マガジンのカバー画像

Grand Teachers アーカイブス

104
昔の記事を再アップしていきます
運営しているクリエイター

記事一覧

【アーカイブス#106】角を曲がればいつも新しい何かが待ち受けている。デヴィッド・ド…

1971年、アメリカの非営利法人のCorporation for Public Broadcasting(アメリカ公共放送社)に…

3

【アーカイブス#104】なぜ今「A Hard Rain's A-Gonna Fall」なのか。イライザ・ギルキ…

いろんなところでもう何度も繰り返してしつこく書いているが、ぼくがフォーク・ソングに夢中に…

3

【アーカイブス#103】ジ・アザー・フェイバリッツ*2020年5月

昔と違って最近はぼくも YouTube で音楽を聞く(見る)機会が多くなった。YouTube で見たいミュ…

3

【アーカイブス#102】やきいもから10年。シモーン・ホワイトの新しい歌。*2020年4月

シモーン・ホワイト(Simone White)。彼女の2009年のアルバム『Yakiimo/やきいも』と2012年のア…

5

【アーカイブス#101】ワンダーどころかワンダー・フルなボニー・ライト・ホースマン。…

「This album is a wonder」 きっかけとなったのはぼくの大好きなアイルランドのシンガー・ソ…

5

【アーカイブス#100】トム・ラッセルの50年の歴史。深く豊かな世界から学ぶことがいっ…

最近トム・ラッセル(Tom Russell)が作った「マンザナール/Manzanar」という歌を日本語にして歌…

3

【アーカイブス#99】ジャスティン・ラトレッジの高く澄んだ歌声が運ぶ長く続く道の詩。*2019年12月

一年に二、三度ぼくがライブをやらせてもらう東京のお店に御茶ノ水のWoodstock Cafeがある。つい最近、今年2019年の12月にもそこでライブをやらせてもらった。Woodstock Cafeの店主の阿部俊典さんはアメリカやイギリスのシンガー・ソングライターのアルバムのコレクターでもあり、お店に行くといろんなミュージシャンの新しいアルバムや珍しいアルバムがたくさん並べられている。それらを確かめるのもぼくにとってはWoodstock Cafeに行く楽しみのひとつとなっている

【アーカイブス#98】冷たい世界をあたたかな炎で包むジョナー・トルチンの歌。*2019…

『Fires For The Cold』、今年2019年9月にリリースされたジョナー・トルチン(Jonah Tolchin)の…

2

【アーカイブス#97】ジェスカ・フープ*2019年8月

今年2019年の夏にリリースされたジェスカ・フープ(Jesca Hoop)の新しいアルバム『Stonechild』…

2

【アーカイブス#96】バハマスはアフィー。カナダとフィンランドとバハマと日本が繋が…

「ヘイ、ゴロー! 今夜は大阪にいる。明日が東京で、それからいなくなってしまう。東京にいる…

5

【アーカイブス#94】間近に迫ったジュリアン・ベイカー二度目の来日公演。*2019年2月

若くてすごいアメリカの女性シンガー・ソングライターがいると大きな話題になっていることを知…

3

【アーカイブス#93】何としても見たい、2019年3月のジョン・グラントの東京キネマ倶楽…

ぼくが今最も注目しているシンガー・ソングライターの一人、ジョン・グラント(John Grant)が来…

3

【アーカイブス#92】2018年9月末にブルース・コバーン奇跡の来日公演*2018年10月

今年 2018 年の 9 月末、ブルース・コバーンが日本にやって来て六本木の東京ミッドタウンにあ…

5

【アーカイブス#91】歳を取って歌い続けることの楽しさと素晴らしさが伝わってくるジョン・プラインの最新アルバム『赦しの樹』*2018年8月

1960年代の半ば、中学生の頃にぼくはアメリカのフォーク・ソングに夢中になり、その中でも特に興味を覚えたのは自分で新しい歌を作って歌う人たちだった。ボブ・ディラン、トム・パクストン、エリック・アンダースン、フィル・オクスといった人たちで、当時彼らのことはフォーク・シンガーと呼ばれることが多かった。やがて時代は1970年代になって、60年代のフォーク・シンガーたちと同じように、新しい歌を作り、ギターを抱えて歌う人たちが次々と登場してきたが、彼らのことはいつしかフォーク・シンガー