「旅先で出会う海外の人は『わかりあえない』ことが前提だから、1つでも気持ちが通じあうとすごく嬉しい。

逆に日本人同士は『わかりあえる』と思っているから、わかってもらえないとイライラしてしまうんだよね」

南米を旅していた時に知り合った、日本人の言葉。7年経ってもよく思いだす。

みんな、「わかりあえない」が前提だって思えたら、きっとすごくポジティブになるのにな、と思う。人ってそれぞれ違うんだから、意見の同じ人がいるなんて希少で幸せな事。でも同じだと思ってた意見だってよくみてみるとまったく一緒なんてなくて、それぞれちょっとづつ何かニュアンスは違ってて。

「わかりあえる」「みんな一緒だ」なんて理想なのに、それが当たり前だと勘違いしてしまうから、いざ現実を見た時に受け入れない人が出てきてしまうんだろう。

「みんな一緒」なんて理想。個々人それぞれ、みんな違うことをベースにしたら、もっと楽に生きられるはずなのに。

理想から現実を見ると、期待していた分落ちこみも大きい。現実を見て、たまに理想に近づいた時ハッピーって思っていた方が、もっとヘルシーに生きられるのにな。

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