日本郵便のオリジナル切手作成サービスをご存知だろうか？

オリジナル切手作成サービス - 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)

文字通り画像を送るとオリジナル切手が作れるサービスで、以前から気にはなっていた。
絵ごころがあれば、自分のオリジナルイラストで切手作成も可能だが、残念ながら持ち合わせていない。
まあ、でも写真さえアップすればというところで申込を進めていくと壁にぶつかる。人物が写っている場合は、名前、住所、生年月日が必要になる。
これは、結構高いハードルで、例えば飲み会の集合写真で切手を作ろうとなると、1人1人の個人情報が必要となる。

とはいえ、オリジナルな切手が作れるというのは、魅力的である。

しかし、その壁を一気に超えるエネルギーを与えてくれる事件が起きる。
会社で一緒に働いていた請負会社のインド人の一人が請負会社やめてインドに帰るという。
もう5年以上の付き合いで、なんならいろんなところに一緒に行ったので、写真ならたくさんあるのだ。

これは最後のチャンスかもしれないと思い腰をあげてLINEで個人情報を聞き出して切手作成を申し込んだ。膨大な写真の中から切手候補を選んで申し込んでいくのは楽しみであり、骨が折れる作業だ。

もう一人別のインド人がそれはいいサービスだと褒める。
インドでは、偉人か王様しか切手にならんと言う。
日本ではキティちゃんも切手になるのだが。

そしてあと１か月ほどで彼は日本を離れるのだが、切手が届くのに３週間はかかるという。

彼の帰郷までに届けられることを切に願う。

切手は日本でしか使えないのは玉にキズであるが故郷で虚栄心を満たすアイテムとしての働きはしてくれると思う。