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週刊 深読|「神時間力」week3

私が所属するコミュニティ「自分軸手帳部」で、一部の部員さんが取り組まれているのが、書籍×手帳で本からの学びを実践するというもの。
これを「深読」と呼んでいます。
そんな個人的な「深読」の1週間の取り組みや、気づきをお伝えするのが「週刊 深読」。

今月は「神時間力」

9月は「神時間力」(星渉・著)の深読に挑戦中です。

▼先週の取り組みはこちらから。


今週の取り組み

本書での「時間の神の教え」は全部で27個。
実践ワークシート(※)を片手に、本を読み進めながらワークに取り組んでいます。

※:このワークシートは、本書ときちんと向き合った人のみがある入手方法に気づける、という仕組みになっています。そのため、著者のお気持ちを尊重して、「どうやったら手に入るのですか?」という質問にはお答えしかねます~悪しからず!

さて、今週掘り下げることができたのは、「時間の神の教え16~18」

・・・実は、娘が流行りの病にかかりまして。
予定外の対応に追われ、全然深読に熱中できなかった……!

ワークシートにもなんとなく書き込んだだけで、手帳へのポイントのまとめなどもできていないのですが……そういった状況でも、学びになるエッセンスがありましたよ!

◎今週の「グサリ!」TOP3

TOP3といっても、そもそも今回は3つのワークにしか取り組めなかったのですが(笑)。そのどれもが良かったので、1つずつ順番にご紹介。

●時間の神の教え16:
気になったことは即メモして、仮完了させろ。

前回も紹介したのが、本書に登場する以下の公式。

得られる結果(ゴール)=投資した時間×行動レベル

この「行動レベル」を上げるためのメモ活用術が、今回の教えです。

方法は非常に簡単。
何かに取り組んでいるときに頭によぎったあれこれをその場でとりあえずメモして、後は元々の作業を続ける、というだけ。とりあえず紙に出してしまうと、脳は「完了した」とみなして目の前の作業へと注意を向かわせることができるというんですね。

実はこれ、私が受講しているWEB心理学講座の講師・希恵さんもオススメしていた方法でした。

・コーヒーが飲みたいなぁ
・眠い
・○○さんにメールしなきゃ!
・あ、Aの話が登場したぞ。そういえばBについても調べようと思ってたんだ

などなど、思い浮かんだことや何気ないつぶやき、何でも書いてOKなんですって。

ということで、早速実験することに。
昨年末に購入して結局挫折した、横長ノートをPCの手前に広げながら作業してみたところ……効果てきめんだったんです!

挫折した過去の手帳をPCの手前に開いてメモ帳代わりに……

まず驚いたのが、頭にふと浮かぶ思考の量。書き留めてみると、「こんなに思考を中断されているんだ!」と気づかされます。
さらに、「活発性&達成欲」という資質を上位に持つ私は、普段だったらそれらが頭に浮かんだ瞬間にとりあえず片づけてしまおうと、衝動的に動き出していたことでしょう。

が、メモに書き留めるだけで忘れないことに安心でき、さらに「私が今集中すべきものはこっちの(=もともと取り組んでいた)タスク」と立ち戻れるので、グンと集中力があがる

このメモ、想像以上によかったので、PCのサイズに合わせた専用ノートを早速購入。(仮で使った手帳は、15インチに対応した大きさだったので少々大きくて……私のPCに対しては少々邪魔だったんですよね)

薄型ノートなので、手帳の間に挟んで持ち歩きやすいのも◎!


●時間の神の教え17:
事前にトラブルを予測して書き出す&対処法を事前に決めておく。

急なトラブルや想定外の出来事に襲われると慌ててしまい、行動レベルが落ちる私たち。

そこで推奨されるのが「障害プランニング」

・トラブルが起こる前に起こりうる事態を想定する
・それに対しての対応をルールとして決めておく
・メモして書き出し、目につきやすいところに準備しておく

確かに、障害プランニング=問題そのものが一瞬にして解決されるわけではないのですが……初動が決まっているので慌てて取り乱す率は下がり、プランニング済みのアクションを取っている間に次の行動を冷静に考えられるんですよね。

さらに発見だったのは、自分が冷静でいられない状況には完全なるパターンがあるということ。

・組んでいた予定が乱された時
・(私から見ると)敵意や、(私とは相容れない)正義を振りかざされた時

ってことは、備えもパターン化できるはず!ほほ~う。

教えに従って、PCの片隅にもマステで障害プランニングをペタリ!

ちなみに本書に出てくるトラブル例はこんな感じ。
あなたにとっての「障害プランニング」のご参考に。

・重要なデータがなくなる
・急な打ち合わせが入る
・同僚の仕事を手伝わされる
・長電話につかまる
・体調不良になる
・親、パートナー、子どもが病気になる
・担当外の仕事を依頼される
・休日出勤をお願いされる
・上司からパワハラされる
・重要な仕事に集中することができない


●時間の神の教え18:
目標を近く感じる単位で残り時間を管理せよ。

……これ、経験上共感する人も多いのでは。

実際私も、この「デイリー・メトリクス」とやらを知る前から、昨日で年内残り100日になったのを機に「100日チャレンジ」を始めました。

「残り3カ月とちょっとだよ!」といわれるより、あと100日としたほうが切迫度が上がり、細かなアクションをプランしたり、マイルストーンを設定したりしやすくなる。

常に「あと●日」「あと●分」と考えることは、自分を追い詰めストレス過多になるのでは、とも一瞬心配したのですが……いやいやそれは現実であり命を意識するうえで建設的で必要なこと。さらに「行動レベルを上げる」ことにフォーカスすると、おそらく「追い詰められる」よりも「有意義に過ごせた」ことへの満足感が上回るはず!なんですよね。

おしまいに

冒頭でもチラリとお話ししましたが……今週は子どもの体調不良に見舞われ、予定を常に組み替えながら走った日々。
ですがその分、時間の神の教えが少しずつ自分に馴染んできているのかも、と感じられる1週間でもありました。

障害プランニングで準備した「体調不良時には前日にPLAN B」で対応できたし、「何を目指してるんだっけ?」と自らに問うことで、目先の利益だけに縛られることもなく、片っ端からとにかく片付けるということもせず、より重要な自分との約束を守ることに注力して過ごせた――。

本来目指していたパフォーマンス総量よりは少なくても、重要なものを取りこぼしていなければ、充実感と達成感を得られるんですね!

「神時間力」の深読も、残すところあと1週間。
何とか仕上げたいと思います!

▼自分軸手帳はこちら。自由度高く今回の「深読」にも活用しやすいです◎

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