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恋について考える深夜12時

前回投稿した2つの記事、ひとつは不倫はよくない、もうひとつは不倫をまるで悪としない表現をしていたが、やっぱり不倫はよくない。ただ、作品で不倫を扱うにあたっては特に激しい嫌悪感は抱かない。
と、いうのも不倫に縁がないからそうおめでたいことを呑気に言えるんだろうな、と。
両親が不倫をしていたら悲しさのあまり、そんなこと言ってられない。
私自信、既婚者と恋愛したことはない。
そもそも既婚者と進展することがない。それよりもまず、既婚者を好きになった経験がない。
と、言ってられるのも今のうちかもしれない。
歳をとる。周りはどんどん結婚する。
年下キラーならまだしも、歳が近い人と恋愛をするなら、好きになった人がたまたま既婚者、、、という可能性も高まる。
既婚者を好きになったのではなく、好きになったのが既婚者なんだろう。
どうしようもないことを言わせていただくと、運が悪かったんだろう。
ええ、恋愛って運なの?やってられない。
少なくともバレンタインデーにこんなこと考えてはいけない。
と話している間に日にちをまたいでしまった。


恋とは何か?
星野源は、恋は不思議なものだ、と歌っていた。
(不思議という曲があまりにも好きなので、また別の機会に語らせてください)

現在読み進めている『20代で得た知見』では、

好きって美味しいものを一人で食べた時、あの人にも食べさせたかったなと思えることだと思っています。
同じ感動を同じ場所で感じたいと願うこと
少しでも眠らせてあげたい、気持ちよくさせたい

と書かれている。
素晴らしいものを共有したい、相手に優しくしたい、という感情が恋。なるほど。わかる気がする。


恋愛と性欲は別なのか、と考える。
10代の頃は好きったら好き!と純粋だった。
お付き合いの向こう側の世界までは考えることはなかった。

恋人と体の繋がりが全くない上でお付き合いができるだろうか?
持病などの関係で、その点を考慮しなければいけない場合ももちろんあるが、相手が性に対して淡白でも、満足してやっていけるだろうか?

好きな人と繋がりたいのか、繋がったから好きなのか。
ここの曖昧さをうまく線引きできる人も世の中にいて、私はそういう方々を尊敬している。嫌味じゃないよ。だって、絶対楽だよね。心が。

セフレという関係の築き方がある。
この関係に恋愛感情は存在しないらしい。ほんとかなあ。
最近はソフレ、キスフレというもの(添い寝、キス)も存在するらしい。
そこまでくると、恋人の定義が難しくなる、、、。

こっちむいて!みい子という、少女漫画がある。
小学5年生の主人公、みい子の友人、ユッコのセリフがあまりにも名言である。
みい子が友人とセックスについて話をするシーンがある。
なんでそんなことするんだろう、気持ち悪い、というみい子の素朴な疑問にユッコがこう返す。

好きな人には触れたくなる。手を繋ぎたいとか。そういったずーっと先にあるものが、セックスなんじゃないかな

(ユッコは控えめな性格なので、セックスの部分をかなり声を小さくして言っていた)

ユッコ、精神年齢高すぎん?
人生何周目?

でもこれ、共感できる。
好きな人には触れていたい。
体温を感じたい。
抱きしめたいし、キスもしたい。

友情にはない感情だろう。

キスをしたいと思うのは性欲が強いが故か?
必ずしもそうではない、と思いたい。
恋愛と性欲は、ほんっとうに隣り合わせでごちゃまぜになりそうでならないような、なる人はなるし割り切る人は割り切れる絶妙な距離感に置かれているのだろう。

好きでいられるだけで満足なピュアなお年頃が過ぎ去った今、人肌を感じられるのなら、感じていたい。
しかし、誰でもよくはない。そんな通り魔殺人鬼みたいなこと言わないよ。

愛があるかわかる。触れていると。
見えないものを感じるのは難しいし、違いを説明するのも悩ましい。
事後の行動云々ではない。
そういう話は佐伯ポインティ先生に聞けば良い。

触れたい、がひとつの目安だとわかったところで、そろそろ寝なくてはならない。

余談だが、恋かどうか判断するひとつの目安として、

その人を作品にしたくなるか

というものがある。これは私が編み出した。

絵にしたい、小説にしたい、曲にしたい。
自分の中のアーティスト精神が揺さぶられるかどうか。

なかなかいい判断材料だと思います。
参考にしてみてください。

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