがとうでした。 3つめ またここで会いましょう。 ときどき、書いてくれたものを読みにきます。

    • 19年ぶりに働く、49歳

      わたしは49歳。 19年ぶりにアルバイトの研修中。 そんなわたしがなぜバイトを始めたのか? きっかけになったことを書いてみます。 初めに 長いこと家にいて家事や育児をしてきたので、正直外に出るのが不安でした。 働けるのか? 体力・気力問題もさることながら自分自身に自信がなくて。 かぞくを優先する暮らしが長くなり 気づけば自分のことは常に後回しにしてきました。 だけどそろそろ自分を優先する暮らしにシフトしておかなければ、 誰かのせいにしたり、 子泣きじじいのようにかぞ

      • (読書)図書館のお夜食

        原田ひ香さんの作品は、サンドの女以降も数冊読んだのですが、noteに綴ることはしませんでした。 財布は踊る、三人屋、彼女の家計簿、どれも良作でした。 * 舞台は図書館、それも夜だけ開館する会員制の図書館です。 そこで働くひとたちそれぞれが語り部となり一章ごとにものがたりは進みます。 また図書館を利用するお客様も、ものがたりにいろどりを与えてくれます。 なぜ夜だけ開館するのか、 なぜ有料なのか、 働くひとはどんなひとたちなのか、 どんなひとが集うのか。 ぜひお手にとっ

        • (読書)水車小屋のネネ

          津村作品で最長のものだと、後書きにありましたが、確かに分厚い。 わたしはデビュー作からほぼ追っかけているのですが、これまでで一番読みやすいのではないかとおもいました。 この作品は40年間にわたる、ある姉妹のものがたりです。 18才の姉が8才の妹と家を出て生計を立てる、 ファンタジーと言ってしまえば、身も蓋もないのですが、 心のどこかで『もしかしたらこの姉妹は実在しているのでは』とおもわせる力があります。 また津村さんの子どもの描写のうまさが存分に発揮されています。 *

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        おしらせ

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        • 読書つづり
          21本

        記事

          ねこさんインスタデビュー

          ねこさんが亡くなり三週間が経ちました。 はやいような、ながいような、ふしぎな感覚です。 訪問火葬をお願いしたのですが、骨あげは行わずお任せして提携されているお寺に奉納していただけることになっていたのです。 そしてその事実は、突然わたしたちに知らされました。 お寺の、Instagramです。 その前にお預かりしました。とお寺さんからお手紙をいただいていたのですが、 オット、そのお手紙にあったインスタのアカウントを時々覗いていたそうなのです。 火葬の際、遺影としてお預けした

          ねこさんインスタデビュー

          はじまり、はじまり

          3月の猫の日に愛ねこが旅立ちました。 18歳6カ月と17日でした。 彼女はスコティッシュフォールドという種類のねこでしたが、たち耳で白と黒のはちわれ。 いわゆるスコッぽくないのもわたしたちが愛した特徴です。 また尻尾が短いからなのか?彼女は表情が豊かで愛情深い性格でした。 スコティッシュフォールドの平均寿命は長くて13年ですからかなりのボーナスタイムをいただきました。 それにこのコロナ禍でしたから。 おうちで過ごすことが増え、ねこともともに過ごす時間が多くありました。

          はじまり、はじまり

          +2

          春ほど掃除に励むときはないね

          春ほど掃除に励むときはないね

          (読書)ひとまず上出来 ジェーン・スー

          ジェーン・スーさんの「ひとまず上出来」を読みました。 前に読んだ「おつかれ、今日の私」とは全く違う趣。 パワーに満ちた歯切れよい言葉たちです。 わたしが気になったのは「心理テスト」 ジェーン・スーさんは友達に教わったそうで、やって「うーん」と考え込んでしまったそうです。 うろ覚えで書いてみますね。 あなたは家にいて、赤ちゃんが泣き始めました。 すると電話が鳴り始め、ドアチャイムのピンポンが聞こえます。 さらにお風呂の水が出しっぱなしになっています。 間の悪い時に急にトイ

          (読書)ひとまず上出来 ジェーン・スー

          (読書)ようこそ、ヒュナム洞書店へ ファン・ボルム著

          ファン・ボルム著 「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」という作品を読みました。 「あなたの書く文章は、あなたにどれくらい似ていますか?」 ものがたりの中盤、ヒュナム洞書店企画の「トークイベント」で店主・ヨンジュが作家へインタビューする〈質問〉として考えた項目。 興味深い質問です。 ひとの書いたものを読む時、わたしは無意識に「そのひと」をイメージしながら読んでしまいます。 作家の作品でもnoteでも たいていは、相手をよく知らないので、文章からイメージを膨らませてしまいます

          (読書)ようこそ、ヒュナム洞書店へ ファン・ボルム著

          (映画)舞妓はレディ

          ミュージカル仕立てになっており、大人から子どもまで楽しめます。 今から9年前の作品でヒロイン春子役の上白石萌音ちゃんは、当時16歳。 わが家のDK(男子高校生)と同じ歳ではないですか! まずそれに驚きます。 春子の表情にあどけなさと田舎くささがあるのですが、演技ではなく、お年頃でしょう。 そんな萌音ちゃんがとてつもなく愛らしい。 この点だけでこの映画を観る価値があるとおもいました。 ものがたりは、春子が芸事を「なにひとつできない」ところからスタートするのです。 が、実際

          (映画)舞妓はレディ

          (読書)かぐや様は告らせたい 赤坂アカ

          かぐや様は告らせたい。 あらすじを説明することが無粋に思うほど有名な作品です。 高校生活あるあるを中心軸にギャグと恋愛をまぶして、かわいい包装紙とリボンで飾ったようなお話し、ですよね?(これでわかる?) 登場人物には、おのおの背負うものがあるのです。が、微塵も感じさせず。 『この子はこういう子なのねー』と、脳内である程度固まったころに、不意打ちでそっと差し出されるエピソードに、毎度『この子にこんな過去が!!』となりました。 気になる最終巻は、シリアスな雰囲気からスタート

          (読書)かぐや様は告らせたい 赤坂アカ

          (読書)わたしたちに翼はいらない 寺地はるな 

          寺地さんの本を読むのは、これが初めて、新聞の書評で知りました。 登場人物は元同級生のリコ、アカネ、ソノダと他数名。 彼らは30代前半でトカイナカに住んでいる。 偶然の再会。 関係にかつての「学校」カーストが残っていた、卒業してから10数年経つというのに。 リコの仲間は、カースト上位に君臨していたため、「あのころ」に思いを馳せ、自分たちは「輝いていた」「最強だった」と酔いしれる。 それはまるでいつまでも大人にならない、なれない人たちのあり方。 アカネとソノダは、カースト

          (読書)わたしたちに翼はいらない 寺地はるな 

          (読書・映画)ヲタクに恋は難しい・ふじた

          「ヲタクに恋は難しい」 この作品をわたしに教えてくれたのは、松坂桃李さんです。 ずいぶん前のインタビューで、松坂桃李さんがおすすめ漫画として「ヲタクに恋は難しい」をあげられており、 実写化したらぜひ「蒲倉先輩」を演りたい、とおっしゃっていました。 漫画は、どこから読んでもやめても大丈夫な内容なので、読みやすくおすすめです。 ヲタクのはなしではありますが、多くを知らなくても全然ついていけますのでご安。 映画は、タイトル通り「ヲタクに恋は難しい」に焦点を絞った内容になっていま

          (読書・映画)ヲタクに恋は難しい・ふじた

          (読書&ドラマ)初恋、ざらり

          初恋、ざらりとは テーマは、「軽度知的障がいの女性の恋」 見どころと魅力 漫画、ドラマともに見どころは、障がいのある当事者とまわりのひとの様子をリアル伝えていることです。 また、主人公が『成人』であることもポイントです。 またわたし自身に境界知能&自閉症の子どもがいることにも関係するとおもいます。 漫画とドラマ 原作のあるものは、その世界観と乖離してしまいがちですが、ドラマ「初恋、ざらり」は完成度がとても高く、乖離度は少なめです。 原作漫画の「アリサちゃん」も

          (読書&ドラマ)初恋、ざらり

          (読書)月夜の散歩 角田光代

          角田光代さん。 デビュー当初からずっと、遠くから応援している作家さんのひとり。 昨年、角田さん訳の源氏物語を読んで、とても読みやすくてよかった。 角田版源氏物語は、「平成」の匂いを感じた。 * 少し古い作品、「月夜の散歩」。 雑誌オレンジページの連載だそうで、10年も続いていて、単行本はシリーズでこれが3冊目だそう。 飼い猫のトトさんがとてもかわいらしく、作中にもたびたび登場していて目尻が下がる。 わたしの知る角田光代さんは、20-30代 偏食のためにお肉しか召し

          (読書)月夜の散歩 角田光代

          (読書)おつかれ、今日の私。 ジェーン・スー

          ジェーン・スーさん。 友人は、彼女を「時のひと」と呼ぶ。 わたしは、時のひと、というブームでは終わらないひとのようにおもうがどうだろう。 * スーさんのエッセイを読むのは、今回が初めてかも。 以前、「生きるとか、死ぬとか、父親とか」を読んだけれどあれはエッセイというよりものがたりだとおもう。 今作品は、時はコロナ前からコロナ禍。 だからか、前半と後半の語り口調や内容がずいぶん違う。 あとがきによる『後半』は、労りの気持ちを込め、読み手の隣に座っているような、背中をさすっ

          (読書)おつかれ、今日の私。 ジェーン・スー